未来の株価はわからないことを念頭に置いて投資する

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投資初心者だった頃の私

投資歴の長さだけは一丁前(約20年)のたーぼうですが、特に株をやり始めた頃は今と全然違うやり方で投資をやっていた。今回は当時の自分と今の自分の投資手法の違いについて述べていきたいと思います。ちなみに最初は日本株のみでスタートしました。

基本的に株価は一定のレンジの中で上がったり下がったりを繰り替えすだけのものだと思っていた。

 ・基本的にあらゆる株価は一定のレンジの中で上がったり下がったりを繰り替えすだけのものだと思っていた。なので自分が勝手に設定したレンジの下限で買い、上限に株価が達すると株は売っていた。株を保有している期間は普通数カ月程度。長くて1年位だった。カテゴリー的には短期~中期投資家といったところなのかな?。ある程度は儲かったけど、売却後に予想と裏腹に引き続き上昇し続ける株も多かった。その場合は上昇し続ける株価を指をくわえて見ているほかはなかった。

自分は未来の株価の動きはわかると思っていた。

 ・自分は未来の株価の動きはわかると思っていた。例えば「この株は1000円くらいまで下がってきているけどこの辺が底だから買おう。程なくして底打ちし上昇し始めるはず。多分1200円くらいが天井だからそこで売ろう。」などと事前に自分で(勝手に?)ストーリーを組み立てて売買していた。
 当然、往々にして予想が外れたりするのだけど、その時はどうしていいかわからなくなり株を持ち続けるほかはなかった。結果的に含み損を延々と抱え続けるなんてこともよくあったっけ。

やってくうちに変わっていった考え方

 失敗と成功を繰り返すうちに、いつしか、未来の株価なんて自分を含めて誰にもわからない、と思う(悟る?)ようになった。

 自分は、リーマンショックも、東日本大震災も、コロナショックも、すべて予想できなった。そう、未来の株価なんて誰にもわからないものなのだ。

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今の私の投資手法 (長期分散投資)

「未来の株価なんて自分を含めて誰にもわからない」という前提に立った時に、自分はどう株を買えばいいのか。結局はこうなった。

長期分散投資

・普段は、長期投資を基本として株や債券、コモデティ等を淡々と積み立て投資していく。

売買の考え方

・買ったものは基本的には保有し続けるけど、成長ストーリーが怪しくなったものは売る。
・下落時は、「”憧れのあの株”がバーゲン価格で買えるチャンス」と捉え、ここぞとばかりに買いを入れる。また、下落時の買いに備えて現金はある程度確保しておく。

未来の相場がどうなるのか。決めつけない。

・バブル崩壊に備えて前もって持ち株を売り払うなんてことはしない(というか出来ない。できなかったし。)。だってそれがいつ来るものなのかわからないから。
・アナリストや投資家ブロガー、YouTuberなどが発信する情報は、参考にはするけど鵜呑みにはしない。

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まとめ

・今でも自分の投資手法は少しずつ変化していると思う。もっとパフォーマンスをあげていくにはどうすればいいのか?時代の変化に合わせて投資手法や投資先を変えていく柔軟さも必要だと思う。
あとは投資にかかわっている間は常に勉強し、知識のアップデートをしていかなければ。
 
 例えば ”自分は投資歴20年なのだから投資についてもう学ぶことは何もない” 
 そう思った時点で成長は止まり、退化が始まる。

サラリーマンだったの頃、出張で行ったオーストラリアメルボルン郊外の田舎町にて。空がものすごく高く感じて思わず撮った写真。