たーぼうです。東京ー札幌間を出来れば格安で移動したいと考えた場合、どういう移動手段があるのか?を調査・比較してみました。2023年3月6日(月)に東京を出発、2023年3月9日(木)に札幌を出発する前提で、料金、時間、札幌での滞在可能時間を比較してみました。
青春18きっぷ & フェリー(青森ー函館)利用
格安旅行の王道と言えば、やっぱり青春18きっぷですよね。学生時代にかなりお世話になりました。ただ、たーぼうが学生時代だった1989~1993年当時は、青森ー函館間に快速海峡、函館ー札幌間に夜行の快速ミッドナイトがあり、盛岡ー八戸間の東北本線もJRだったし、いずれも18切符のみで乗れたという、今から見れば夢のような時代でしたね・・・。さて現代で青春18きっぷではどんな旅になるのでしょうか?
18きっぷは北海道で時間がかかる。でも乗り継ぎ待ち時間も楽しめそう
18きっぷでの旅行計画を作っていて感じたのは北海道内での乗り継ぎの悪さですね。特に函館ー長万部、長万部ー小樽、長万部ー東室蘭の本数が少ない。北海道のダイヤを見ていると「長距離の人は特急乗ってくださいね」って言われている感じがします。
でも乗り継ぎが悪いのも悪いことばかりではないですよね。例えば2日目の長万部で2時間の乗り換え待ちがあります。長万部駅周辺には日帰り入浴可能な温泉もあるので是非入りたいところです。あとはかにめしが有名ですよね。こういう時間を楽しめるのも18きっぷ旅行の醍醐味かな?と思います。
青森ー函館をフェリー利用とした理由は?
青森ー函館間の内、奥津軽いまべつー木古内間は新幹線しかなく、18キッパー救済措置としてこの区間のみの利用に限って「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」¥2,490が利用可能です。
しかしこの券を利用した場合、青森で1泊する必要があり宿泊代がかかるのと、フェリー利用に比べて函館到着が遅くなり、結果的に札幌到着も遅くなるため今回は青函フェリー(\1,800)利用としました。
尚、同じ青森ー函館間のフェリー航路として津軽海峡フェリーもありますが運賃は\2,660と割高になります。
ただ青森ー函館間でフェリーを利用するネックは、青森も函館も駅からフェリーターミナルが離れていて、どちらも徒歩で40分くらいかかりそうなことですね。日中ならバスもあるのですが深夜だとありません。なので歩くかタクシーを使うしかないのですね。乗船時間の4時間と微妙でところもちょっときついですね。寝不足になりそうな感じがします。
飛行機(羽田ー新千歳)利用
18きっぷの計画を作った後に、飛行機の計画を作ると、正に飛行機は異次元の速さに感じます。東京を19時に出て当日中に札幌駅まで行けるなんて凄すぎです。確かにこれなら東京ー札幌なら普通は飛行機を選びますよね。旅行期間を5日とした場合、札幌滞在期間を3日取れるのは鉄道(18きっぷ)やフェリーでまねできないかと思います。
フェリー(大洗ー苫小牧)&高速バス利用
もう一つ、東京ー札幌の移動手段として、大洗ー苫小牧間をフェリー利用する手段があります。メインが快適な船旅になるので、18きっぷを使うのに比べてだいぶ楽でしょうね。
東京ー札幌間の移動にかなり便利な切符もあります。大洗ー苫小牧間のフェリー代に東京駅ー水戸、水戸ー大洗港、苫小牧港ー札幌駅のバス代込みで¥9,900~(時期によって異なる)とかなりお得な切符です。
鉄道・飛行機・フェリーの比較
3つの移動手段の料金、所要時間、札幌滞在時間を比較してみました。移動にとんでもなく時間がかかりますが、令和になっても青春18きっぷの安さは圧倒的ではありますね。3/9出発の場合フェリーは片道\11,000でした。バス代も込みなのが便利ですね。飛行機はフェリー、鉄道(18きっぷ)に比べて高いことは高いですが、圧倒的な所要時間の少なさを考えると、9割以上の人が飛行機を選択するでしょうね。
フェリーと鉄道(18きっぷ)はそんなに時間は大差ないですね。
まとめ
旅行の楽しみ方も人それぞれですよね。今回の3つの移動手段それぞれに違った魅力を感じます。強いて言えば以下の感じになるかと。個人的には18きっぷに魅力を感じますね。過酷な旅になることは分かっているのですが。行きは18きっぷで帰りはフェリーとかにするのも飽きなくて面白いかもしれません。
鉄道利用(青春18きっぷ)が向いている人
・とにかく時間がかかってもいいから格安旅行がしたい人
・乗り鉄がしたい人
・車窓からの風景を楽しみたい人。
・長時間乗車や、フェリーで寝る事、駅からフェリーターミナルまでの深夜の徒歩移動が苦にならない人
飛行機利用が向いている人
・東京ー札幌間の移動時間を出来るだけ短くして、札幌での滞在時間を出来るだけ確保したい人
・飛行機が好きな人
フェリー(大洗ー苫小牧)が向いている人
・船旅が好きな人
・18きっぷに比べて楽に旅行がしたい人。
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