2023年8月の資産運用結果【8ヵ月連続で含み益が増加】

 2023年8月の運用結果は日本株はマイナスだったものの、外国株・債券・コモデティ価格が上昇したことから全体のパフォーマンスは+0.24%と微増でした。主力の米国株は、ドルベースではマイナスでしたが、為替が月間で2.29%も円安方向に振れたことで、円ベースではトータル微増と言う結果になりました。結果的には円安ドル高に助けられた月になりました。

今年の資産運用の結果、含み益は8ヵ月連続でプラスになりました。正直月間で含み益が8カ月連続で上昇するのは、資産運用歴20年以上の私でも過去に記憶がなく、正直嬉しいですが少々気味が悪い気もします。2023年後半はドカーンと下がる局面があったりするのでしょうか?

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2023年8月の資産運用結果

運用成績はドル建て資産を円換算してすべて円で計算しています

8月は日本株が▼0.98%と不調、外国株が+0.81%(円換算)と堅調でした。債券、コモデティも堅調だったのでトータルでは辛うじてプラスだった感じです。

まあ円安に助けられましたね。個人的には日米の金利差が拡大しているうちは円安が進むと見ていますが、これが、一転して日米の金利差が縮小する事態になれば、今度は円高基調になり、運用資産がドルベースでプラスでも円換算ではマイナスになるといった試練の時がやって来ると思います。来年後半あたりになればアメリカFRBの政策金利が今度は利下げに転じるかもしれません。その時が運用資産にとっては厳しい局面になるのかもしれません。

たーぼうの8月の月間パフォーマンスを日米主要株価指数に比べた場合、TOPIX>たーぼう>日経平均>S&P500>NASDAQ>ダウとなりました。実はTOPIXも8カ月連続のプラスなのですよね。今年は「日本株が輝く年」になるのでしょうか。

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2021年以降の累計パフォーマンスを日米株価指数と比較

8月も月間プラスを継続。

たーぼうの損益(円ベースでの含み益+配当+利益確定)と日米株価指数を比較

2021年末からの累計パフォーマンスは2023年1月以降プラス圏に浮上し、8月もプラスで終えることが出来ました。月間プラスだったのは8カ月連続です。この好調はいつまで続くのか・・・?

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個別株の月間パフォーマンス

日本株の7月と2021年末比の結果

8月日本株で好調だったのはレンゴー・ENEOS・トヨタ自動車といったところです。

レンゴーは一般消費者にはなじみがないかもしれませんが、国内段ボール最大手のメーカーです。コロナショックで宅配が増えて段ボール需要が増えるとみて買ったのですが、確かに宅配用の需要は増えたのですが、逆に企業の生産は停滞してメーカー向けの段ボール需要は落ちたので、トータルではたいして需要は増えず。目論見通りにはなりませんでしたね(笑)。でもレンゴーは8月に出た決算がかなり良かったです。株価的にはようやく開花しつつあるかな?地味だけどいい会社だと思います。上昇したと言ってもPBRは0.63倍、PERは7.1倍。まだまだ安いですよね。現在20%程度含み益が乗っていますが個人的にはのんびり保有していきたいと思います。

半面8月月間でダメだったのはまず、GMOインターネット。これは決算が悪かったからですね。あとはヤマハ発動機も8月月間で-9.16%と不調だったのですが、決算は絶好調だったのにこの下げは解せないですね。

外国株8月の結果

8月も外国株は全体的に株価は若干の下落。投信がプラスになっているのは為替も反映しているからですね。

8月に良かったのは、シスコシステムズ(CSCO)、パイオニア・ナチュラルリソーシーズ(PXD)、グーグル、アマゾンといったところです。パイオニア・ナチュラルリソーシーズは日本の車載機器メーカーのパイオニアとは全く違う会社ですよw。米国の石油や天然ガスの探鉱・生産を手掛けるエネルギー企業です。決算が好感されて上昇したと思われます。

半面ダメだったのはペイパル、EPHE、AFKと言ったところです。ペイパルは厳しいなあ。EPHEはフィリピン株ETF、AFKはアフリカ株ETFです。EPHE、AFKはともにフィリピン経済・アフリカ経済の長期的な成長を期待して気長に持とうと思います。上記3銘柄ともに含み損を抱えています。

2023年8月の売買実績

売却:なし
購入:米ドル外貨MMF($1,000)分

8月は、米ドル外貨MMFを1,000ドル分購入しました。株は今はイマイチ買いずらいですね。保有しているドルを米ドル外貨MMFで持っておけば、今利息が4.85%つくので単に米ドルで保有するよりかは宜しいかと思って米ドル外貨MMFを持っています。株を買いたくなったらこの米ドル外貨MMFを売って購入資金に充てればいいわけですしね。

2023年8月末の資産構成・ポートフォリオ

8月末の資産構成です。

資産構成(アセット・アロケーション)

7月末の資産構成です。株だけで約84%を占めています。残りは債券が9%、コモディティが7%と言ったところです。

ポートフォリオ(日本株)

日本株は、輸送機器、商社、銀行の高配当大型株をメインに保有しています。

自分の持ち株の日本株の第一四半期決算シーズンは概ね堅調に乗り切った感じです。

ポートフォリオ(外国株)

外国株は、投信(eMaxis-slim S&P500)をメインに保有し、その次にはVIG、QQQ、GOOGを多く持っています。新興国株はインド、インドネシア、フィリピン、アフリカのETFを少々保有しています。

相変わらず種類多いなー。種類多ければ良いってもんじゃなかろうに(と自分で自分に突っ込んでみたw)

ポートフォリオ(債券、コモディティ)

そういえば最近国内の金価格が史上最高値を更新しているそうです。円安の影響かと思いますが。

金価格、史上初の1万円超え…円安・ドル高基調が押し上げ
【読売新聞】 国内の金価格の代表的な指標となる金売買大手「田中貴金属工業」の店頭小売価格(1グラム、税込み)は29日、前日比28円高の1万1円に上昇し、初めて1万円の大台に乗った。 国内の金価格は、国際的なドル建て価格に為替要因が加

まとめ

8月は7月に続きプラスで終えられ、今年に入り8カ月連続で含み益が増加しています。こういう時に調子に乗ると碌なことが無さそうですよね。買いは慎重にやっていきたいと思います。

引き続き、いつも通りに、上昇しても舞い上がらず、下落してもパニックにならず、人生を楽しみながら、淡々と投資を続けていきたいと思います。

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今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。 投資は自己責任、自己判断にてお願いいたします。