自分は相変わらず「割引」に弱い。今、ワイズロードオンラインでセールをやっているのだが、そこでHUTCHINSON ( ハッチンソン )のタイヤが「29%OFF」とか「31%OFF」で売っていて思わずポチってしまった・・。
HUTCHINSON ( ハッチンソン )とは?
HUTCHINSON ( ハッチンソン )ってスポーツ自転車を知らない一般の人には聞き慣れないブランドだと思う。少なくとも自分はロードバイクに乗るまでは全く知らなかった。最初ブランド名を見た時は最近できたどこかの新興国メーカーなのかなと思ってました・・・(失礼)。と言う訳でハッチンソンについて調べてみると意外なことが判明・・・。
ハッチンソンのサイトのブランド紹介文を引用しますね。
1853年、フランス・パリの南方100キロにあるモンタルジーにて創業。1890年にハッチンソンは自転車用タイヤの生産をスタート。プロ選手御用達の決戦用チューブラーから、MTB、シクロクロス、シティサイクル、小径車のタイヤまで幅広く製造している総合タイヤメーカー。そのどれもが同社の経験と研究による最新テクノロジーによって高い完成度をもつ。フランスで今もタイヤを製造し続けている。
HUTCHINSON ( ハッチンソン )ブランド紹介ページより引用
なんとフランスで1890年から自転車用タイヤを生産していた老舗タイヤメーカーだったとは!
過去10年でツール・ド・フランスの総合優勝を9回獲得したチューブラータイヤを作っていた。
実は過去ツールドフランスで何度も優勝している歴史と実績のあるメーカーなのでした。
上の記事を読むと元々はチューブラータイヤに強かったメーカーのかな?コンチネンタルやビットリアに比べてイマイチマイナーに感じられる。
異なるタイヤを1本ずつ計2本購入した理由。
こうしてHUTCHINSON ( ハッチンソン )について調べていくうちに、こんなすごいブランドのタイヤが約30%引きで売られているなんて激安じゃないのか?即買うしかないでしょっ!っていう気持ちになり、思わずワイズロードオンラインにアクセスして即買おうとしたのだが・・、だが現実はそう甘くなかった。
一番欲しかった700x28cの「FUSION 5 11STORM PERFORMANCE TUBETIPE 」販売価格¥5,940→¥4,200、29%引き(以下FUSION 5と表記します)は最後の1本だったらしく、前後分の2本買おうとしたら「在庫不足です」と表示されてしまった・・。さて困った。
調べてみると700x28cでもう1つ同じくハッチンソンの「CHALLENGER RF」というタイヤが販売価格¥4,950→¥3,400、31%引きで売られていた。両者のタイヤは用途やスペックがやや異なる。
FUSION 5とCHALLENGER RFのスペックの違いは?
同じ700x28cのクリンチャーで両者のスペックを比較してみた。
FUSION 5 11STORM PERFORMANCE | CHALLENGER RF | |
補強材 | KEVLAR ProTech | レインフォースド |
コンパウンド | 11 STORM® | ダブルコンパウンド |
TPI | 127 | 66 |
重量 | 220g | 300g |
用途 | 軽量でパフォーマンス重視のロードレーシングタイヤ。 | ロングライド・長距離・トレーニング向け |
耐久性 | 4000km | 8000km |
表で比較すると両者はかなり性格が異なる。で思いついたのは、両者を1本づつ購入して前輪にFUSION5を、後輪にCHALLENGER RFを装着する案。
なぜこうしたかと言うと、ロードバイクは前後輪の荷重配分が大体40:60になっているので荷重がかかる後輪の減りが早い。だから後輪を耐久性重視のタイヤにして、前輪を軽量重視のタイヤにすれば減り方のバランスが良いと考えたから。
ちなみに重量面で言えば、今履いているVittoriaのZAFFIRO PRO 5は1本実測333gなので2本で666g。それを上記のタイヤに替えた場合は、220g+300gで520gになる。机上計算では146gの軽量化が出来るはず。貧脚にはありがたいですね。
ただし、今履いているVittoriaのZAFFIRO PRO 5が交換後走行2900km位でまだまだいけそうなので交換はしばらく先になりそう。
実際に交換したらレビューしてみますね。乞うご期待(笑)。


関連サイト
ワイズロードオンライン:
ハッチンソン(日本語サイト):
ハッチンソン(英語サイト):
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