GIANT CONTEND2 消耗部品の交換時期について調べてみた。

たーぼうです。2021年10月にロードバイク(GIANT CONTEND2 2021年モデル)を購入してサイクリングを楽しんでいます。購入後約1年ちょっとで累計2,300kmを走行しましたが、ここまで全く部品交換をしていません。消耗部品をどのくらいで交換すべきなのか?気になったので調べてみました。

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ロードバイクはスピードの出る乗り物、消耗部品の交換とメンテには気を付けたい

ロードバイクって初心者でも平坦路で30km/h位は軽く出せる乗り物です。30km/hというと原付の制限速度なんですよね。直線の下り坂なら50km/h位は出せるでしょう。こんな乗り物に人間が生身むき出しに近い状態で乗るわけなので、結構怖い乗り物だよなとも思います。少なくともヘルメットは必須ですよね。

自転車は車のように車検があるわけではないのでメンテナンスをほったらかしにしても特に罰則があるわけではありませんが、だからと言ってメンテナンスを怠れば危険であることは確かで、所有者が自己責任で整備、メンテナンスを行う必要が出てきます。

 と言う訳で自転車でも車やオートバイ同様に消耗部品交換やメンテナンスには気を付けたい所です。特に気を付けたいのは、走行中トラブると非常に危険なブレーキ周りとタイヤですね。

たーぼうは今までメンテと言えばチェーンの清掃&注油を月1回程度やってきただけでしたが、今後は計画的に消耗部品の交換をやるべく、交換時期について調べてみました。

多摩川にて

チェーン

チェーン交換の目安は、3,000~5,000kmくらいと言われています。摩耗して来るとだんだんチェーンが伸びてきます。たーぼうは現在平坦路走行メインで脚力もないので、たいしてチェーンも伸びないような気もするけど、4千キロ位で交換しようかと考えている。

CONTEND 2のコンポはシマノのクラリスなのでシマノならCN-HG71というチェーンが適合する。2022年11月現在でアマゾンで\2400だった。

たーぼうのCONTEND2のチェーン回り。現在2300km位走行したがまだまだ使える。

ワイヤー

電動シフトでもない限りはロードバイクには4本のワイヤーが使われている。ブレーキワイヤーがフロント・リヤで各1本、シフトワイヤーがフロント・リヤで各1本、トータル計4本となる。

いろいろサイトをチェックしてみたがワイヤーの交換時期については4~5千km、もしくは1~1年半くらいが目安かなと思われる。もちろんブレーキや変速を多用する乗り方をすれば劣化も早いだろう。

たーぼう的には4千キロ程度走った時にチェーンと同時に交換しようかと考えている。特にブレーキワイヤーは切れるまで乗ったりするのは危険極まりないので、定期的な交換が鉄則となる。

タイヤ

ロードバイクのタイヤの交換時期は、大体3000~5000kmと書いてあるサイトが多い。これも自転車のの乗り方によってかなり変わってくるだろう。平坦路主体だったら結構タイヤは持ちそうな気もする。峠主体の人の方がタイヤの摩耗は大きいでしょうね。ここまで調べると4000km位走ったところでチェーンとワイヤー類とタイヤ一式を一気に交換するのが一番良い気がする。

新車のCONTEND 2にはGIANTの S-R3 AC という700x28cのタイヤが付いているが、特にこのタイヤにこだわる必要もないと思うので700x28cで好きなタイヤにすればいいかなと思う。

amazonで見た限りでは↓のタイヤが手頃で評判も良さそうだ。

ブレーキシュー

ブレーキシューは乗り方によって摩耗度合いがかなり変わって来るので、走行距離を目安にせず、シューの溝の残り具合で判断すべきと思われる。シューの溝が全くなくなってからの交換では遅いので、溝が残り1mm位になったら交換でしょうね。

contend2にはテクトロ製のキャリパーブレーキが付いていますが、このブレーキだとタイヤの空気を抜かないとホイールが脱着できないので、ブレーキシューの交換タイミングで、28cの脱着に対応したキャリパーブレーキに交換しようかと思っています。

と言う訳で4000km位走ったところでチェーンとワイヤー類と共にキャリパーブレーキも交換するのが一番合理的な感じがします。もちろんそれまでにブレーキシューが持つことが前提ですが。キャリパーブレーキはTiagraかSORAあたりに交換しようかと考えています。105がいいのはわかるのだけどレースに出るわけでも無いので。

たーぼうのcontend2(2300km走行)のタイヤとブレーキシューの状態。まだまだ大丈夫と思われる。

スプロケット

スプロケットはリアディレイラーの上あたりにある歯車の集合体のような部品ですね。CONTEND2の場合は8段で11-34T( 11-13-15-18-21-24-28-34T (Ca) )のロードバイクにしてはかなりワイドなギアが付いています。特にこの34Tおかげで非力な足でも急坂を登れるのはありがたい。ただ今は11Tはほとんど使わないので要らないかな。よく使う18T前後がもっと充実してるといいんだけど。

スプロケットの交換目安を調べると(走りにもよるが)大体1万kmくらいが交換の目安で、大体チェーン交換2~3回に1回スプロケットを交換する感じになりますね。摩耗して伸びたチェーンを使っているとスプロケットの摩耗も早まるようです。

Contend2のスプロケット。

チェーンリング

チェーンリングはクランクの歯の部分のことで、チェーンリング部分が摩耗しても歯の部分だけを交換することが可能な構造になっている。

チェーンリングの交換時期は、スプロケット同様大体10000kmが目安のようだ。大体チェーン交換2~3回に1回スプロケットと同時にチェーンリングも交換するのが良いだろう。

クランクの歯の部分がチェーンリング

CONTEND2にはFSA TEMPOというクランクがついている。がFSA TEMPOのチェーンリングの情報を調べてもあまり出てこない。交換の際はショップと相談して、コストを比較した上でクランクとBBごとシマノのクラリスに交換するかもしれない。

プーリー(リヤディレーラーの歯車)

プーリーはリアディレイラーについている2つの歯車のこと

プーリーはリアディレイラーに付いている2つの歯車でこれもおよそ約10000kmで交換するもののようです。価格は400円位なので部品としては安いですね。

BB(ボトムブラケット)

BB(ボトムブラケット)は左右クランクの間にある円筒形の部品です。クランクを外さないとフレーム隠れてほとんど目視出来ない存在感の無い部品ですよね。走行距離10000kmを超えると性能が落ちるようですが、使用条件にもよるようです。雨天や悪路走行が多いと劣化しやすいようです。ベアリング部にガタが感じられるようになったら要交換です。

CONTEND2のBBは ”TH 7420ST 118-68mm” と書いてある。メーカーもよくわからない。もしかしてTHというメーカーなのかな? 部品規格的にはシェル幅:68mm・軸長:113mmなら多分大丈夫なのでしょう。部品自体は1500円位で買えそうでそんなに高くない。ただ交換には専用工具部品が必要なのでショップに頼むつもり。

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まとめ

まとめると、ロードバイクの消耗部品は以下のような感じになるようです。もちろん特にタイヤなんかはひび割れや傷が出てきたら走行距離にこだわらず交換すべきと思うます。

消耗部品の交換時期をまとめる

溝が残り1mm位に減ったら交換
 ・ブレーキシュー

走行3000~5000km毎に交換
 ・チェーン
 ・タイヤ
 ・シフトワイヤー、ブレーキワイヤー

走行1万km毎に交換
 ・スプロケット
 ・チェーンリング
 ・プーリー
 ・BB(ボトムブラケット)
   →※ベアリング部にガタが感じられるようになるまで乗ってていいかも

消耗部品の交換プランを考える

上記を元に消耗品の交換プランを考えてみました。ショップでまとめて交換する前提(その方が手間や工賃的に有利かなと思う)で書いてみましたが、DIY派の人は無理に交換をまとめる必要はないですね。

走行4000km
 ・チェーン、タイヤ、ワイヤーの交換

走行8000km
 ・チェーン、タイヤ、ワイヤーの交換

走行12000km
 ・チェーン、タイヤ、ワイヤー、スプロケット、チェーンリング、プーリー、BBの交換

走行12,000kmでスプロケット、チェーンリング、プーリー、BBの交換は遅い?ような気もしますが、この辺は柔軟に考え、パーツの劣化を感じれば12000kmを待たずに早めの交換を行いたいと思います。

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CONTEND2を購入後1ヶ月走ってみて、交換したくなった物をまとめてみました。実際には使える部品を交換するのももったいないと思ったので1年以上経った今も購入時の状態で乗っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。