10年前と最新モデルエアコンのスペックを比較。→どれだけ省エネ性能が進化したかを確認してみた

たーぼうです。書斎兼寝室に設置していたエアコンが10年経過し、動作音も大きくなり、何回か室内機から水漏れも起こすようになった。万一真夏や真冬に故障するとかなりきついので、まだ動くうちにオフシーズンに交換することにした。

交換するにあたって10年前のエアコンと最新のエアコンではどれくらい性能に違いがあるのかを、スペック比較してみた。

現在設置中の2012年製エアコン。特に今年の夏はフル稼働だったな。
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東芝の6畳用廉価モデルを比較

現在設置しているエアコンは東芝(RAS-2212D、2012年製)。今回交換するエアコンは東芝(RAS-2212TM、2022年製)どちらも6畳用でかつお掃除機能等の無い廉価モデル。今回も東芝にした理由は出来るだけ室内機が小さなエアコンを選びたいと思ったら結果的に今回も東芝になったのが理由である。

最新機種
東芝 RAS-2212TM 2022年製
10年前の機種
東芝 RAS-2212D 2012年製
冷房能力(kW)2.2(0.7-3.1)
冷房消費電力(W)530(130~800)530(155~790)
冷房運転電流(A)6.24
冷房運転音
音響パワーレベル(dB)
室内機:59
室外機:57
室内機:46
室外機:47
冷房面積の目安(㎡)鉄筋アパート南向き洋室:15
木造南向き和室:10
暖房標準能力(kW)2.2(0.5-3.7)2.2(0.7-3.9)
暖房標準消費電力(W)445(110~1105)460(170~1010)
暖房運転電流(A)5.24(最大15.0)5.41(最大15.0)
暖房運転音
音響パワーレベル(dB)
室内機:59
室外機:57
室内機:46
室外機:46
暖房面積の目安鉄筋アパート南向き洋室:10
木造南向き和室:8
通年エネルギー消費効率5.7
通年エネルギー消費効率(JIS 9612:2005)5.8
通年エネルギー消費効率(区分名)A
質量(kg)室内機:10
室外機:22.5
室内機:9
室外機:25
外形寸法室内機:250x795x230
室外機:530x660x240
室内機:250x790x213
室外機:530x660x240
東芝エアコン取扱説明書 仕様欄より引用

冷暖房時の最低消費電力が低下している

上表では新旧モデルで変化が無い部分は「←」で表示している。比較してみると冷暖房時の最低消費電力が最新モデルで下がっている。恐らくエアコン始動時でパワーが必要な場面では消費電力は新旧であまり変わらないけど、部屋の温度が設定温度になって設定温度を維持するフェーズになった時の消費電力が最新モデルでは抑えられているのだと思う。

というわけで実使用ではやはり最新モデルの方が省エネになっているものと推測します。

運転音がうるさくなっている!?・・ではなかった。

あと運転音が最新機種の方が10dB以上高い!。こりゃ変だ。こんだけうるさくなってたらクレーム物だろうと思って調べたら、どうも2013年に運転音の計測方法が変わったらしい。そりゃそうだろう・・。ホッとしたw。

やや室外機が軽くなり、室内機が大きくなった

今回設置場所がロフトで天井が低くかつ傾斜しているため出来るだけ小さなエアコンをチョイスしたが、それでも旧モデルより新モデルの方が奥行きが増えている。他社のエアコンの室内機はもっと大きい。室外機が軽くなったのはコストダウン的な要因もあるのでしょうね。

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まとめ

比較してみたけど、最新モデルのほうが若干省エネだが、電気代が目に見えて減るような感じでも無さそうな気がする。

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最後までお読みいただきありがとうございました。