株価暴落時にあえて「落ちてくるナイフをつかみに行く」投資法もあり!と思う理由とは?

 「落ちてくるナイフはつかむな」という相場格言があります。暴落の途中で買ってはならない。株価がちゃんと底を打ったのを確認してから買いを入れるべきであるという意味ですね。
 英語では“Don’t catch a falling knife.”(わかりやすい英語ですね!)

ただ僕はこの格言にかなり疑問を感じてます。むしろ「落ちてくるナイフ」はつかみに行くのはありと感じています。なぜそう感じるのか?

今回は、コロナショック時にたーぼうが実践したQQQ(Nasdaq100連動ETF)の取引を実例に説明します。

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コロナショック時にQQQで”落ちるナイフ”をつかみに行った結果は?

 下記チャートは2020年2月~6月ごろのQQQのチャートと実際私がどのタイミングでQQQを購入したかを示したものです。

QQQは2/19に$237の高値を付けてその後急落を始めました。株価は3月頭に一旦持ち直しすものの再度急落。最終的には3/23の$164付近が底になります。

 2/19~3/23の間が「落ちるナイフ」の期間に該当しますが、私はこの間3回「落ちるナイフ」をつかみに行ってます。

Trading View社提供をチャートを基に、コメントを追加しています。2020/2-6月のQQQチャートと購入履歴

 結果はどうなったかと言うと私の場合、他の期間が$200以上でしか買えなかったのに対し、「落ちるナイフ」の期間内では平均$178.6のバーゲン価格でQQQ買うことができました

ちなみに2024/6/19のQQQの株価は$451.75なので倍以上になっていますね。(もっと買っておけばよかった!)

「落ちるナイフ」を掴まない場合はどうなっていたか?

 落ちるナイフを掴まなかった場合、少なくとも2/19~3/23までは買えなかったわけですが、実際には3/23に明確な底打ちのサインが出たわけでもないので、少なくとも明確に上昇し始めた4月中旬までは買えないと思われます。

 さらに用心深い人は5月まで買えないのではないかと思います。当時は「2番底来るぞ」って巷でかなり言われてましたからね。

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「落ちるナイフをつかみに行く」場合の注意点とは?

 今回のコロナショックでのQQQの購入は結果オーライだったかもしれませんが、今後またあえて「落ちてくるナイフをつかみにいく」場合に、気を付けるべき点は何でしょうか?以下に3つ書いてみました。

1,いきなり全力買いをしない。期間を分けて少しずつ買う。

 上記例では本来ならば3/23に全力買いするのが最も理想的な買い方ですが、それは少なくとも僕には到底できない神業になります。でも例えば、投入可能資金の10%ずつ時期をずらして買うことならできます。

 なお、コロナショックでの下落期間はQQQで1か月程度と短かったですが、過去の暴落の中でもコロナショックの暴落期間の短さは異例でした。次の暴落はもっと長期間続くかもしれません。

 投入資金を何回にわけるのか?と、資金投入の間隔をどのくらい空けるのか?。この2点の検討が極めて重要になってきます。

2,購入銘柄選びは慎重に。

 コロナショック後、個別株の中にはその後も株価が長く低迷するものもありました。(エネルギー関連、高配当ETFとか。但しこれらの株も時間をおいて上昇し始めましたが。)

手堅いのはVOOやQQQなどのインデックス系ETFかと思います。

3,暴落の原因と株価復活の見込みがあるかを考えてみる。

 今回の暴落の直接の下落要因はコロナウイルスの全世界的な蔓延だったわけですが、もし将来人類がコロナを必ず克服できると信じられるのであれば、暴落時であってもより確信をもって買えたはずです。

 暴落時であっても、株価が元通りに復活する明るい未来を描けるシナリオを信じられるなら、買いに行っていいと私は思います。 

日経平均が未だにバブル景気時の最高値更新できていないのに対し、特に米国株は歴史的に暴落しても毎回必ず復活しております。

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まとめ

株価復活の展望を描ける銘柄ならば、あえて「落ちてくるナイフ」はつかみに行ってもよいというのが、今のたーぼうの実感です。

但し、暴落の期間が長期化するリスクも考えて少しずつ、つかみに行くことが重要だと思います。そうすれば、「少なくとも株価のバーゲンセール中に何も買えなかった」というリスクを減らすことができます。

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時に暴落は数年続くことがあります。「落ちるナイフ」をつかみにいく場合は、投入資金を何回に分けて、投入間隔をどのくらい置くかが重要になってきます。

今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。投資は自己責任、自己判断にてお願いいたします。