2023年がかなり株価的に好調だったので、(なんとなくですが)2024年の相場は厳しい年になるんじゃないかと予想していましたが、見事にいい方向に裏切られているのが今年1~3月の相場ですね。
今のところは、厳しい年になるからと予想しても、変に株を売却して極端に現金比率を上げて、下落に備えるようなことをしなかったことが、却って功を奏している感じです。
つくづく、相場の予想ほど、困難で難しいものは無いなと思います。当たらない相場予想に囚われて極端なポジションを取ることほど危険なことはありません。
暴落もリスク要因の一つではあるのですが、上昇に乗れないことも同様にリスク要因なのですよね。なので暴落を恐れて現金比率を極端に上げたりすれば、結局いつまで経っても資産が増えないなんてことになりかねないのですね。
結局のところ、(自分を含めた)凡人投資家は、出来るだけ長期間資産を株式で持ち続けて、いつ起こるかもしれない暴落については予め受け入れる覚悟を常日頃持つしかないのかなと思います。もちろん自分のリスク許容度に応じた適切な現金比率を維持することが重要なのは言うまでもありません。
2024年3月のパフォーマンスは?
2024年3月のポートフェリオ全体のパフォーマンスは+4.41%と1月以降3カ月連続で含み益が増加しました。日本株・外国株・債券・コモディティすべてがプラスでしたが、中でもコモディティ(金・銀)が一ヵ月で10%程度上昇して全体を牽引しました。
株価指数との比較でも他の日米主要株価指数よりパフォーマンスが良かったは、コモディティが上昇したおかげでもあります。また、為替が円安・ドル高の振れたことも円換算での資産増加に繋がっています。
2022年以降の累計パフォーマンスを日米株価指数と比較
2023年以降は特に日経平均・Nasdaqが強い
2022年末時点からのポートフォリオのパフォーマンスを他の株価指数と比較すると、自分のポートフォリオのパフォーマンスは、Nasdaq、日経平均に次いで3番目に位置しています。
それにしても2022年末から50%前後上昇しているって凄いことですよね。
個別株の月間パフォーマンス
日本株3月の結果
3月の日本株で特に好調だったは、日本駐車場開発、レンゴー、三井物産、三菱商事と言ったところです。レンゴーは製品価格値上げのニュースに株価が反応していますね。これからはコスト増に伴う値上げが受け入れられるかがカギになってくると思います。
相変わらず三菱商事は5000億円の自社株買いの勢いが続いてますね。
外国株3月の結果
3月の外国株は全体的に好調でしたが、個別に見ていくとかなり明暗が分かれています。グーグルが意外に好調でしたね。↓のニュースに株価が反応したかな?まだ決定したわけではないですけどね。
あとPXD(パイオニアナチュラルリソーシーズ)が好調だったのは原油価格上昇に伴うものでしょう。
2024年3月の売買実績
売却:BA(ボーイング)@$180.99
購入:eMaxis-slim S&P500(10万円分)@27393円
eMaxis-slim S&P500(10万円分)は新NISAの積み立て投資枠で購入。今年は毎月10万円を積み立てて1年で枠一杯の120万円を埋める予定です。
ボーイングはホルダーを卒業しました。売却後CEO退任のニュースが出てきましたね。
2024年3月末の資産構成・ポートフォリオ
3月末の資産構成です。
資産構成(アセット・アロケーション)
3月末の資産構成です。株だけで約84%を占めています。残りは債券が10%、コモディティが6.6%と言ったところです。最近日本株が好調なので若干日本株のウエイトが増えている(2月30.6%→3月30.9%)感じです。
ポートフォリオ(日本株)
日本株は、個別株で、輸送機器25%・商社33%・銀行17%あたりをメインに保有中です。大型・高配当なものを中心に長期間NISA枠で保有する戦略をとっています。とはいえ商社株等は、株価値上がりで昨今は高配当とは言えない配当利回りになってきてますね。時代は変わりますよね。
ポートフォリオ(外国株)
外国株で一番保有比率が高いのはeMAXIS-slim S&P500で外国株の約33%を占めていますが、2024年の新NISAの積み立て枠はこのeMAXIS-slim S&P500で埋める予定です。よって今後はeMAXIS-slim S&P500の保有割合が徐々に高まる予定です。
正直今の米株は高い印象が強くて個別株を積極的に買う気になれないのですよね。結果的に最も無難な選択であるインデックスの積立投資を淡々と行っております。
ポートフォリオ(債券、コモディティ)
3月は債券・コモデティは特に売買しませんでした。
まとめ
2023年は株高と円安で好調だったので、2024年は厳しい年になるだろうなと年明け時には考えていましたが、意外や意外、3月も株価が絶好調で、3カ月連続上昇という結果になりました。
いよいよ来月は、決算発表シーズンを迎えますね。上昇修正、増配発表のラッシュになると嬉しいのですが。さてどうなるのかな?
引き続き、いつも通りに、上昇しても舞い上がらず、下落してもパニックにならず、人生を楽しみながら、淡々と投資を続けていきたいと思います。
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