上野ー稚内間 普通列車旅行の所要時間は時代によってどう変わっていったか?

たーぼうです。手元に1973年と1990年の時刻表があります。この時刻表を使って上野ー稚内間を普通列車で移動した場合の所要時間を調べてみました。併せて2022年2月現在と所要時間を比較することで時代によって所要時間がどう変遷したかを見てみました。

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調査に使用した2つの時刻表

こういう時刻表って捨てられないですよね。というか逆に時間が経つほど読み物として面白くなる気もします。ちなみに2022年2月現在の時刻はネットで調べています。

1973年7月の交通公社時刻表

2000年頃神田の古本屋で確か2千円位で買ったもの。今は結構ボロボロになってしまっている。当時はまだSLが最後の活躍をしていたころで、新幹線は東京ー岡山間のみの開業です。

ちょうどこの時刻表が発売された時、中央本線が全線電化されたみたいですね。当時新鋭の381系が表紙になっています。というか49年後の2022年現在でも現役の381系って、考えてみればものすごい長寿な車両ですよね。

1990年1月 交通案内社時刻表

当時大学生だったたーぼうが買ったもの。新幹線は東京ー博多、上野ー新潟・盛岡間のみ開業。青函トンネル・瀬戸大橋も開通している。山形・秋田新幹線はまだ出来ていない。まだ全国の地方で客車列車が走っていたころで、全盛期は過ぎたけど夜行列車もまだ多く走っていた時代。急行列車もまだ結構残っている。

当時大学生だったたーぼうはこの時刻表を持って全国を旅していました。

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上野ー稚内の鈍行列車での所要時間は

所要時間は稚内着の日時から上野発の日時を引いたもので、乗り換え待ち時間を含んでいます。所要時間が一番短いのが1990年1月で、次いで僅か4分差で1973年7月が続きます。乗り換え時間ロスが少ないのと、1973年・1900年は夜行鈍行があったので夜中も移動時間に充てられたことが大きいですね。

現代では普通列車のみで旅行しようと、特に地方の路線でどうしても乗り継ぎが悪くなってしまいます。

1973年7月

仙台発青森行きの鈍行とか今では考えられない長距離鈍行ですよね。当時平駅は夜間でも閉鎖していなかったと思うので、待合室で仮眠をとれたと思います。あと平4:10発とか朝早すぎw・・・。時刻表を見ると他にも上野発一ノ関行き鈍行とかもありました。乗り継ぎもスムーズですね。

函館0時5分発の岩見沢行き鈍行列車が乗っているサイトがありました。荷物車や郵便車が主体で客車は2両しか連結されていないかったみたいですね。

旭川発稚内行き321列車が載っているサイトもありました。SL牽引だったみたいですね。風情があってカッコイイですね。冬の北海道で写真を撮るのさぞかし大変だったことでしょうね。

あとまだ18きっぷは1982年に登場したので、この時代は周遊券か普通に切符を買うかのどちらかですね。

1990年1月

ただこのころは1973年に比べれば乗換回数も増えています。普通列車については長距離旅行者よりも地域密着型のダイヤが重視されたのですね。なので旅客の大半が入れ替わるような駅では乗り換えが必要なダイヤになっています。

この旅行計画では郡山駅で泊まる必要があります。当時郡山駅には夜中の2時3時台に津軽やら八甲田やらが停車していたから駅は夜中でも閉鎖されていなかったと思います。なので待合室で仮眠が取れたことでしょうね。

快速海峡とか快速ミッドナイトとか今からすれば、18キッパーが泣いて喜びそうな列車がありますね。快速ミッドナイトと海峡はたーぼうも乗車経験があります。18きっぷの期間だったためか結構混んでましたね。

快速ミッドナイト号を紹介しているサイトがありました。懐かしい。たーぼうが乗車したのはキハ56でした。

2022年2月(青春18きっぷ利用前提)

時は変わって2022年ですが、なかなか18きっぷで北東北や北海道を旅するには厳しい時代になりました。青函トンネルを通る列車は新幹線しかなくなりました。東北本線の盛岡ー青森間は第三セクターになり、18きっぷでは通れなくなりました。

18きっぷで乗れるルートを設定したため、奥羽本線経由になりました。仙山線経由になったのは、奥羽本線の福島ー米沢間の列車本数が少ないためです。

普通列車は更に短区間になり、何と乗換回数は20回を要します。特に蟹田ー津軽二股、函館ー小樽、滝川ー旭川、旭川ー稚内など有効列車の本数が少ないため、どうしても待ち時間が増えてしまいます。

と言う訳で上野ー稚内の所要時間は1973年、1990年に比べると約8時間も増加しています。まあJRとしては上野ー稚内を普通列車で行こうとする希少な変人なんか相手にしていても仕方ないですよね(笑)。

秋田と札幌で泊まる必要があります。駅も終列車発着後は閉鎖されるはずなのでどこかホテルかネットカフェに泊まる必要があります。貧乏旅行もしにくい時代になりました。

2022年2月(東日本&北海道パス利用前提)

https://www.jreast.co.jp/press/2020/20210219_ho01.pdf

北東北や北海道旅行に行くなら東日本&北海道パスの方が便利かもしれません。いわて銀河鉄道や青い森鉄道も追加料金不要で乗れますし、新青森ー新函館北斗間も特定特急券(\4,000)を買えば乗れます。このメリットのおかげで18きっぷ使用時よりも約5時間も所要時間が短縮されました。やはり18きっぷだと青森ー函館間が特にネックなんですよね。

原ノ町と札幌で宿泊するする必要があります。

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まとめ

久しぶりに時刻表を引っ張り出して架空の旅行計画を楽しんでみました。

今は特に北海道では、下の商品のように特急も乗れるフリーパスでも使わないと、待ち時間だらけで移動もままならない状況になってしまいますね。待ち時間も含めて楽しめるなら別でしょうけどね。

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こちらも1973年の時刻表を元に作った記事です。当時の上野~札幌間の所要時間と料金を調べてみました。

今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。