東京から江ノ島へ車で行く場合のルートを考える

たーぼうです。先日晴れた平日に東京から江の島へ車で行ってみました。江ノ島は鉄道で行きやすい観光地ですが、駐車場もあるので平日だったら車で行くのもありかなと思います。その時の経験を踏まえて東京方面から江の島へ車で行く場合のルートを考えてみました。

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東京~江ノ島間 高速経路の選択候補は大まかに2種類

東京から江の島へ車で行く場合、おおまかには以下の2つのルートが候補に挙げられます。

①:第三京浜・横浜新道経由ルート家から49km、高速代710円
 1、玉川インターから第三京浜・横浜新道経由で戸塚へ→戸塚から国道1号へ。
 2、国道1号の藤沢バイパス出口交差点から県道30号(戸塚茅ケ崎線)へ
 3、県道30号(戸塚茅ケ崎線)の藤沢橋交差点を左折して国道467号経由で江ノ島周辺へ。

②:東名・圏央道茅ヶ崎海岸経由ルート家から65km、高速代1660円
 1、東京インターから東名・圏央道・新湘南バイパス経由で茅ヶ崎海岸ICへ
 2、茅ヶ崎海岸ICから国道134号を東へ進み江ノ島周辺へ。

© OpenStreetMap contributors

第三京浜・横浜新道経由ルートは渋滞多発区間がネック

たーぼう宅からだと距離が短く、高速代も安いので渋滞さえ無ければ、最有力の候補になります。カーナビにルートを引かせるとこのルートを表示することが多いのではないでしょうか? ただ、このルートの最大のネックは2カ所の渋滞多発区間を抱えていることなのです。

国道1号の戸塚~藤沢バイパス出口が渋滞しやすい。

ネックの一つは国道1号の戸塚~藤沢バイパス出口の区間。原宿交差点立体化等で昔よりましになったとは言え、この区間は自動車専用道路ではなく平面交差の交差点が続くことから、どうしても信号で車が詰まってしまう。迂回路も無さそうなので我慢して渋滞に付き合うしかないのが現状かと思います。

将来的に救いになりそうなのは現在建設中の圏央道(横浜環状南線・横浜湘南道路)です。これが現時点で2025年度の開通予定がアナウンスされています。

ただこの道路は国道1号の戸塚警察署交差点の南側に接続することから、開通後も平面交差の戸塚警察署交差点がボトルネックとして残りそうですね。戸塚警察署交差点立体化の動きもあるようですがまだまだ時間がかかりそうですね。本来は圏央道と同時開通を目指してほしいところです。

国道467号の藤沢橋から南藤沢交差点も慢性的に渋滞するが迂回路もありそう

もう一つは国道467号の藤沢橋から南藤沢交差点あたりの区間。先日行き帰り共にこの区間を通りましたが行きも帰りも見事に渋滞にはまりました。基本的に日中はこの区間は近づかない方が良いと悟りました。渋滞の要因は単純に藤沢市の中心部でありながら道路が片側1車線しかないので交通容量が足りないのですね。藤沢駅や藤沢市役所の周辺は市の中心部でありながら道路が狭いですね。

家に帰り地図を見ながら考えたのですが、県道30号(戸塚茅ケ崎線)の藤沢橋交差点を左折せず直進すると国道134号の松波交差点に出ます。ここを左折して国道134号を東に進めば江ノ島に行けます。やや遠回りになりますが、こちらのルートの方が藤沢駅周辺を通るよりかはましな気がします。次に行く機会があればこのルートを試してみようと思います。

藤沢橋交差点は左折ではなく直進する方が速く江ノ島に行けるのではないかと思う。

国道1号影取町交差点~藤沢橋交差点の渋滞を回避出来る新ルートを発見

©OpenStreetMap contributors

第三京浜~横浜新道を経由するルートは、戸塚~江ノ島間の一般道区間の渋滞がネックですが、この内、国道1号影取町~江ノ島間の渋滞を回避できる可能性があるルートを発見しました。上にルート図、下にルート概要説明を掲載しますね。

江ノ島方面に行く場合のルート概要

1、横浜新道~国道1号影取町交差点までは、国道1号を通ります。※ここの渋滞は我慢します。
2、国道1号影取町交差点を左折して国道1号の渋滞とはおさらばします。
3、左折後、少し進んで突き当りの信号を左折すると高規格な一般道に出ます。この道路は「阿久和鎌倉線」・「田谷藤沢線」といいます。この辺では珍しい快走路です。
4、この道路の終点の川名交差点を左折します。
5、600mほど進み、「手広交差点」を左折します
6、突き当りまで進むと国道134号の「腰越橋」交差点に出ます。ここを左折すれば江ノ島の入口はすぐです。

5月の平日にこのルートで江ノ島に行ってみましたが、影取町~江ノ島間はほとんど渋滞にはまらずに江ノ島に行くことが出来ました。休日はどうなのかわかりませんが、かなり有用なルートだと思います。帰りは行きと全く逆のコースに進みましたが帰りも渋滞に合わずに帰ることが出来ました。さすがに休日はこのルートも混むかもしれませんが、藤沢橋経由のルートと渋滞状況を比較してマシなルートを選ぶとよろしいかと思います。

東京から江の島までカーナビでルートを引くと、まずこのルートを引いてくれるナビは無いと思いますが、たーぼうのナビの場合。湘南モノレールの「西鎌倉駅」を経由地設定したらこのルートになりました。

東名・圏央道茅ヶ崎海岸経由ルートは遠回りで高速料金がかかるのがネック

もう一つのルートは第三京浜・横浜新道経由より、たーぼう宅からだと約16km遠回りで高速料金も1000円近く余計にかかるので、第三京浜・横浜新道経由ルートの渋滞が激しくない限りは使いたくないかな。またこのルートの東名横浜~海老名JCT間は休日を中心に渋滞多発区間として有名ですね。まあ特に休日は江ノ島は車で行かない方が無難かと思います。

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江ノ島 島内の駐車場について

江ノ島島内には「江ノ島なぎさ駐車場」、「藤沢市観光協会江の島駐車場」、「県営湘南港臨港道路附属駐車場」の3つの駐車場があります。基本的にはメインストリートの「江の島弁財天仲見世通り」に近い駐車場ほど高い。たーぼうは、一番奥でちょっと歩くけどその代わり一番安かった県営湘南港臨港道路附属駐車場にしました。普通車1時間300円です。支払いは現金のみ(お札は1000円札のみ)でした。係員に10000円札は使えるかを聞いたところ両替してくれました。

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さすがだと思った江ノ島の観光地としてのポテンシャル

今回初めて江ノ島の最奥地「江ノ島岩屋」まで行ったのですが、神社、グルメ、お土産屋、植物園、展望台、洞窟など多彩な観光施設が楽しめる江ノ島は、やはり観光地としてのポテンシャルが半端ないなと思いました。さすが戦前からの観光名所ですよね。

一応行ったことない人にアドバイスすると仲見世通り~岩屋まで徒歩で往復すると結構疲れます。実際の距離は大したことないと思うんですが、階段やアップダウンが多いので結構足にきますw。歩きやすい靴で行くと良いでしょう。まあ運動になることは確かなので歩いて往復すると気持ちはいいですよ。歩き疲れたらカフェにでも入ってコーヒーや甘い物でも食べて休憩するのがお勧めです。

とびっちょ 江の島弁財天仲見世通り店 で昼食

生シラス丼

11時すぎに入店。待たずに入れたが店内は既に7割がた埋まっている。江ノ島と言えば生シラスでしょってことで生シラス丼を注文。シラス丼にかける卵は生卵か温泉卵を選べたが生卵を選択。新鮮なシラスと生姜と卵の組み合わせが美味。生シラスなんて漁港の近くでしか食べられないよね。シラス丼の周りにマヨネーズをかけた野菜もあってヘルシー。量は多めで味噌汁もついて\1,200は結構お得だと感じた。12時前に会計を済ませるともう何組か入店待ちになっていた。平日でこんなに混んでるんだったら土日はどんな混雑っぷりになるのか?想像もつかない。

江ノ島神社

江ノ島神社

神社までは急な階段を登る。階段がきつい人には「エスカー」という有料のエスカレーターに乗ることも出来る。江ノ島神社の先も階段や坂はあるがその先には「エスカー」は無いので自力で歩く必要がある。

江ノ島サムエル・コッキング苑

明治時代にイギリス人貿易商が作った和洋折衷の植物園。入場料200円。

園内にはバラが奇麗に咲いていた。

江ノ島シーキャンドル(展望台)

展望灯台。江ノ島シーキャンドルからは周囲360度を見渡すことが出来る。エレベータ出口の展望フロアから階段を1階上がった屋上からの眺めが良く、吹き抜ける風が気持ちよかった。入場料500円。

稚児ヶ淵(ちごがふち)

海辺近くの岩場。岩にぶち当たる波しぶきがなかなかの迫力。この近くから江の島弁天橋まで遊覧船が出ている。足が疲れていたので船で帰ってもいいかなと思ったが、車が島内の駐車場にあるので江の島弁天橋まで行ってもそこから歩かなくてはならない。というわけでまたここから歩いて戻った。

まとめ

まあ車で江ノ島に行くなら平日に限りますね。渋滞もするでしょうし、休日は駐車場も早々に満車になるのではないでしょうか?休日に江ノ島に行くなら鉄道をお勧めします。小田急、江ノ電、湘南モノレールと3つの鉄道機関を選べるのは江ノ島の強みですよね。

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休日に車で海に行きたければ江ノ島よりも観音崎をお勧めします。横浜横須賀道路は休日でもそんなに渋滞しないし、終点の馬堀海岸インターから観音崎まで5分くらいで着いちゃいます。

 

休日に横浜山下公園や中華街に行く場合の駐車場、渋滞対策を書いた記事です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。