2023年がかなり株価的に好調だったので、さらに今年1~3月も相場は好調。新NISAで投資を始めた人も利が乗ってたりする人が多いのではないでしょうか?
なんとなくですがさすがに4月は一服するんじゃないか?と思ってました。上がり続ける相場もそのうちドカーンと暴落が来そうで気味が悪い。案の定4月上旬から中旬にかけて日米主要指数は下落。しつこいアメリカのインフレ、原油価格、イスラエル情勢等が影響したかと思います。
ところが、下落し続けた日米株価指数は4月下旬にはやや持ち直し、さらに4月を通して円安が一段と進みました。結果的には4月の月間パフォーマンスは+1.42%と4カ月連続の上昇となりました。
これで今年の1~4月の累計パフォーマンスも+19.2%となんだか凄いことになってきました。
2024年4月の月間パフォーマンスは?

2024年3月のポートフェリオ全体のパフォーマンスは+1.42%と1月以降4ヵ月連続の含み益増加。しました。日本株・外国株・債券・コモディティすべてがプラスでしたが、中でもコモディティ(金・銀)が一ヵ月で8%程度上昇。今月もコモディティが強かった。
株価指数との比較して場合、4月は日米主要株価指数は軒並み下落しましたが、僕の場合はコモディティ上昇と円安の影響でプラスを維持することが出来ました。
ここ数年ずっと円安傾向が続いていますが、4月も怖いくらい円安が進みました。一時期1ドル160円の大台に乗ってさすがに行き過ぎじゃないのか?って思ってたら急に5円位下がって、どうやら為替介入があったんじゃないかみたいな話もありますね。こんなに円安が続いているのに、よく日本のインフレがこの程度で済んでいるよなあと、不思議に感じたりもします。
2022年以降の累計パフォーマンスを日米株価指数と比較
ついにたーぼうのパフォーマンスが日米株価指数を抜いて首位になった理由は?
2022年末時点からのポートフォリオのパフォーマンスを他の株価指数と比較すると、4月末で遂に自分のポートフォリオのパフォーマンスが、Nasdaqと日経平均を抜いて首位になりました。
まあ、これ、円換算でパフォーマンスを算出しているので、円安がかなり影響しているんですけどね。なんせ2022年末は1ドル131円だったのが、2024年4月末は1ドル157円でこの間約20%も円安が進んでいます。つまり何の投資をしなくてもお金をドルで持っていただけでこの間円換算で20%も利益が出たわけです。

個別株の月間パフォーマンス
日本株4月の結果

4月の日本株では、相変わらず商社が強いですね。特に4月は住友商事が強かった。米エリオット・マネジメントが同社の株を数百億円取得したとの報道の影響ですかね。

住友商事の株価もコロナショック以降ここまでずっと順調に上昇はしては来ましたが、他の三菱商事や三井物産に比べれば、上昇率は低く、また配当利回りやPER、PBR等の指標も割安ではありますので、お買い得に見えたのかもしれません。
4月はマザーズがかなりにやられていますね。中小株には厳しい相場なのかな。
日本株は、これから決算発表が本格化するので5月の相場はそれ次第でしょうね。ちなみに本日は三井物産の決算発表があります。
外国株4月の結果

4月の外国株は全体的には下落した銘柄が多いです。にもかかわらずアメリカの株価指数であるS&P500に連動する投信の、eMaxis-slim S&P500が月間で+0.96%とプラスだったのはこれも円安の影響が大ですね。
個別株ではグーグルが素晴らしい決算を発表して好調。持っててよかったな!
あとPXD(パイオニアナチュラルリソーシーズ)も原油価格上昇で好調を維持しています。
2024年4月の売買実績
売却:INTC(インテル)@$40.55 40株
GOOG(アルファベット)@$157.88 12株
購入:eMaxis-slim S&P500(10万円分)@28,582円
AAPL(アップル)@$168.85 10株
9432(日本電信電話)@167.5円 100株
インテルは赤字拡大、長期化の見通しのニュースがあったので一旦全数売却しました。$40.55で売却しましたが、4/30現在株価は$30.47まで下落しているので、今のところは売却して良かったなと思います。
地政学的なリスクはありますけどやはり半導体製造は台湾のTSMCとかにお願いするのがいいのかな?
グーグル株は自分が持っている米国株個別株の中で保有比率がかなり高くなったので、一部売却して、代わりにそのお金でアップル株を購入しています。アップルは5/2に決算発表がありますが、さてどんな結果になるでしょうか?
あと優待狙いでNTT株を100株NISA枠で購入。購入時の株価は167.5円なので100株買っても¥16,750でした。安いですよね・・。
2024年4月末の資産構成・ポートフォリオ
4月末の資産構成です。
資産構成(アセット・アロケーション)

4月末の資産構成です。株だけで約84%を占めています。残りは債券が9%、コモディティが7.1%と言ったところです。
ポートフォリオ(日本株)

日本株は、個別株で、輸送機器・商社・銀行あたりをメインに保有中です。大型・高配当なものを中心に長期間NISA枠で保有する戦略をとっています。今のところ戦略は功を奏しています。
特に日経平均とセクター構成が全く異なるので、結構違った動きをしますね。TOPIXとは比較的連動性が高い。
ポートフォリオ(外国株)

外国株で一番保有比率が高いのはeMAXIS-slim S&P500で外国株の約34%を占めていますが、2024年の新NISAの積み立て枠はこのeMAXIS-slim S&P500で埋める予定です。よって今後はeMAXIS-slim S&P500の保有割合が徐々に高まる予定です。
グーグルを一部売却してアップルに振り替えましたが、それでもまだまだグーグルの構成比は高いですね。
ポートフォリオ(債券、コモディティ)

4月は債券・コモデティは特に売買しませんでした。相変わらず金が好調で一体どこまで上がるんでしょうかって感じ。家に金製品がある人は、今売るとびっくりするくらいの価格で売れるかもしれませんよ。
まとめ
2023年は株高と円安で好調だったので、2024年は厳しい年になるだろうなと年明け時には考えていましたが、意外や意外、4月も株価が絶好調で、4カ月連続上昇という結果になりました。
4月は米国株を中心に決算シーズンが幕あけしましたが、ここまでは持ち株は良い決算が多かった印象です。いよいよ5月は、日本株の決算発表が本格化します。
上昇修正、増配発表のラッシュになると嬉しいのですが。さてどうなるのかな?
引き続き、いつも通りに、上昇しても舞い上がらず、下落してもパニックにならず、人生を楽しみながら、淡々と投資を続けていきたいと思います。
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