自転車用空気入れで車のタイヤに空気を入れてみた。ちょっと大変だったけど可能だった。

たーぼうです。車の空気圧は1カ月に1度チェックしたほうがいいとされています。ただたーぼうの場合給油頻度が遠出とかしない限りは数ヶ月に一回なので、仮に給油の都度空気圧をチェックしたとしても、チェック頻度的に好ましくない状況。でも空気圧チェックだけの為にガススタ行くのもなんだしな・・・と考えた末、家にある自転車用で車のタイヤに空気を入れられるのではないか?と思いついたので実際にやってみました。

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使用した自転車用空気入れの紹介

たーぼうが持っている空気入れはPanaracerBFP-PGAB2-LHというモデルで2022年の10月に買ったロードバイク(GIANT Contend2)に空気を入れるために買った物。比較的最近買ったもので今でもモデルチェンジしていない現役商品だ。ちなみに取説はこちらからPDFでダウンロードできる。

購入以来トラブルなく便利に使っている。自転車に乗る前は必ず空気を入れてから乗るようにしている。そのおかげか購入してから1,000km以上走った今でもパンクには遭遇していない。

今回使った空気入れ パナレーサー BFP-PGAB2-LH

Panaracer BFP-PGAB2-LH の便利な点

この空気入れの便利な点が2つある。

 一つは、仏式バルブ、米式バルブの2種類のバルブにアダプター等無しで空気を入れられる点。たーぼうの場合、自転車は仏式バルブ、車は米式バルブを使用しているので両方ともクリップ(アダプターのようなもの)を介さずに口金をそのままバルブに入れて使用できるのが便利だと思う。

口金形状。ロックレバーは起こした状態になっている。この状態でバルブに抜き差しする。

もう一つは、空気圧計(ゲージ)が付いているので入れたい空気圧まで正確に空気を入れることが出来ること。この便利さを知ると空気圧計の無い空気入れには戻れなくなる。

空気入れ付属の空気圧計が非常に便利

ちなみにママチャリ等で一般的な英式バルブには付属の英式バルブクリップを使用することで使用可能だが、その場合空気圧計は使えない点が要注意である。その意味ではスポーツ自転車向けの空気入れだと思う。

口金をバルブ差し込んでロックレバーを倒せば準備完了

Panaracer BFP-PGAB2-LH で空気を入れる手順

基本的な手順は、車(米式バルブ)も700c自転車(仏式バルブ)も同じ。違うのは仏式バルブの場合コアナットを緩めたり締めたりする必要があるが、米式バルブの場合その必要が無い所だけ。

仏式バルブの口金を入れる図(Paneracer取説より転載)
空気を入れる手順

1、バルブのキャップを外す(無くさないように!)
2、(仏式バルブの場合)コアナットを緩める。※米式バルブの場合この手順は不要
3、ロックレバーが起きた状態で口金をバルブに差し込む
4、ロックレバーを倒す。
5、目的の空気圧に達するまでスコスコとハンドルを上下して空気を入れる
6、目的の空気圧に達したらロックレバーを起こして口金をバルブから抜く。
7、(仏式バルブの場合)コアナットを締める。※米式バルブの場合この手順は不要
8、バルブのキャップを締めて完了。

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実際に車に空気を入れてみたら結構大変だった。

今回空気を入れた車。スズキ スイフト(2009年式)今履いているタイヤサイズは175/70R14 写真は新車納車時のもの

実際に車のタイヤに空気を入れてみた。バルブキャップを外し口金を差し込むを空気圧計に空気圧が表示された。およそ1.8kPaだった。適正空気圧は2.2kPa位なので、適正値に対して0.4kPa位低い。多分4~5カ月くらい空気圧チェックを怠っていたので完全に空気圧不足でした。。

さてスコスコを空気を入れてみると自転車と違って車の空気圧がなかなか上がらない。あたりまえだけど車の方が空気を入れる量がケタ違いに多いのだ。0.1kPa上げるのに多分10回位スコスコとハンドルを押し下げる必要がある感じ。

タイヤ4本で100回以上ハンドルを押し下げただろうか。正直ヘトヘトになった。日頃の運動不足解消にはいいのかもしれない。175/70R14のタイヤでこんなに大変なのだから、もっと大きなタイヤだともっと大変だろうなと思う。

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感想・まとめ

感想としては労力的にはやや大変だけど、自宅で車の空気圧チェックと空気補填が出来るのは代えがたい魅力があるのも事実。

例えば、「あまり車の給油頻度が多くないので自宅で空気圧チェックと空気補填出来るといいな」という人にお勧めできる方法だ。但し車のタイヤが大きい人はかなり大変だと思われるので、さすがにガススタとかでチェックしたほうが良いと思う。

今後も空気圧チェックタイミングと給油タイミングが合わない場合は、この方法で空気圧チェックをしたいと思う。

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今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。