自宅の電力を新電力から東京電力(従量電灯B)に切り替えた理由

たーぼうです。今このタイミング(2022年11月)で自宅の電力契約を新電力(ドコモでんき)から東京電力(従量電灯B)に切り替えました。今回は切り替えの経緯や理由について書いてみました。

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切り替えた理由はドコモでんきの燃料費調整額の上限撤廃

ドコモでんきから東京電力(従量電灯B)に切り替えた理由は、ドコモでんきの燃料費調整額上限撤廃をドコモから来たはがきで知ったからです。2023年1月検針分(12月検針日から1月検針日前日まで)から上限撤廃後の電気料金になるとのことです。

上限撤廃は正直怖い

既に電気料金は上限まで到達してしまって、結局上限の料金でも赤字になってしまうから上限撤廃の動きも加速しているのですね。上限撤廃されると燃料費が高騰すれば電力料金もそれに伴って上昇することになります。こうなると、どこまで電気代が上がるのか?正直怖くもあります。

たーぼう宅は冬の暖房はエアコンに頼っているので夏より冬の方が電気代が多かったりするのでなおさらですね。さらには今年の冬はラニーニャ現象の為に寒いみたいだし。

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現在でも料金に上限のあるプランに切り替えた

調べた所、東京では以下の2つの会社のプランが上限撤廃していないことが分かりました。

①東京電力エナジーパートナー(従量電灯B)

実は現在でも料金に上限のあるプランもあるのですね。東京電力エナジーパートナーであれば「従量電灯B」や「従量電灯C」などの、小売自由化以前からある規制料金のプラン。料金変更には経産省の認可が必要なので簡単には値上げができない。

「従量電灯B」ってなんだか懐かしいと感じた人もいるかもしれません。電力が自由化される以前はみんなこの電力プランだったのですね。

 今東京電力では本音はこのプランに入って欲しくないんじゃないかと思う。だって燃料費が高騰しても自由に料金変更できないから、結果最終的に東京電力が赤字をかぶることになりかねない(というかもう既にそうなっている)。

 このプランは全然宣伝していないし、今時電話でしか加入を受け付けていないのも、東京電力がこの従量電灯Bの加入に消極的な(むしろ本音では加入してほしくない)表れに思えてならないですね。

尚、東京電力でもスタンダードSなどのプランは自由料金(料金の上限がない)である点には注意が必要です。(東京電力のプランならすべて規制料金で上限があるわけではないです)

と言う訳で今回2018年まで利用していた東京電力の従量電灯Bに、今回2022年12月からまた戻ることにしました。

東京電力(従量電灯B)への切り替え方法は?

現在電話で加入を受け付けている(ネット申し込み不可)。電話番号は「0120-995-113」です。

土曜日の朝10時過ぎに電話したが混みあっているらしくかなり待たされた。電話の際は上記サイトにあるカスタマーセンター混雑予想で空いてる時間帯に出来ると良いと思う。

電話の際に以下の情報を聞かれたので前もって準備しておくと良いです。(供給地点番号は検針票に記載されている)

・氏名
・住所
・電話番号
・供給地点番号(22ケタ)

また後日ドコモでんきにスイッチング(廃止)の連絡をするように依頼された。電話がつながってからは10分程度で手続きが完了した。

②コスモでんき

もうひとつ、新電力で唯一いまだに燃料費調整額の上限撤廃をしていないのがこのコスモでんき。正直何故新電力の中でここだけが上限撤廃していないのか理由がよくわからない。料金は月額で東京電力より50円~450円位安いプランもあったり、dポイントが付くプランもあたりする。

ただ今回コスモでんきを選ばなかった理由は、コスモでんきもそのうち燃料費調整額の上限撤廃をせざるを得なくなると思ったから。個人的にはあまり頻繁に電力会社を乗り換えるのは面倒なので今回コスモでんきへの切り替えは見送ることとしました。

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規制料金でも値上げの動きが。

規制料金なら料金に上限があるから一定以上の料金にはならないわけでもなく、現在東京電力も巨額の赤字に苦しんでいる状況なので、規制料金の値上げを検討している状況です。

規制料金も値上げするなら自由料金も一緒じゃない?と言う考え方もあるかもしれない。確かにそうなのかもしれないですね。

でも規制料金って全国の7割の家庭が契約しているそうです。(全国の7割の家庭は新電力に切り替えていなかったのですね・・これはこれですごいと思う・・)なのでここを大幅値上げしてしまうと国民の不満もかなり大きくなり、支持率にも影響しかねないと思うんですよね。

結果的には規制料金の値上げ幅は自由料金よりマイルドにせざるを得ないんじゃないかなと踏んでいるのですが実際はどうなるのでしょうかね?。

結果的に2023年はどの会社のどのプランにしても、多かれ少なかれ電気代の高騰からは逃げられないのかもしれません。

まとめ

電力供給は逼迫するわ、電気代は上がるわで、結局電力自由化って失敗だったんじゃないの?って思ってしまいますね。まあたーぼう的には一時期とは言え、電気代が安く済んだ時期もあったので自由化の恩恵が全く無かったわけではないですが。

でも今のような状況になると、昔のように地域の電力会社が独占する代わりに電力供給責任を果たしていた時代の方が良かったような気もしますね・・。

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最後までお読みいただきありがとうございました。