2023年11月の資産運用結果【株高で好調】

 2023年11月の運用結果は日本株・外国株・債券・コモデティの全資産が月間でプラスになりました。全体のパフォーマンスは+4.75%と3カ月ぶりに増加になりました。

為替が月間で151.58円⇒148.20円と-2.23%ドル安・円高方向に振れたのですが、その影響も加味した上でポートフォリオの半分近くを占める外国株が+7.06%と好調でした。

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2023年11月の資産運用結果

運用成績はドル建て資産を円換算してすべて円で計算しています

ただ、11月の月間+4.75%と言う数字は、日米の主要株価指数が5%以上上昇したのに比べれば、見劣りする結果となっております。これは為替が円高方向に振れたこと金利低下で、日本株の主力である銀行株・商社株が振るわなかったことが影響しています。

たーぼうの今のポートフォリオは、円高、金利安方向に行くと、対株価指数比では厳しい結果になるのですね。これはある程度分かった上でやっているので仕方ないかなと。

中長期的には為替は1ドル100円~160円あたりを行ったり来たりするだけじゃないかな?と予想しています。もちろん為替は自分で予想できるものでもコントロールできるものでもないし、あまりその時々の為替に合わせたポートフォリオに組み替えるようなことをするつもりはありません。多少追加投資先選定の際に為替を意識することはあるかもしれませんが。

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2021年以降の累計パフォーマンスを日米株価指数と比較

11月の含み益は3カ月ぶりのプラス

たーぼうの損益(円ベースでの含み益+配当+利益確定)と日米株価指数を比較

一応2021年末を基準とした比較では、たーぼうのポートフォリオのパフォーマンスが辛うじて株価指数を上回っていますが、これは為替がかなり影響しています。2021年末は1ドル115円。2023年11月末は1ドル148円でその間29%も円高が進んでいます。

最近アメリカの利上げもそろそろ頭打ちかと言われてますね。日本もいよいよゼロ金利政策をやめるのでは?と言われています。日米の金利差が縮まるとそのこと自体は円高要因になってきます。

2024年は今のポートフォリオの構成だと、対株価指数的には厳しい結果になると考えています。

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個別株の月間パフォーマンス

日本株の11月の結果

11月の日本株は、個別に見るとかなりパフォーマンスにばらつきが見られますね。商社は三井物産や三菱商事がマイナスに沈んだのに対し、住友商事だけはプラス5.5%と好調じゃないですか。あとマザーズが強かった。マザーズって今グロースって言うんでしたっけ(笑)

あと円高をものともせずトヨタが強いな。真っ先に円高で落ちそうな株なのに。決算良かったですもんね。銀行が下がったのは金利が下がった影響かと思います。GMOも強いですね。まだ少し含み損になっていますが。

外国株11月の結果

11月の外国株は全体的に絶好調でしたが、何が強かったかと言うと、ボーイング、インテル、ブラックロックが月間で+20%以上の上昇。マイクロソフト、アップル、ゴールドマンサックス、QQQ(Nasdaq100ETF)、RWR(米国リートETF)、SMH(米国半導体関連ETF)が10%以上の上昇でした。

半面シスコシステムズ、パイオニアナチュラルリソーシーズ、ディアジオが不振でした。

全体的には決算結果が一番影響して感じです。米国株の10-11月の決算シーズンは総じて堅調だったかなと。それが株価に反映されたのだと思います。

2023年11月の売買実績

売却:PYPL(ペイパル)16株@$59、XRP(リップルビットコイン)609株@106.143
購入:なし

ペイパルは、持っていた米国株で唯一大幅な含み損を抱えていた株で、概ね買値の3分の1辺りで撤退(損切り)した感じです。これは反省ですね・・。ロクに調べもせずに他人のお勧めに乗っかって買うと時々こういうことが起こるわけです。まあでも気持ち的には売ってすっきりしました。

XRP(リップルビットコイン)もよくわからないけど急上昇して、ちょこっと利が乗ったので106で売却しました。ビットコインは個人的には完全遊び枠だな。売却後はまたするすると下落して、現在地は89.6まで下がっています。相変わらず仮想通貨はボラティリティ高いですね。下がったらまた買おうかな?

2023年11月末の資産構成・ポートフォリオ

11月末の資産構成です。

資産構成(アセット・アロケーション)

11月末の資産構成です。株だけで約84%を占めています。残りは債券が9%、コモディティが7%と言ったところです。

ポートフォリオ(日本株)

11月は日本株の決算発表が目白押しだったのですが、好決算が多かったですね。特に、トヨタ、三菱UFJとかすごかった。商社も減益ではあるものの好決算でした。

ポートフォリオ(外国株)

外国株で一番保有比率が高いのはeMAXIS-slim S&P500で外国株の約30%を占めていますが、2024年の新NISAの積み立て枠はこのeMAXIS-slim S&P500で埋める予定です。

原資は主に一般NISA枠で2023年で期限切れになる個別株や投信を売却して捻出します。成長投資枠も一般NISA枠で持っている個別株を買い直して埋める予定です。新NISA枠は最速の5年で1800万円の枠全部を埋める予定です。

今のポートフォリオから新NISA枠で運用したい物を選んで売却して、新NISA枠で同じ商品を買い直す感じですね。

SNSでは、この新NISAの積立投資枠をeMAXIS-slim S&P500で埋めるのかeMAXIS-slim オールカントリーで埋めるのかの論争が起きてましたが、個人的にはeMAXIS-slim S&P500+個別で日本株・新興国株・欧州株を買っているのでポートフォリオ全体ではオールカントリーになっているとも言えなくは無いですね。個人的にはオールカントリーを買うと中国株が入って来るのが好きじゃないのですよ。

ポートフォリオ(債券、コモディティ)

11月も債券・コモデティも堅調な結果でした。

まとめ

2023年は8月まで8カ月連続で含み益が増加⇒9月10月は2カ月連続で含み益減少⇒11月は再度増加と言った結果になっています。

今年の資産運用結果は11月末時点で現在+22.87%で、過去に経験したことの無いくらい好調な結果になっています。まあでも好調でも自分の実力と勘違いしない方がいいですね。単に株高とドル高だったからでわけで、特に自分がそれを予想してポートフォリオを組んでいたわけでも無いのですから。単に運が良かったのです。

引き続き、いつも通りに、上昇しても舞い上がらず、下落してもパニックにならず、人生を楽しみながら、淡々と投資を続けていきたいと思います。

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最後までお読みいただきありがとうございました。 投資は自己責任、自己判断にてお願いいたします。