インドネシア株に投資するETF(EIDO)について調べてみた

EIDOはインドネシア株に広く投資するETFです。近年成長著しくまた今後も成長の見込まれるASEANの一員であるインドネシアの株式に広く投資できる「EIDO」について調べてみました。

スポンサーリンク

インドネシアの概要

インドネシアは5,110kmと東西に非常に長く連なる、世界最多の島嶼を抱える島国である。同国は赤道にまたがる1万3,466もの大小の島により構成されている。国の公用語はインドネシア語である。人口は2億6,400万人を超える世界第4位の規模であり、また世界最大のムスリム人口を有する国家としても知られている。

Wikipediaより引用

現在でも日本の2倍以上の人口大国なんですね。個人的には日本と同じ島国と言うことで親近感を持ちますね。

今後も堅調に人口が増加するインドネシア

出典:国連 World Population Prospects 2019 File POP/1-1: Total population (both sexes combined) by region, subregion and country, annually for 1950-2100 (thousands) のデータをグラフ化。 ※中位推計

少なくとも2050年までは人口が減少する気配見られません。2030年頃には人口3億人を突破する見込みです。今後も人口増加を背景とした経済成長が期待できます。

世界の中でもインドに次いで高いASEAN地域の経済成長率の見通し

出典:国際通貨基金 2022年7月「世界経済見通し(WEO)」

国際通貨基金 2022年7月「世界経済見通し(WEO)」によれば、インドネシアが含まれるASEAN現加盟国5か国地域の経済成長率の見通しは、2023年度+5.1%とインド(+6.1%)に次ぐ高い成長率が見込まれています。


※上表のASEAN現加盟国5か国は、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、シンガポールを指します。

インドネシアと他のASEAN加盟国の経済成長率見通し

インドネシアを含むアジアの5か国の今後の経済成長率の見通しを表にしてみました。この中でベトナムが最も高い成長率を見込まれていますが、次いでマレーシア、フィリピン、インドネシアが2022年度以降5%以上の高い成長率が予想されています。2022年以降はコロナを克服して元の成長軌道に戻ると見込まれています。

スポンサーリンク

インドネシアに投資するETF

インドネシアに投資するETF(EIDO)の概要

ティッカーEIDO
ETF名称iシェアーズ MSCI インドネシア ETF
運用会社ブラックロック(BlackRock)
経費率0.57%
資産総額4.37億ドル(599億円)※2022/8/26現在
市場米国市場
銘柄数90銘柄
上位10銘柄比率61.8%
出典:ブラックロック社サイトより https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239661/ishares-msci-indonesia-etf(2022/8/26時点)

EIDO以外にインドネシア企業に投資するETFが見当たらないのでEIDOの一択になるかと思います。経費率も新興国ETFとしてはそんなに高くない水準かと思います。上位10銘柄で63.8%の比率はかなり高いですね。

EIDOの上位10銘柄と比率を紹介

ティッカー社名比率セクター概要
1BBCABANK CENTRAL ASIA18.8%金融インドネシアの民間最大手銀行
2BBRIBANK RAKYAT INDONESIA (PERSERO)12.0%金融インドネシア最古の銀行。国営
3TLKMTELEKOMUNIKASI INDONESIA9.05%通信インドネシア最大の国営通信企業
4ASIIASTRA INTERNATIONAL4.87%一般消費財・サービス6つの中核事業を有するコングロマリット(複合企業)
5BMRIBANK MANDIRI (PERSERO)4.76%金融国内資産規模最大の国営銀行
6BBNIBANK NEGARA INDONESIA3.21%金融インドネシアで4番目に大きい国立銀行
7ADROADARO ENERGY TBK2.72%素材インドネシアで2番目に大きい石炭鉱山会社
8CPINCHAROEN POKPHAND INDONESIA2.35%生活必需品タイのコングロマリット
9MDKAMERDEKA COPPER GOLD2.08%素材金、銀、銅およびその他の関連する鉱物の採掘会社
10UNVRUNILEVER INDONESIA1.99%生活必需品イギリスとオランダに本社がある世界最大級の消費財メーカー。
出典:ブラックロック社サイトより https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239661/ishares-msci-indonesia-etf(2022/8/25)

金融セクターの比率が高いですね。国営企業が多いのも特徴でしょうか。最近の資源高の影響で素材セクターが伸びていますね。

EIDOの分配金

出典:ブラックロック社サイトより https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239661/ishares-msci-indonesia-etf(2022/8/26時点)

分配金は2018年以降減配傾向が続いていましたが、2022年6月は前年同期比2倍以上の増配になっています。直近一年の分配金は約$0.5です。これを2022/8/26の終値($23.56)で利回りを計算すると、約2.1%となっています。仮に2022/12月も6月並みに配当が出た場合は、利回りは約2.8%となります。

現時点では分配金の利回りよりも、インドネシア経済の成長に伴う株価上昇に期待して買う感じでしょうね。

EIDOのチャート

Trading View社提供のEIDOチャート(2020~20228/26)

上の図は、EIDOの週足チャートです。コロナ前は$26台だった株価はコロナショックで、$12台にまで落ち込みます。その後順調に回復し、2921年1月には一旦$25台にまで回復します。その後は$20-$25の間のBOX圏内の比較的穏やかな動きになっています。

為替(インドネシアルピア/日本円)

Trading View社提供のチャート

為替も見てみます。上図はインドネシアルピアと日本円の月足チャートになります。コロナショックを境に日本円に対してインドネシアルピーの上昇傾向が続いています。特に2022年3月以降急上昇しています。ロシアのウクライナ侵攻を機にエネルギー価格の高騰が影響していると思われます。こういう時に資源国の通貨は強いですね。

最新チャート

2022年4月に天井を付けて、その後は$23-$24の値動きです。

まとめ

人口増加国、経済成長率も高く、資源国でもあるインドネシアは今後も長期投資先として有望だと思われます。現在たーぼうは、長期保有目的で毎月定期的にEIDOを買っていますが、今後も定期的に購入を続ける予定です。

関連記事

他の新興国ETFについての分析記事も併せてご覧ください。

外国株

外国株及び外国株で構成されたETFや投資信託に関する記事のカテゴリー

以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。投資につきましては自己責任、自己判断にてお願いいたします。