CONTEND 2のタイヤをVITTORIA ZAFFIRO PRO 5 に交換した結果

たーぼうです。GIANTのCONTEND2(2021年モデル)を2021年10月に購入し、サイクリングを楽しんでいます。2022年11月現在で走行距離は2500kmを超えたくらいです。最近セールでタイヤを安く入手できたのでタイヤ交換することにしました。

 正直、店にタイヤ交換をお願いするか迷ったのですが、タイヤを脱着できなければパンク修理も出来ないので、それだと万一出先でパンクした時に非常に困ると思ったので、パンク修理の予行も兼ねて今回はタイヤ交換を自分でやってみることにしました。実は自転車を購入してから幸いパンクも無かったので一度もタイヤを脱着したことが無かったのです。

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タイヤはビットリア・ザフィーロ・プロを選択。

タイヤはビットリア ザフィーロ プロ5 G2.0[Vittoria Zaffiro Pro V G2.0]ブラック 700X28C を選択しました。選択した理由はセールで安かったからですね・・。昔からたーぼうは「セール」とか「割引」という言葉に弱いですね。一応口コミも見てみたのですが、結構高評価も多いと思ったので大丈夫かなと。

これがザフィーロプロのパッケージ

タイヤを中から取り出したら、ウナギのかば焼きのように平べったいタイヤが出てきた。

重量を計測したら333gだった

300gを超えるのでそんなに軽いタイヤじゃないですね。でも軽いタイヤは概して高い。タイヤは3000-5000キロで交換するものと言うことを考えても、だいたい2本で5000円位に押さえたいなというのもこのタイヤを選択した理由。いいタイヤだと2本で1万以上はしますよね。

ビットリア ザフィーロ プロ5は、新ETRTO規格対応の為、リム幅15mmのCONTEND2だと幅が2mm程度細くなる

今までのETRTO規格だとリム内幅15mmを基準としたタイヤ幅表記だったけど、新規格では内幅19mmリムが基準となるそうで、そのためリム幅15mmのCONTEND2に装着した場合、28cでもタイヤ幅が26mm程度になるらしいです。確かに装着してみると同じ28cなのに以前よりタイヤが細く見えます。

ヴィットリア ZAFFIRO PRO Vの紹介記事へのリンクはこちら

交換前はGIANT CONTEND2の純正タイヤでした

ちなみに交換前はCONTEND2純正の、GIANT S-R3 AC 700x28Cで走っていました。

交換前についていた純正タイヤ。GIANT S-R3 AC 700x28C

この純正タイヤ。計量してみた所、1本440g位ありそうです。(2500km走ったタイヤで軽量したので新品時はもっと重かったかも)と言うことは、ザフィーロ プロ5に交換するとタイヤだけで1本107g、前後で214g軽量化出来たと言うことになります。

それにしても純正タイヤって重いですね・・多分CONTEND2はロード入門車なのでキャリヤを取り付けて荷物満載で使われること(実際フレームにはダボ穴があります)や、タイヤが劣化しても交換してくれないユーザーも想定しなくてはいけない・・様々な使われ方をされる可能性があるわけです。となると、あまり走りや軽さに振りすぎたタイヤはメーカーとしてはリスキー。なので重くてタフなタイヤを付けるのが無難ということになるのかもしれません。純正タイヤはある程度使ったらユーザーが自分の使い方に合ったタイヤに交換するのが良い気がします。

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タイヤ交換作業の体験記

初めてのタイヤ脱着がマジで大変だった・・

実は25年以上前の1995年頃に700cのロードバイクに乗っていた時があったのですが、当時タイヤ交換でこんなに苦労した記憶がないのですよね・・・結果的にタイヤ交換をマジで舐めていました。こんなに大変だったっけ?。でも実際にタイヤ交換を家でやってみて良かったです。出先でパンクした時にいきなり初めてタイヤ脱着してたら、泣きながらやってたかもしれないですね。

タイヤビードが落ちてくれない

まずタイヤを外す前に「リムに嵌ったタイヤビードを落とす」作業が必要なのですが、これはリムの内壁にタイヤビードが密着した状態から剥がす作業なります。これが硬くてなかなか外れないのです。タイヤレバーを駆使して何とか剥がしましたがとても大変でした。

下の記事によるとリムテープ交換するとタイヤビードが落ちやすくなると書いてありました。今度やってみようかな・・?

新品のタイヤがはまらない・・・

片側のビードをリムに入れタイヤチューブを入れる。ここまでは簡単。でももう片方のビードを完全にリムにはめるのが超大変。リムの内側に最後の20-30cm分のビードが入ってくれない。タイヤレバーを使って入れるとチューブに傷がつきやすいとか書いてあったので最初は手でやっていたのだけど、全然入らないのです。しまいには手に血豆が出来ていました。最後にはタイヤレバーを使って強引に入れました。タイヤ交換作業はトータル3時間くらいかかったのではないでしょうか。

でもいい勉強になりました。次入れるときはもうちょっと早く出来るかな?と思います。出先でパンクしてももう大丈夫!っと自信を持って言える状態ではないけど。あと1~2回タイヤの脱着を練習したほうがいいかもしれませんね。

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タイヤ交換後のCONTEND2はどう変わったか?

外観はどう変わったか?

上の写真が納車直後で、下がタイヤ交換後の写真。ほとんど変わらないけど若干タイヤが細くなったかな?

納車直後のCONTEND2
タイヤ交換後のCONTEND2 

見た目はちょっと細くなったかな?て感じですね。実はホイールについていた反射板も撤去しました。これで48gの軽量化になっています。たーぼうのCONTEND2の場合、リヤのリフレクターを点滅式ライトにした結果、後続車はもちろんのこと横方向への車に対するアピールも出来ているので、ホイール反射板を外しても問題無しと判断しています。

嬉しい誤算!タイヤの空気を抜かなくてもホイールを外せるようになった。

これは嬉しい誤算なのだけど、CONTEND2って今まではタイヤの空気を抜かないとホイールを外すことが出来なかったです。このせいで今まで輪行を躊躇してた面もあるのですね。だって輪行の度に携帯用空気入れでタイヤの空気を入れなおしてたら大変じゃないですか・・。

でもタイヤをザフィーロ プロの700x28cに交換したら・・・なんということでしょう!タイヤの空気を抜かなくてもホイールを外せるようになりました。これで輪行でも車内積みでも非常に楽になりましたね。

なぜこうなったかというと、CONTEND2のリム幅は15mmなのでETRTO新規格のザフィーロプロの28cだと恐らくタイヤ幅が26mm位になるんですよね。そのためなんとか空気を抜かなくてもホイールを外せるようになったわけです。ただホイール脱着時に多少ブレーキシューに引っかかったりはします。もしかしたら新品のブレーキシューだと抜けなかったするかもしれないけど。

ブレーキシューを変えてもホイール脱着可能かは要確認かも

実はタイヤの空気を抜かなくてもホイールを脱着したいと言う理由のみの為に、キャリパーブレーキをシマノのティアグラあたりに交換することを検討していたのですが、タイヤの空気を抜かなくてもホイールを外せるようになったので、しばらくは純正のテクトロ製ブレーキで頑張ってみようかな?と考え直し始めたところです。

但し、現在2500km走ってある程度削れたブレーキシューが付いているので新品ブレーキシューだとホイールがブレーキシューに引っかかって抜けなくなるもしれないですね。今度新品のブレーキシューに交換する予定なので、交換後もホイールが抜ければ純正のテクトロ製ブレーキで頑張ってみようかと考えています。

→2022/11/26にブレーキシューをシマノの R50T2(BR-4600) に交換しました。多少タイヤがブレーキシューに引っかかるものの、ブレーキシュー交換後も空気を抜かなくてもホイールが着脱可能であることが確認できました。

タイヤが細い方が速そうには見えますね。

さっそく多摩川サイクリングロードで試走してみたら・・

というわけで早速今日(2022/11/24)、新しいタイヤで多摩川サイクリングロードを走ってみました。タイヤが細くなって乗り心地は硬くなったかと思いきや、むしろ乗り心地が良くなった気がします。今までのタイヤだと空気圧を6.5barに調整してたのだけど、今日は6.0barにして走ったからかもしれませんが。今後は今まで同様6.5barで走って感触を確かめたいと思います。一応5-8barが許容範囲とタイヤに書いてあります。

いつもよく走っている多摩川サイクリングロード区間を含む47kmのほぼ平坦なコースがあるのですが、今日新タイヤでそのコース走ったところ、平均時速22.44km/hの自己新記録が出たのです♪。ちなみにこれまでの最高記録は21.84km/hだったので、約0.6km/h分の記録更新です。これもしかして新タイヤのおかげなのか?単に自分の調子が良かっただけなのか?今日の多摩川は気温20℃くらいで上流から下流方向に結構強い風が吹いていました。行きは向かい風で23km/h前後、帰りは追い風で30km/h前後で巡行してましたね。

1年1ヶ月後、4,500km走行後に交換した後の感想

CONTEND 2 の純正装着タイヤから、Zaffiro Proに交換したのが2022年11月。それから4,500km走行して1年1か月後の2023年12月に、タイヤ表面にひび割れが目立ってきたので、新タイヤ(HUTCHINSON)に交換した。

空気圧は最初は6BARで後半は5.5BARで運用していた。(適正空気圧は5-8BAR)。有難いことに4,500km走行して交換するまでパンクはしなかった。パンクについては自転車の空気圧や乗り方にも因るとは思うけど個人的にはこのタイヤは耐パンク性能も良いのでは?と感じている。

4500km走行後のZAFFIRO Pro。まだ走行できそうな気もするが交換した。
タイヤの側面にひび割れが目立つようになってきた。

まとめ

というわけで、タイヤ交換で自己新記録も出たし、空気抜かなくてもホイール脱着できるようになったし、結果は上々という所です。タイヤ交換作業には苦労しましたが、パンク時に焦らず対応するためにも交換作業を経験することが出来たことは良かったと思います。

そろそろ多摩川ばかり走るにも飽きてきたので、ちょっと違う場所に行きたくなってきましたね。ゆくゆくはロングライドにも挑戦したいなと思っています。

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ZAFFIRO PRO 5 の次はHUTCHINSON(ハッチンソン)というフランスメーカーのタイヤにしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。