【もっと早く買うべきだった】初めてジレを買って100km程度走ってみた感想【morethan WVP-020】

たーぼうです。2021年10月に約27年ぶりにロードバイクを購入し自転車生活を楽しんでいます。購入してからの走行距離は4200km(2023/3/23時点)。普段は近所の多摩川のサイクリングロードを走ることが多いです。

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ジレ購入の経緯は?

ウインドブレーカーのイマイチな点とは?

今まで、防風・防寒具としてユニクロのウインドブレーカーを使ってきましたが、サイクリング用途としては不満点もありました。

一つは着てるとすぐ暑くなって蒸れることです。ウインドブレーカーは主に出発時の体が暖まっていない時メインに着用していましたが、20分も走っていると熱や汗がウインドブレーカー内に籠って今度は脱ぎたくなってきます。それで思い切って脱いでみると今度は寒かったり汗冷えしたりと・・・。もうちょっと通気性があって細かく温度調節できるものがあるといいなと思っていました。

もう一つはウインドブレーカーのシルエットがゆったりしている分バタつきやすいことです。これはユニクロのウインドブレーカーがサイクリング用途に特化して作られていないことを考えれば、ある意味仕方ない部分ではあります。

なんだかジレって良さそうだと思うようになり購入。

そんな時に「ジレ」なるウエアがあることを知りました。見た目はベストみたいで袖が無いですが、そのおかげもあって放熱は優れていそうで、ウインドブレーカーより蒸れにくそうです。シルエットも体にフィットしてバタつきにくそうです。そういえば多摩川を走行するロード乗りの着用率も結構高そうに感じる。これは良さそうだな・・試してみたいと思うようになりました。

何ヶ月か迷った後、amazonでリーズナブルかつ評価が高かった、morethan WVP-020を購入しました。(送料込みで\3,598 2023/3/15購入)。今回はこのジレを着用して100km走った感想を書いてみます。

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ジレの概要説明

このジレ(morethan WVP-020)は10色、6サイズとかなり豊富な選択肢から選べて良いですね。たーぼうは自転車の色(黒地に青)とのコーディネートを考えて「ダークブルー」選択しました。サイズは身長170cm、体重61kgでMを選択。

たーぼうの愛車は黒地にロゴはブルーなのでジレは青系がいいかなと思ってダークブルーを選択。

サイクリング用に特化した”かゆいところに手が届く”アイテム

早速開封してハンガーににかけてみた。前面は防風素材で風で体が冷えるのを防ぐ構造になっている。逆に背中側はメッシュ素材で放熱重視かつ蒸れを防ぐ構造。前面よりも背中側が長く、ライド時の前傾姿勢で最もフットするように作られている。

この辺の気配りは自転車用ウエアとしては当たり前なのかもしれないけど、ユニクロのウインドブレーカーと比べると、やはりサイクリング用途に特化して作られた商品のアドバンテージを感じますね。

前面は防風素材。サイクリング時の前傾姿勢を考慮して背中の方が長いシルエットになっている
背中はメッシュ素材で放熱・通気性に優れる。ポケットも3つ装備。

身長170cm、体重61kgのたーぼうの場合、Mサイズでぴったりでした。↓の写真前から見るとサングラスのせいか怪しいおっさんに見えますね。こりゃコンビニ行った時とか絶対サングラス外した方がいいですね(^^;

怪しげな50代のおっさんジレ着用の図。足元に猫のしっぽが写ってしまった
自分は全面より背面の方が写りがいいなと感じる今日このごろ

軽量コンパクトに収納できる

収納状態で缶ビールと同じかちょっと大きい位。ジャージのポケットにも入る大きさ。口を締める紐が付いている

収納袋に入れるのではなくジレ本体のポケットが収納袋になるタイプ。この方が収納袋を紛失するリスクが無いので助かる。収納時の大きさは缶コーヒーよりちょっと大きい位で、ジャージのポケットにも入る大きさだ。重量はMサイズで126gだった。

ポケットに入れるので軽量であることに越したことは無いですよね。実測126g
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着用して走行した感想

温度調節しやすく蒸れにくい。

走行当日のコンディションは晴れ、気温17度、風は南南東5.0m/sとやや強め。走行開始時はやや寒さを感じたが、袖なしでも体幹は防風素材のジレで守られているのでそんなに寒くは無い。

体が暖まるとちょうどいい感じに。いつもなら蒸れてウインドブレーカーを脱ぐタイミングだが、ジレだと通気性と放熱に優れているのでファスナーを降ろすだけで温度調節がしやすく蒸れにくい。ここがジレの最大にメリットだと感じる。結局この日は76km走ったが走行終了までジレを着用しっぱなしだった。

途中いったん休憩して再度走り始めた時なども、今まではこういう時はウインドブレーカーを着るのも面倒なので寒さを我慢して走っていたが、ジレだとファスナーを上げるだけで快適に走ることが出来た。

翌々日もジレを着用して走行した。気温は21.5℃とこの季節にしては高い。途中さすがにジレを着ていても暑くなったのでジレを脱いでサドルバッグに収納。やはりジャージのポケットよりサドルバッグに入れたほうが楽だ。

10~20℃での防寒・防風用途に最適

大体100kmを走った感しだと、10℃から20℃くらいがジレ着用に適した気温で、この位の気温ならかなり重宝するアイテムだと感じた。東京だと10~12月上旬、3~5月頃かな。10℃以下だと厳しそうな気がするけど、真冬はジレとウインドブレーカーの重ね着を試してみるのもいいのかもしれない。

結論としては気温10~20℃での防寒・防風用途としてジレは非常に便利。ただし背中側はメッシュになっているので雨具としての使用には無理がある。ジレがあればウインドブレーカーは不要と言う訳では無く、お互いに併用すべきものだろう。

メリットデメリットのまとめ

以上のことからジレ(morethan WVP-020)のメリットデメリットをまとめるとこんな感じ。

メリット
 ・気温10~20℃での防寒・防風用途アイテムとして凄く便利。
 ・ファスナーを上下することで温度調節がしやすい
 ・通気性に優れて蒸れにくい。
 ・軽量で収納性に優れている 
 ・体にフィットするシルエットでバタつかない。

デメリット
 ・雨具にはならないのでウインドブレーカーが不要になるわけではない。
 ・防寒性もウインドブレーカーに劣る

個人的な感想の結論としては買ってよかった商品で、もっと言えばもっと早く買っておけばよかったなと思う。

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