自分に素直で自由に生きていく人間が価値を生み富を得る。そんな未来だったらいいな。

「自由な時間」と「健康な時間」。どちらも有限で貴重なものだ。人生においては、いつか、どんな大金を払ってもこの2つが得られない時が来る。

特に若いうちは忙しい時間も楽しかったりもするよなあ。家族への貢献、組織への貢献、社会への貢献を通じて周りから感謝されて、自身も充実した気持ちになれて、お金も得られるのであれば、忙しいことも(もちろん程度はあるけど)悪くはない。悪いのは、やればやるほどうんざりして来るような、心身の健康を蝕んでいくような忙しさだ。

FIREが今注目されているのは 「自由な時間」と「健康な時間」の2つが同時に得られるからだと思うけど、でもひょっとしたら、仕事から充実感が得られにくくなってきていることや、健康と仕事の両立が難しくなってきているも背景にはあるのかもしれない。

本当は働くことと自由であることって必ずしも相反するものではないと思う。自分で時間の使い道を選択できることが自由なので、そこで労働を選択したって全然かまわないし、もし働く事こそ生きがいなら死ぬまで働いて職場で死ぬような人生こそ最高なんじゃないだろうか。大切なのは「自分で時間の使い道を選択できること」だと思う。

「人は自身を自由な環境の中においてこそ、その人本来のポテンシャルを発揮できる」のならば、結果的に自由に生きている人の方が、つまらない労働で時間を拘束されまくっている人よりも、価値を生み、稼げちゃっているなんてことは、普通に起きうることなのかもしれない。

つまらないうんざりするような労働はとにかく避ける(逃げる)。単純作業は機械やコンピューターに任せる。そして人間は自分に素直に自由に生きていく。実はそんな世の中が一番うまく回ったりするのかもしれない。

未来がそんなふうになるといいなと思う。