投資には博打的な要素が存在します。なぜなら誰にもわからない未来に対して「賭ける」という要素がどうしても排除できないからです。
なのでどんなに優れた投資家でも100発100中で成功するなんてことが無いのが、投資の世界だと思います。
ただ、だからといっても、「所詮投資なんて博打なんでしょ!」と開き直って考えるのは危険だと思う。博打的な投資で継続的に稼げるのはごく一部の天才だけだと思う。
たーぼうを含む凡人にとっては、むしろ「博打的な要素をいかに減らすか」が投資成功の鍵になるのでは、と思います。ではどうすれば博打的な要素をいかに減らせるのか?について考えてみました。
ボラティリティが高い投資先の比率を抑える(もしくは避ける)
ボラティリティが高い投資先に投資すること自体、否定はしないです。当たればリターンも大きいし(但し外れたらダメージは大きい)。但し比率は抑えたほうがいいですね。どういう投資先がボラティリティが高いかと言うと、例えばビットコイン、レバレッジの高いFX投資、ボロ株、高レバレッジの超短期投資などでしょうか。他にもいろいろあるとは思います。
たーぼうの場合はもし、ビットコインをやるとしても全投資額の1~2%位にとどめると思います。個人的にそれでも十分にスリリングですね。
この上限比率って人によって下落耐性が変わるので、人によって異なると思います。例えば基準は「大損したとしてもちゃんと夜寝られるくらいの比率に抑えられているか?」として考えてみるのもいいかもしれません。
まとめると、ボラティリティの高い投資先の比率を、その人にとって適切な範囲内に抑える事が、投資成功の条件の一つと思います。
投資対象の分散・投資タイミングの分散
例えば、株式だけではなく、債券、コモディティ、リートにも分散する。投資対象地域を分散する(日本株、アメリカ株、欧州株、アジア株、新興国株・・)投資セクターを分散(ハイテク株、金融株、メーカー、商社、物流、小売り、素材・・・)。
あとは、投資タイミングを分散させる。(毎月定期購入する。下落時に押し目買いする時でも何回かに分ける、利確タイミングも可能なら分散させるなど)
こうやって投資対象やタイミングを分散させるメリットは何かを考えると、ボラティリティを抑えられる(自分の投資残高が激しく増えることも減ることがなくなる)ということですね。もちろん 自分の投資残高が激しく増えることがなくなることは残念なことですが、一番怖いのが「自分の投資残高が激しく減る→結果的に投資が嫌になってやめてしまう」ことに尽きるので要はこのリスクを避けるために投資先や投資タイミングを分散させるわけです。
わからないものには投資しない(投資対象に関する研究・分析・情報収集を怠らない)
投資対象は買う前に出来るだけ調べてみる。例えば個別株ならを買う前に決算短信を見てみるとか。また買った後も決算が出る度にチェックする。
ただ、「わからないものには投資しない」と書きましたが、わからないものでも試しに少量買ってしばらく保有してみるのはアリだと思います。株とかって投資って保有してみてわかることって結構あるんですよね。保有しているからこそ日々の株価の動きが気になるわけだし、上がった時になぜ上がったのか調べたり考えたり、下落した時も同じように調べたり考えたり、そうしていくうちに投資先への理解が深まるんですよね。ただものによっては少量だけ買うなんてことが出来ない投資対象もありますよね(一部の日本株とか)。そういうものは買う前に本当に事前に調べたほうがいいと思いますけど。
尚、投資対象を研究する時間がないとか、興味がわかないという人には株価指数へのインデックス投資をお勧めします。例えばS&P500に連動するインデックスファンドやETFなど。ただ、仮に S&P500 に投資するにしても、時々世界経済、アメリカ経済についてニュースをチェックするくらいの情報収集したほうがいいかなとは思いますけど。今後もアメリカが世界経済をけん引し続けるかはわからないわけし、けん引し続けたとしてもS&P500が上昇し続けるかどうかはわからないわけですから。
世界経済・政治・社会等の幅広い情報収集
株価を動かす要素って本当に無限と言っていいほどあるんですよね。金融政策、疫病の蔓延や終息や変異(新型コロナウイルスみたいな)、法律の改正や適用、国同士の関係、軍事的な緊張や衝突、気候変動や環境問題、人口動態・・・挙げだすときりがない。情報収集する範囲もこれだけやればOKなんて範囲は設定するのは難しい。ただ日々特定のニュースサイトや日々発信してくれるYoutubeやブログ、ツイッターをチェックするだけでも、何もやらないより全然ましだと思います。
まとめ。
最終的にはできるだけ長期間投資を続けて結果的に生き残り続けられることが投資成功の鍵だと思います。
こういうのって長期投資なのか、短期投資なのかによっても違うし、人によっても違うし、投資額によっても違うのかと思います。
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今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。投資は自己責任にてお願いいたします。