たーぼうです。2021年10月14日にロードバイク(GIANT CONTEND 2 2021年モデル)が納車されてから約1年が経ちました。今回は購入後に1年乗った感想などを書いてみます。
1年で約2千キロを走行。冬の寒さは意外と大丈夫。夏は大変。
購入後1年で正確には2033kmを走行。走行距離は多い月で月250km、少ないのは7月で全く走らなかった。月間走行距離には結構ムラがあった。コンスタントに走れればいいのだが、天候が悪かったり、体調がよくなかったり、用事が立て込んでいたりすると、自転車に乗る機会が遠のいてくる。ブランクが長いほど気分的に自転車に乗るハードルが上がって来るので、出来るだけコンスタントに乗りたいと思う。
やはり自転車にコンスタントに乗っている時期の方が、気分的がすっきりして、物事に前向きになって来る気がする。これって人生にとても重要なことですよね。生活の質の維持向上という意味においても定期的に運動することは重要だよなあと思う。
東京における自転車の最適なシーズンは?
冬の寒さは着込めば何とかなるし漕いでいるうちに体は温まって来るので、少なくとも冬の東京程度であればあまり問題にならないと思った。東京の場合、冬は晴れの日が多いので自転車には良いシーズンの一つだと思う。気温5℃から10度くらいなら防寒対策をすれば問題なく走れるだろう。冷え込んだ朝などは路面凍結に注意したいですね。
個人的には冬より夏の方がずっと苦手。体感的に気温30度を超えると苦痛。35度を超えると熱中症のリスクもあり身の危険を感じるくらい。2022年の夏は特に暑かったこともあり、7月の運動は自転車ではなく水泳をメインにしていた。気温的には10℃~25℃辺りが自転車にはベストかなと思う。
やはり季節的には春か秋がベストですね。北海道なら夏もいいけど。たーぼうは花粉症持ちなので3月は結構つらい。となると4~6月の梅雨入りまでと、9月後半から11月位が好きですね。
GIANT CONTEND 2 購入後1年乗った感想は
昔に比べてものすごいワイドギアになったと感じた。
自分が自転車の感想を語ると90年代に乗っていたロードレーサーとの比較になってしまうwのでその点はご容赦を。CONTEND2というロードバイクが初心者向けに設計されていることもあると思うけど、昔乗ってたロードレーサーに比べるとワイドギアで坂が楽ですね。フロント34Tーリヤ34Tというギア比1が可能な構成になっているのがびっくりしました。昔だったらこんなギア比はMTBにしかついてなかった。
基本的な乗り方としてはフロントはアウターばかり使って、結構な登り坂になった時だけインナーに落とすような使い方になりました。半面ギアを1段変えた時の歯数の違いも大きいので、ちょっと速度とギアがしっくりこないと感じる場面も時々はあるかな。
下ハンドルを握るのはまだちょっと怖い
ハンドルは基本ほとんどブラケットポジションで握ってます。で疲れてリラックスしたい時はハンドル中央部のフラット部を握ったりしています。下ハンドルを持つのはまだちょっと怖いので向かい風でもない限りはほとんど持っていない。下ハンドルを持つポジションにも慣れたいので時々意識的に持つようにはしています。
去年の乗り始めの時、走りながらボトルをゲージから取り出して給水してまた元に戻すという操作が怖くてできなかったのだが、最近ようやくそれが出来るようになって嬉しい(笑)。昔よりフレームのトップチューブが低い位置になっている影響で給水動作がしにくくなっているのかもしれないけど。
ちょっとびっくりしたのが、CONTEND 2(2021年モデル)の購入時価格が\94,600(税込)だったのが、2023年モデルでは何と¥129,800まで値上がりしていることで、たかだか1~2年でこんなにも上がるとは思っていなかったですね。今や入門ロードは10万円では入手できない時代なんですね。購入タイミング的には値上がり前に買えて良かったですね。
ほとんどトラブルは無し
雨天時は走らないし、室内保管していることもあるかもしれないけど、2000km以上走った時点でトラブルはほとんど無し。こけたことも1度も無い。
いつも走行前には6.5barになるように空気入れているのが良かったのか、パンク経験は1回も無かった。スペアチューブは常に持っているけど、今の自転車になってからパンク修理していないので実際にパンクしたら多分かなり焦ると思うw。
メンテナンスは大体200km走行ごとにチェーン清掃と注油する位。あとはフレームを拭くくらい。メンテナンスはエーゼットのメンテナンスセットと使い捨ての不織布ワイパーを使っている(下記にリンクのやつです)。自転車を買ってメンテナンスを始めるには以下の2つを買って始めるのがちょうどいいかなと思う。
替えたいところは?
補助ブレーキを外してハンドル周りをすっきりさせたいのと、ブレーキを交換して空気を抜かなくてもホイール脱着できるようにしたい。あとはペダルをSPDにしたい。これ全部やると2-3万位かかりそうですね。
今後は輪行や車に自転車を積んで出かけてみたい。
これまでは家から自走しかしてなかったけど、それだと同じような道を走るので少々飽きてきたので、今後は車に自転車積んで出かけたり、輪行もしてみたいのですよね。そういう意味でもホイール脱着時に空気を抜いて再度入れるのは苦行なので、やはり28cに対応したキャリパーブレーキへの交換はやりたいところですね。ただ今のテクトロブレーキでも使えてはいるのでなんか交換がもったいない気分もあるので交換自体はが延び延びになっています・・。
どうせ買えるならワイヤー交換時期(3000-5000kmが目安だそう。)に合わせるのがコスパ的に良いでしょうね。その時に一気に、タイヤ交換、ブレーキワイヤーとシフトワイヤー交換、キャリパーブレーキ交換、ペダル交換を一気にやってしまおうっと。あと1000-2000km走った時ですね。
GIANT CONTEND 2 はどんな人に向いているか?
初めてロードバイクを買いたいけど10万前後のリーズナブルなモデルが欲しい人に適していると思います。(まあ今買うと13万円位しちゃいますけどね・・ここ2・3年でいきなり高くなりましたね)
初めてロードバイクに乗る人って、買ってはみたけど様々な理由で乗らなくなってしまって、結局は部屋のオブジェとなってしまうリスクもあると思います。未知な趣味にいきなり最初から20万とか30万とかって出しずらいですよね。
あと自転車に乗るのに必要な物って自転車本体だけじゃないですもんね。ヘルメットは必須だし、サイコン、ウエア、シューズ、工具、ペダルもビンディングにして・・・とかやっているとあっという間に自転車本体分くらいのお金が飛んじゃいますし。そういう意味でもCONTEND2が10万円ちょっとで売られていることは、とても意味があることだと思います。
CONTEND 2でロードバイクの楽しさを十分知ることが出来ると思います。入門機種ということもあり、自転車自体が良くも悪くも特定の目的に特化しすぎていないですね。いろんな自転車の楽しみ方を無難にこなす懐の広さを持った自転車だと思います。ギアもワイドなので坂も楽だし(半面ギアの歯数の間隔は大きいです)、キャリアを付ければ旅行も出来るでしょう。ゆるぽたもロングライドももちろんOK(むしろ一番向いている)だし、レースだってビギナー向けのだったら行けるでしょう。
ハマってきたら、自転車を自分の目的に合うようにカスタマイズしていったらいいと思います。ある程度自分でパーツ交換できるのも自転車の面白さだと思います。交換内容によっては専用工具が必要だったり難易度大だったりするので、無理しないで自転車屋さんに頼む部分と、自分でやる部分を見極めるのが重要かと思います。整備不良は事故に繋がるのでくれぐれも注意したいですね。
まとめ・・やはり自転車は素晴らしい。
というわけで、GIANT CONTEND2を購入後1年経った感想を書いてみました。やっぱり自転車って人生を豊かにしてくれる趣味だなと思います。
これは自転車に限らず趣味全般に言えるけど、始めたては、楽しい事よりつらいことが多いと思うのです。たーぼうも乗りたての時は、ママチャリにすら抜かれて凹んだり、平坦路を30kmくらいしか走っていないのに、へとへとに疲れて帰宅して、その疲労が2~3日取れなかったり(これは50代という歳のせいもあるのかもしれないけどw)、パットが入ったレーパン履いているのにお尻が痛くてたまらなくなったり。
でもそんな自分でも乗っているうちにちょっとした「成長」を感じる場面が出てくるようになるんですよね。「今日はいつものコースで2時間以内で帰ってこれた!」とか「初めて平均時速20km/hを超えられた!」「あの坂をインナーに入れずに登れた!」とか。そんなちょっとしたことでも成長を実感することでだんだん楽しくなってきます。
外の空気をたくさん吸って、たくさん運動して、体力もついて、健康になって、表情も良くなってきます。そうしているうちにいつの間にか自転車に完全に夢中になっている自分がいるわけです。
多摩川を走っていると、自分よりかなり年上とお見受けする方にぶち抜かれる場面が多々あったりします。本当すごいなあと思います。自分もいま52歳だけど70代になるまで乗れたらいいなと思います。
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