早いもので2024年もあっという間に3月ですね。2023年10月から上昇し始めた株価は2024年2月も上昇基調が崩れませんでした。さすがにこれだけ急ピッチで上昇しているのでニュース等では高値警戒感が出ていて、投資家の中では株を売って現金比率を増やす動きもあります。ただ個人的には今のところ積極的な買いはしていませんが、さりとて持ち株を積極的に売ってもいません。
暴落を警戒しすぎて持ち株を売ってしまえば、2月の上昇にも乗れなかったわけですよね。暴落を避けるのも重要なのですが、上昇に乗れることも同じくらい重要なのですね。この辺が株式運用の難しい所ですよね。
個人的には暴落(あるいは調整)はいつかは必ず来ると思っていますが、暴落時期の事前予測は困難と考えています。なので実際に暴落や調整が起こったらどうするのかを今のような好調時に考えておくことが重要だと思います。
2024年2月のパフォーマンスは?
2024年2月のポートフェリオ全体のパフォーマンスは+5.76%と1月に続いて好調。引き続き日本株が+8.65%と全体を牽引、外国株も為替が+2.09%ドル高方向に進んだ事もあって+5.56%と同じく好調でした。
株価指数を見ると、米国株主要3指数のうちダウは+2.22%と振るわなかったですが、S&P500、NASDAQ、日経平均は好調でしたね。特にエヌビディアの好決算で相場をけん引したと思います。
2022年以降の累計パフォーマンスを日米株価指数と比較
2023年以降は特に日経平均・Nasdaqが強い
2022末以降のパフォーマンスを比較すると、僕のポートフォリオは日経平均・NASDAQに続いて3番目に位置しています。
それにしても2022年末から日経平均は40%以上、NASDAQは50%以上上昇しているのはすごい勢いですよね。
自分のポートフェリオには債券・コモデティも全体の2割程度入っているのでその分純粋な株価指数に対しては、好調時にはパフォーマンスが劣後する可能性がありますが、暴落時には下落幅を抑える期待もあるので債券・コモデティも持っている方が良いと考えています。
個別株の月間パフォーマンス
日本株2月の結果
2月の日本株で特に好調だったは、トヨタ、三菱商事が20%以上上昇。特に三菱商事は5000億円の自社株買いで上昇が勢いづいてますね。
その他三菱UFJ、オリックス、三井物産、NTTデータも10%前後の上昇と好調でした。この辺は決算の結果が交換された面もあるかと思います。
逆に不調だったのは東レ、ヤマハ発辺りでこの辺は決算結果で明暗が分かれた感じです。
外国株2月の結果
2月の外国株は全体的に好調でしたが、個別に見ていくとかなり明暗が分かれています。
良かったのはアマゾン、GEヘルスケア、SMH(半導体セクターETF)でした。
逆に不振だったのは、ボーイング、シスコシステムズ、ユナイテッドヘルスあたりです。アップルも良くないですね。
2024年2月の売買実績
売却:あおぞら銀行100株@2190円
購入:三菱商事100株@2530円、eMaxis-slim S&P500(10万円分)@26969円
eMaxis-slim S&P500(10万円分)は新NISAの積み立て投資枠で購入。今年は毎月10万円を積み立てて1年で枠一杯の120万円を埋める予定です。
あおぞら銀行は無配転落で久々にストップ安を食らいましたね(笑)寄り付いた後に早々に売りましたけど。一般NISAで持っててちょうど今年が5年目だったのでどの道売るつもりではいたのですが、まあ配当貰ってから売ればいいかなと思ってたら暴落を食らった感じです・・・。
半面三菱商事の決算発表前の買い増しは大成功でした♪
2024年2月末の資産構成・ポートフォリオ
2月末の資産構成です。
資産構成(アセット・アロケーション)
2月末の資産構成です。株だけで約84%を占めています。残りは債券が10%、コモディティが6.6%と言ったところです。最近日本株が好調なので若干日本株のウエイトが増えている(1月29.9%→2月30.6%)感じです。
ポートフォリオ(日本株)
日本株は、個別株メインで、輸送機器25%・商社32%・銀行18%がメインです。ハイテク株は日本株では持っていないので、日経平均が好調時でも自分の日本株はそれほど上がらなかったりします。
ポートフォリオ(外国株)
外国株で一番保有比率が高いのはeMAXIS-slim S&P500で外国株の約32%を占めていますが、2024年の新NISAの積み立て枠はこのeMAXIS-slim S&P500で埋める予定です。よって今後はeMAXIS-slim S&P500の保有割合がさらに高まる予定です。
ポートフォリオ(債券、コモディティ)
2月は債券・コモデティは特に売買しませんでした。
まとめ
2023年は株高と円安で好調だったので、2024年は厳しい年になるだろうなと年明け時には考えていましたが、意外や意外、1月、2月ともに株価が絶好調だったので、やはり未来予想は当たらないものだよなあとつくづく思いました。
個人的に良かった事は高値を警戒しすぎて売らなかったことですが、1月2月はそれでよかったとしても、3月以降もこれが吉と出すのか、凶と出るのかはわからないですよね。まあどこかで一旦株価調整が入った方が、その後の株価にとっては却って良いのかもしれません。押し目買いも出来ますしね。
引き続き、いつも通りに、上昇しても舞い上がらず、下落してもパニックにならず、人生を楽しみながら、淡々と投資を続けていきたいと思います。
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