たーぼうです。今回は、投資初心者が老後資金の為に資産運用を開始するという前提で、たーぼうおすすめの投資の始め方を、述べてみたいと思います。
初心者におすすめの投資の始め方
1、証券口座を開設する
ネット証券の証券口座を開設します。これをしないと投資が始められません!
たーぼう的には証券会社は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券のどれかで良いかと思います。この3社でしたら、将来、米国株の個別株を買いたい!となっても買えますし、日本のネット証券会社の中でシェア上位3社なのでまあ無難でしょう。国内シェア的にはSBI、楽天が2強で、少し差が開いてマネックスが追従している状況です。
楽天カードを持ってて楽天経済圏の住人だったら楽天証券が良いでしょう。(ただ最近楽天は投信に付与するポイントを改悪したニュースもあるので以前ほどのメリットが無いのかもしれません)
口座開設時にNisa口座・iDeCo口座の開設も検討を。
ちなみに口座開設時にNisa口座も開設しちゃいましょう。加入資格があればiDeCoも開設するのがいいかと思います。 iDeCo ・Nisaの公式サイトリンクも貼っておきますね。
iDeCo・Nisa口座の最大のメリットは、一定の枠内で運用益が非課税になることです。(通常は20.315%の税金がかかる)可能ならばぜひとも枠の上限一杯まで使いたいところです。なおiDeCoの場合、加入資格が無い場合もあるので、自身の加入資格があることを確認して口座を開設しましょう。
一般口座、特定口座 はどちらがいいか?
なお、通常の株式口座には一般口座、特定口座の2種類がありますが、特定口座を開設しておくと確定申告が不要になるので、iDeCo枠・Nisa枠を超えて運用したい場合は、特定口座(源泉徴収あり)がおすすめですね。詳しく知りたい方は下記リンク(外部リンクになります)へ。
2、いよいよ運用開始!
おすすめ運用商品はS&P500に連動するインデックスファンド
口座を開設したら、証券口座にお金を入金してこれで準備は整いました。あとは投資商品を選んで運用開始しますが、たーぼう的には投資信託の一種である、アメリカの株価指数であるS&P500に連動するインデックスファンドをお勧めします。資産運用額が少ないうちはこの一択でよいかと思います。とりあえず以下の3商品あげておきますが、ほとんど同じ商品なのでどれか一つ選んでおけばよいかと思います。他にもETFとかありますが、もちろんそれでも良いです。ほとんど大差ないと思います。
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(SBIの場合)
・楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天証券の場合)
ちなみにアメリカ1国だけに投資するのは怖いという方は、以下のように全世界に投資する投信もあるのでこちらでもいいかと思います。ただ過去のパフォーマンスはアメリカのみに投資する投信より若干劣ります。
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
積立Nisaで毎月一定額を購入するのがおすすめ。
上記商品を、毎月1回一定金額購入します。尚、Nisaには積立Nisaと一般Nisaの2種類がありますが、投資初心者にはより長期投資向きの積立Nisaをお勧めします。ただ年間40万円の枠が物足りない場合は一般Nisaを検討してもいいかもしれません。
運用商品の買い方ですが、例えば積立Nisaの場合、年間40万円が上限なので、月々33333円とか、あるいは普段は月30000円ボーナス月は5万とかに設定して毎月一定額を購入するようにします。
3、運用開始後はどうするか
運用開始後は、特に定期的に株価や投信の基準価格をチェックする必要もないです。証券口座の現金残高がなくならないように気を付けながら、ひたすら毎月一定額を買い続けます。積立株価が暴騰しようが暴落しようがこのスタンスは変えません。積立Nisaの運用期間は最大20年なので、買った運用商品はよほどお金が必要になった時でないかぎり、出来るだけ20年間売らずに持っておくのがお勧めです。
初心者が陥りがちなのが、暴落時に狼狽して持っている株や投信をすべて売却してしまうことです。ここで売却せずに、今まで通り淡々と買い続けられるかが初心者脱却への一歩ですね。株価が暴落したら「ああ、今月は株価が安いからいつもよりたくさん買えてラッキーだな」位に思っておけばいいと思います。
もっと投資額を増やしたくなったらどうするか?
もっと投資額を増やしたくなったら、選択肢はいろいろありますね。一番お勧めは今積み立てている商品をNisa枠外で購入することですが、他の商品を買いたい時は、ちょっとボラティリティが上がりますが、Nasdaq100に連動するETFなんかもいいでしょうね。最近では東証でも1545、2840などで買えるようになったのでそれがいいかなと思います。
それでも物足りないのであれば、個別株の世界に行ってもいいでしょう。大変だけど面白い世界が待っています。個別株は特に最初は少量で始めることをお勧めします。特に米国株は1株単位で買えるので少量から始めるのに適しています。また個別株を買ったら4半期ごとの決算を毎回チェックすることをお勧めします。
ただ個別株でS&P500のパフォーマンスを超えられないのであれば、おとなしくS&P500連動の投信とか買っておいた方がいいと思いますね。意外とS&P500を超えるパフォーマンスを個別株で得るのは大変です。
まとめ
いかがだったでしょうか?投資商品1つでいいの?とか思う人いるかもしれませんが、資産運用額が少ないうちはいいのではないでしょうか?。ご意見、コメントなどありましたら連絡いただければと思います。
関連サイト
金融庁のNisa口座ページ
iDeco公式サイト
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
関連記事
投資手法や投資に対する考え方に関する記事
今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。投資は自己責任、自己判断にてお願いいたします。