北海道新幹線札幌延伸時のダイヤを考えてみた。

2030年度に現在新函館北斗で終点となっている北海道新幹線が札幌まで延伸される予定です。今回は完全妄想レベルですが札幌延伸時のダイヤを考えてみました。果たして航空シェアをどの位奪えるのでしょうか?

2022/6/24 ダイヤ修正:各駅停車タイプの「ほっかい」を4往復→5往復に変更しました

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ダイヤ作成の前提条件

基本的に東京~新函館北斗間は現行ダイヤを踏襲しましたが、札幌延伸に伴い需要増加が見込まれるため、一部新青森駅止まりとなっている現行のはやぶさ号を札幌行きに変更したりすることで、新青森ー新函館北斗間は現状より増便をしています。

新函館北斗~札幌間は最高時速260km/hの前提でダイヤを組みました。この区間の所要時間はノンストップ種別で57分、各駅停車タイプは83分を見込んでいます。

基本的に、車両のやりくりや駅の配線等の考慮は不十分と思われるため、細かく見ると突っ込みどころが多々ありそうな気がします。気になることがありましたらご連絡頂けたらと思います。

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北海道新幹線札幌延伸時のダイヤ案

下り(札幌方面)

上り(東京方面)

画像クリックで拡大

ダイヤの概要説明

新函館北斗ー札幌間の需要をある程度補う必要があると考え、新函館北斗ー札幌間に各駅停車タイプの列車を5往復設定しました。列車名は「ほっかい」です。昔函館ー札幌間を山線経由で結んでいた特急名称から採用しました。

新函館北斗ー札幌間は、停車駅を3種類設定しました。
 1、速達需要に答える為の、新函館北斗ー札幌間ノンストップ種別。
 2、ある程度需要が見込める長万部、新小樽のみ途中停車するタイプ。
 3、各駅停車タイプ

基本的には主要駅は1時間に1本程度の列車本数を確保しています。

新函館北斗ー札幌間ノンストップ種別は新函館北斗駅で各駅停車タイプの「ほっかい」と接続できるようなダイヤにしました。

夜行列車も2往復設定してみました(笑)。絶対需要はあると思うんですけどね。。騒音に配慮して0時~6時の間は昼間の半分以下に減速する前提でダイヤを組みました。夜行列車としては始発駅・終着駅の時刻も共にちょうどいい時間帯の列車になったと思います。

下り1本だけ長万部で退避するダイヤになりましたが、この位の本数だとあまり退避は無さそうですよね。一応長万部駅は2面4線で作られるそうなので退避は可能です。

所要時間

北海道新幹線札幌延伸後の速達列車による主要駅間の所要時間はおよそ以下の通りになりました。(カッコ内は現状)やはり新幹線って速いですね・・。

 札幌 ー 新函館北斗  57分 (3時間20分)
 札幌 ー 新青森  1時間55分 (4時間50分)
 札幌 ー 仙台   3時間25分 (6時間30分)
 札幌 ー 東京   4時間54分 (8時間)

北海道新幹線札幌延伸後の鉄道シェアを考察する

新幹線vs航空、シェアが多いのはどっちだ! 2019年版全国区間別鉄道と航空のシェア比較
国土交通省総合政策局情報政策課では、毎年3月末までに旅客地域流動調査を公表している。2019年3月に公表されたのは2017年度分(つまり公表当時の前年度分)となっている。少なくとも2020年に入らなければ2018年度分の旅客地域流動調査は公

正直、東京ー札幌4時間54分だと、羽田ー新千歳の航空シェアを奪うパワーはあまり無さそうですね。以下のサイトによると、同様の所要時間の東京ー博多間(所要時間5時間弱)の新幹線のシェアは9.2%程度らしいです。

でも羽田ー新千歳の年間利用客数がコロナ前で約900万いるので、札幌延伸後は東京ー博多間と同様の鉄道シェアが得られる前提で計算すると、年間82.8万人(1日2300人くらい)は飛行機から新幹線に利用者が転移するかもしれません。

あとは福岡空港と新千歳空港の利便性を比較した場合に新千歳空港のほうが空港から都心に行くまで時間がかかることや、冬季悪天候による新千歳空港の欠航リスクを考えると東京ー博多より東京ー札幌の方が鉄道シェアが高くなる可能性もあるかと思います。

尚、仙台ー札幌間は所要時間3時間半程度なので十分鉄道に勝機があると思います。現在仙台ー札幌は航空便が1日15往復程度ありますが、この航空シェアのかなりを奪えるかもしれません。札幌ー函館・新青森は所要時間的には無敵と言っていいかと思います。

まとめ

こういうダイヤを考えてみるのも楽しいですよね。2030年の開通が待ち遠しい気もします。ダイヤが発表されたら、どれだけ当たっている(外れている)のか?、上のダイヤと見比べてみるといいかもしれません。少なくとも夜行は無いでしょうけど(笑)

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今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。