GMOインターネットグループ(9449)の株主優待がブロガー向きだと思う理由

たーぼうです。GMOインターネットグループ(9449)はネット関連で多彩な事業を展開している会社ですが、ConoHa wingをレンタルサーバーに使っているブロガーにとって、非常に魅力的な株主優待を行っていることを知りました。今回はこのことについて書いていきます。

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GMOインターネット(9449)の株主優待

大別すると4つの株主優待がある

GMOインターネットグループは以下の4つの株主優待を実施しています。(今回たーぼうが重視しているのは③の優待です)

①、GMOクリック証券の証券口座で対象期間中に「GMOインターネット株式会社の株式」の買い付けに生じた手数料相当額をキャッシュバック

②、GMOクリック証券で対象期間中に生じた売買手数料※合計額のうち、5,000円を上限にキャッシュバック

③ 、GMOインターネット及びGMOインターネットグループで提供しているサービス(適用サービスは下記一覧を参照)の対象期間中の利用料5,000円分(上限)を割引。(適用サービスは1つだけ選択可能)
 →「とくとくBB」「お名前.com」「お名前.comレンタルサーバー」「ConoHa」「Z.com」「Makeshop」「KumagaiStyleShop」

④、GMOコインにおけるビットコイン付与2,100 円分

詳細はGMOインターネット株式会社の株主優待制度のページを確認ください。
https://ir.gmo.jp/st-newstockholders/first/

ConoHa wingをレンタルサーバーに使うブロガーに魅力的な優待

特に上の③の優待でConohaを選べば、たーぼうのようにConoHaをレンタルサーバーに使っているブロガーは、半年に1回、利用料5,000円割引を受けることが出来ます。

半年で5,000円と言うことは年間だと10,000円ですね。ということは、現在年間1万円ちょっとのレンタルサーバー代をConoHaに支払ってるたーぼうは、GMOインターネット株を100株持ってさえいれば、サーバー代のかなりの割合を優待で賄うことが出来るわけです。

結果的に年間のレンタルサーバー代の大幅削減が可能になりますね。ブログ収益黒字化へのハードルが格段に下がるわけです。更に配当を加味すると株主優待+配当でサーバー代を補うどころか完全におつりが出る状態になります。(※2021年12月期の年間配当1株52.7円にて計算。この場合100株で年間配当5270円。配当課税分を差し引くと年間配当は約4200円になります。)

結果的に年間のレンタルサーバー代が、ほんのわずかな額で運営可能になりますね。ブログ収益黒字化へのハードルが格段に下がるわけです。むちゃくちゃお得ですね!

尚、注意点としては、優待付与が半年毎なので、サーバーも半年契約で更新して、その都度優待を適用していく必要があります。conoHa wingの6カ月契約の場合、サーバー代は半年間で6600円(2023/1/3現在)なので、6600円の内5000円を優待で賄えるので出費は半年間で1600円、1年だと3200円で済むことになります。

今(2022年)買うといつから優待割引を受けとれるか?

サイトを見ると、2022年上期株主優待は、2021年6月末から12月末まで継続保有した株主に適用されます。継続保有が条件なので権利確定日だけ保有していればいいわけではなく、同じ株主番号でずっと持っている(ガチホする)必要があります。ちなみに貸株も株主番号が変わるのでだめですね。

この前提条件が今後も続くと仮定した場合、2022年1月~6月末までにGMOインターネット株を購入し、2022年末まで継続保有すれば、2023年4月1日~9月30日に株主優待適用を申請することが出来そうです。去年末までに買っておけばよかったかな?

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配当をチェックしてみた。

GMOインターネットの株主還元・配当サイトを基に作成。(2023年12月期の第2四半期分まで反映)

配当をチェックしてみました。2022年は第3四半期まで反映していますが、第3・4四半期は無配になっています。配当は多い時もあれば突然無配になる時もあり安定はしていないですね(笑)

株主還元方針としては「利益の50%(内33%は配当、17%は自社株式取得)を還元する方針」ということです。「いい時はたくさん出すけど、悪い時は少なかったり無配だったりするよ」と言うことです。

グラフにしてみると100株保有で、多い時で年間5000円、少ない時で年間2000円程度の配当額です。

優待のサーバー代補助が年間1万円とプラス配当で、およそ年間のサーバー代は賄えるのではないでしょうか?。というわけでブロガーでConoHaのサーバーを使っている人は、GMOインターネットの株を100株持つことをお勧めします。アドセンスやアフェリエイトの収益をサーバー代に充てる必要が無くなり、ブログ黒字化へのハードルが格段に下がりますよね。

この辺の考え方がIT企業らしく非常にスマートですね。社内会議を開いてあれこれすったもんだして配当額を決定する必要がないので、個人的には非常に合理的な配当額の決め方だと思います。四半期ごとに一定額以上の配当を期待するような人には向いていない方式だと思います。

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配当+優待利回りを計算。

・配当を

・年間優待額はConoHaのレンタルサーバー代割引を年間10000円とビットコイン付与2100円だけ適用した前提で、年間12,100円です。

配当+優待額は、100株Nisa枠使わない前提で4200円+12100円=16300円。これを2022年6月18日の終値株価2126円で利回りを計算します。すると配当+優待利回りは7.7%になり、なかなかの高配当と言えます。

但したーぼうは、1株2471円で買ってしまったので、残念ながら今の所含み損が出てしまっている状態ですね。まあ長期で持つつもりなのでいいんですけど。

GMOインターネットグループの株式銘柄研究動画の紹介

GMOインターネットグループの銘柄研究をしているYouTube動画がありましたのでリンクを貼っておきます。

ネット関連企業でありながら、ドメイン事業で高シェアを誇るなど、非常に手堅い事業を展開していることがわかります。個人的には長期で持っていても安心できる企業に思いました。

決算は下記の公式サイトで確認できます。

投資家情報|GMOインターネットグループ株式会社
GMOインターネットグループの株主・投資家のみなさま向けの情報を掲載しています。当社をよくご理解いただけるよう経営方針や、決算・開示資料、業績情報、株主優待情報など様々なコンテンツを掲載しています。【東証プライム上場 証券コード9449】

チャートをチェックする

と言う訳でGMOインターネットグループの日足チャート(2022年6/18時点)を掲載しました。たーぼうは、調べていくうちにこの株に魅力を感じ、2022/1/24に\2,471で購入しましたが現状含み損が出ている状態です。IT関連企業ということでNasdaqとの相関が高そうに見えますね。

TradingView社提供のGMOインターネット(9449)のチャートを使用

2022年前半は下落傾向が続いていますね。まだまだ下がるのかな・・。米株を中心とした株安傾向が収まらない限りはGMOインターネットの株価も軟調状態が続くのかもしれません。

とりあえず基本100株をガチホでいきたいと思います。少なくともブログをやめない限りは持つつもりです。

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今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。投資は自己責任、自己判断にてお願いいたします。