たーぼうです。昨日数年間保有していたボーイング株を売却しました。購入の経緯、売却した理由、損益はどうだったかを書いていきたいと思います。どんな株もそれなりにリスクはあるものですが、航空機メーカー株もやはり独特なリスクが有るものですね。
購入の経緯
コロナショック前は1株$360-$440だったボーイングの株価は、コロナショックを機に$150付近まで下落します。株価が半分以下になってしまったんですね。
典型的なコロナショックの影響をもろに受けた銘柄ですね。ただ個人的にこういう銘柄を下落時に仕込むのは大好きだったりします。2020年から2021年にかけて数回に分けて購入しました。購入平均単価は$189位です。
コロナショックが終われば、航空機需要も回復しボーイング株も必ず復活すると思って買ったんですよね。なんせ世界で大型旅客機を作っているメーカーはボーイングかエアバスくらいしかないですもんね。
またこの分野は参入障壁が超絶に高いのですよ。ちょっと前に三菱重工が「MRJ」という小型旅客機で市場参入を目指していましたが(分野的には小型機なのでボーイングやエアバスとはちょっと異なりますが)、しかしながら最終的には、1機もエアライン会社に納入されることなく撤退を余儀なくされました。なのでボーイングがコケるなんてことはよほどのことが無いと有り得ないと思ってたんですよね。
売却の理由は?
売却した理由は直接的には、株価があまり上がらなかったからなのですが、ボーイング社の業績自体もあまり良くないし、以前からずっと品質問題を抱えていたり、最近内部告発者が急死するなど、嫌なニュースが続いていることも原因です。
なんかちょっとボーイングの航空機大丈夫か?って思ってしまいますね。
損益はドルベースでは赤字、円換算では黒字だった
平均購入単価は、$189でした。で昨日全株を約$181で売ったので、ドルベースでは赤字でした。ただ、為替が2020-2021年に1ドル110円前後だった時期に購入して、2024/3月の1ドル149円の時に売却したので、円ベースでは、数万円の利益が出ました。
まあ結果的には為替のおかげで利益が出て助かったのですが、そもそもドルベースでは赤字だったので、株を買わずにドルのままで持っていた方が却って儲かっていたわけですから、トレードとしては成功したとは言えないですよね。
個別株はもちろん当たれば大きく稼げますが、こういうことも往々にしてありますよね。
ホルダーではなくなったが今後も見守っていきたい
個人的にはボーイングという会社が今抱えている問題を行方を見つつ、また今後に明るい展望が出てくるならば、また再度入っても良いかなと考えています。
最近CEO退任のニュースが入ってきました。これを機にボーイング社が良い方向に変わっていくことを期待しております。
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