SynologyのNAS DS220+を1年間使った感想

たーぼうです。2021年7月にSynologyのNAS DS220+を購入運用開始してから1年経ちました。1年間使用した感想を書いていきます。

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現在のNASの構成・運用

NAS本体(Synology/DS220+)にHDD(Western Digital/WD20EFZX[2TB])を2個インストール。それにバックアップ用の外付けHDD(Buffalo/HD-TPA1U3-B[1TB])をUSB接続して運用してています。

NASの設置場所

本当はNASの設置場所なんて押し入れの中とかでもいいのかもしれないが、万一NASの異常時にPCのNAS管理画面とNAS本体の状況が同時に把握できる環境にしたくて、自分のデスクトップPCのある机の上に置いています。

右スピーカーの右隣にNASを設置

ちなみにたーぼうのデスクトップ環境は上の写真の通りでロフトにローデスクとゲーミング座椅子。PCモニターは31.5インチ。右スピーカーの右隣にNASを設置。パソコン本体はちょうどNASの下にある。

ロフトに鎮座するDS220+いかにも高性能な感じの精悍なデザインが気に入っている。

この設置場所の欠点は?と言えば、ちょっとNAS(と言うよりHDD)がうるさいことだろう。特にバックアップ処理が走っている時は結構音がする。このロフトは寝室も兼ねているので確かにうるさいと言えばうるさいのだが、慣れとは恐ろしいもので、しばらくすればバックアアップは走り始めても平気で寝ていられるようになる。

音の観点から言えば本当はリビングなどに置いておくのがベストなのかもしれない。

UPSも運用中

停電時に安全にNASをシャットダウンするためにUPS(OMRON/BY50S)も運用中。

幸か不幸か?この1年UPSが実際に停電などで動作した場面は無かったが。UPS自体が保険のような存在なのだろうと思う。今年は東京で電力逼迫が叫ばれる場面が何度かあったけど、そんな時でも安心してNASを運用できているのは、UPSのおかげだと思う。もともと日本は、地震や台風、落雷など災害の多い国ですよね。加えて昨今は電力逼迫という要素も加わり、UPSの重要性も高まっているように思います。

OMRON BY50S

何故今、電力需給はひっ迫しているのか?(2022年3月22日に電力が逼迫した時に書いた記事です。)

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DS220+を1年間運用した感想

DS220+は、DS119jとは比べ物にならないほど動作が快適。

実はこのDS220+を運用する前は同じくSynologyのDS119jというNASを運用していたが、それとの比較では、もう圧倒的にDS220+が高性能でストレスなく動いてくれる。DS220+とDS119j。この2機種の最大の違いはメモリ搭載量だろう。DS220+が2GBに対してDS119jは256MB。

DS119jは画像をNASに送るとインデックス作成処理が走り出すのだが、この処理がやたら重く、処理中はアクセス不能、操作不能に近い状態になったりしていたが、DS220+ならインデックス作成処理が走ってる時でも処理が走っていることがわからない位快適に使用できる。

やはり2ベイは楽で安心

もうひとつ、DS220+とDS119jの大きな違いは、DS119jが1ベイなのに対し、DS220+が2ベイであることです。2ベイだと片方のHDDにトラブルが発生した時でもHDD交換が容易だし、データが損なわれるリスクも少ないです。(「1ベイ」や「2ベイ」はNASに搭載可能なHDDの数を意味します。)

1ベイだとHDDのトラブル発生時は、バックアップHDDのデータから復旧する必要が出てきます。たーぼうは毎日深夜にバックアップを取っていましたが、バックアップHDDのデータから復旧した場合、最大1日分の作業データが救出不可になるリスクもあるわけです。そう考えると2ベイモデルはコストアップにはなりますが安心感が全然違うかと思います。

一般家庭使用ではDS220jでも良かった気もするが・・

購入時にDS220jとDS220+で迷ったのだが、価格が高くてもDS220+にしたのは、メモリ搭載量DS220jでは512MBだったのに対し、DS220+が2GBとかなり違っていたことですね。DS119jの非力さにうんざりしていたので、DS220jのメモリ512MBでももしかしたらメモリ不足になるかもしれない?と心配になったことがDS220+を選択した理由です。

DS220+にしたおかげで動作は快適そのものではありますが、もしかしたらややオーバースペックだった感も無きにしろあらずですね。一般家庭の使用では多くはDS220jで事足りそうな気もします。ただ、たーぼう家の場合、NASが妻の仕事用としても使用しているので、その意味ではより快適性、信頼性の高いDS220+にしてよかったとも思います。

まとめ

というわけでDS220+を導入してから1年経ちましたが、記憶をたどってもトラブルらしいトラブルに会わずに快適なNASライフを送ることが出来ています。個人的にはDS220+は非常にお勧めできるNASだと思います。出来ればHDDを交換しながら、今後5年以上、出来れば10年位は使って行きたいと思います。

個人的には、特に2代目以降のNASとしてもっと高性能なものを導入したい場合や、家庭用でもアクセスが多かったり重い動画を多く扱ったりする場合小規模オフィス等がDS220+の利用に向いていると思います。

これに対し、1台目のNASや家庭内での使用がメインの場合はDS220j、その中でも特に導入コストを抑えたい場合はDS120jが宜しいと思います。

尚、2022年8月現在、市場に新品在庫はほとんどないと思いますが、DS119jは残念ながらお勧めできないです。メモリが256MBしかないからです。NASのOSもDSM7を動かすにはかなり荷が重いと思います。インデックス作成処理が始めると、まともにNASにアクセスできませんね。もちろんインデックス作成処理を深夜に行う設定もあるんですけど。

(余談)今後のNASの進化の方向性を考えてみる

PCに続きNASもSSD化の流れが本格化するか?

最近はパソコンではかなりHDDからSSDへの移行が進んでいます。理由は速度と低騒音、低消費電力ですね。今、新品のPCでOSをHDDに入れるなんてことはほぼ無くなったのではないでしょうか?。最近NASでもようやくHDDからSSDへの流れが出てきています。今後NASメーカーには是非2.5インチSSDに特化した小型のNASを開発してもらいたいですね。2.5インチ専用の2ベイなら、かなり小さなNASが作れそうな気がするのですが。

SSD用NASは500Gbで1.1万円位(2022/8月現在)。現状やはりHDDよりSSDは高いと感じる。もうちょっと安くなって欲しいな(2TBで1.1万位を希望・・)。

現状、2.5インチドライブ専用のNASもあるにはありますね。ただ6ベイもあるせいか結構高い(2022年8月で7万位)。2ベイで2万位のモデルがあれば結構売れる気がするのだけど。

回線スピードは1GbEから脱却できるか?

永らくNASのLANは1GbEが主流だったけど、QNAPのTS-253Dのように、ぼちぼち2.5GbE対応とか10GbEモデルも出てる状況。でもこれはNASだけが対応すればよい問題じゃなくて、ハブやPC、LANケーブル、ルーター含めて全て対応しないと効果は発揮しにくいですよね。

10GbE対応する際に、現状特にハブが高いなと思う。1GbEだと2~3千円で買えるものが、10GbE対応だと2万円とかしたりする。2.5GbEでも1万位から。せいぜい5千円のハブが出ないと2.5GbEはあまり普及しなさそう。

尚LANケーブルはCAT6(55m以下なら10GbEに対応する)ならかなり安い。これから新築で宅内LANを構築する際は、少なくともLANケーブルだけはCAT6以上にしておくべきだと思う。ハブとかは安くなったら買い換えればいいんだし。一度宅内LAN構築してしまうとLANケーブルの交換は結構大変だと思う。将来はLANケーブルが廃れて、機器同士がWIFIで繋がる時代になるのかもしれませんが、現状は、接続や速度安定性、安全性の面においては、LANケーブルが優れていると思います。

データをクラウドストレージに置く手もある。

この記事を読んでる人は、NASの導入か更新を検討している人かなと思うのですが、特に新規導入するを考えている場合は、NAS導入の代わりに(OneDriveやGoogleDriveなどの)クラウドストレージの利用も比較検討したほうが良いかと思います。特にデータ量が少ない場合はクラウドストレージの方が安価で済むことが多いかと思います。NASの管理運用の手間から解放されるメリットもあります。

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