たーぼうです。先日5月11日の2022年3月期連結決算発表時にオリックスの株主優待が2024年に廃止されることが発表されました。今回はオリックスの1個人株主として優待廃止について感じたことを述べてみたいと思います。
優待廃止の「お知らせ」から廃止の意図を考える
https://www.orix.co.jp/grp/company/newsroom/newsrelease/pdf/220511_ORIXJ4.pdf
オリックスの、「株主優待制度の廃止に関するお知らせ」を読むと、株主優待廃止の理由について、「公平な利益還元のあり方という観点から慎重に検討を重ねました結果」と書いてありますね。
株主優待の恩恵を直接受けられるのは、主として日本国内に住む個人投資家であり、逆に言えばそれ以外の投資家が優待の恩恵を受けるのは困難なので、結果的に株主間で不公平が生じているのが優待廃止の理由かとたーぼう的には理解しました。
オリックスの優待について株主として感じていたこと
オリックスの場合(株主優待の設計的に)、株を多く持つ株主へのメリットが無いのは、株主的にはちょっと今一だなと思っていました。たーぼうはオリックス株を200株保有していますが、ふるさと優待の内容は100株持っている場合と変わらないです。優待的には株を多く持つインセンティブが無いので、優待目的で保有している株主の多くは100株だけ持っている方が多いんじゃないでしょうか。
あといろいろな優遇制度のある「株主カードで受けられる優待」は、株主になってから一度も使ったことが無いです。もらったときはいろいろあっていいなと思ったけど、(コロナの影響もあったと思いますが)結果的に使う機会がなかったなあ・・という感じでしょうか。意外と使う機会が無かったという株主も結構いるんじゃないでしょうかと(勝手ですが)推測します。
優待廃止した分を増配に回してくれるなら優待廃止もありと考える
以上のことから、1株主であるたーぼうとしては、もし優待廃止で浮いたコストを増配等で株主還元に回してくれるのなら、株主優待を廃止してもいいかと思います。考えてみれば何かと利用に制約のある優待より、配当で還元してくれるのが一番いいかなと思いますね。企業サイドにとっても、優待制度維持にかかる手間を考えると増配で対応したほうが楽なんじゃないかと思います。
ただ1つ、配当にはない優待のメリットを挙げると、配当には税金がかかるけど優待には税金がかからないことがありますね。でもメリットとしてはこの位かなと思います。
まとめ
と言う訳で今回のオリックスの株主優待について1株主として感じたことを書いてみました。発表翌日株価は大暴落するかと思ったら意外と下げていなかったのが印象的でした。優待廃止は2024年なので、優待目的の株主は2024年までは保有しようと考えているのかもしれません。
たーぼうとしては、オリックスの業績が順調である限りは2024年以降もオリックス株を保有し続けようと考えています。コロナショックで株価が低迷していた時に平均取得単価1240円で買えたこともあり、かなり良い時に買えたと思っています。今の株価ではなんか買い増しする気にはならないですね・・。もっと買っておけばよかったです。
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今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。投資は自己責任、自己判断にてお願いいたします。