もし江ノ電に急行があったら停車駅はこうなるはず

たーぼうです。今回は、もし江ノ電に急行があったら場合、停車駅、所要時間はどうなるのかを考えてみました。

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多分停車駅はこうなるはず

停車駅選定の根拠

一般に優等列車の停車駅選定の考え方は、乗降客数が多いか、あるいは乗り換え客が多いかが理由になるかと思います。

江ノ電の場合、乗り換え客がいるのは、鎌倉、江ノ島、藤沢の3駅ですね。状況客数は以下サイトによれば、多い駅と少ない駅に比較的奇麗に分かれます。2万人以上が鎌倉・藤沢。1万人以上が江ノ島、長谷。7千人以上は七里ヶ浜のみになります。それ以外の駅は5千人以下なので停車駅は「藤沢」「江ノ島」「七里ヶ浜」「長谷」「鎌倉」の5駅となるのが自然だと思われます。

急行の所要時間はどうなるか?

現在、鎌倉~江ノ島の所要時間は34分となっています。1駅通過で1分所要時間短縮が可能という前提で考えると、鎌倉~江ノ島間で9駅通過することで9分の時間短縮。よって所要時間は全線で25分になります。

競合との所要時間比較

鎌倉ー藤沢間

この区間のライバルとしてはJR横須賀線・東海道線が考えられますね。大船で乗り換えが必要ではありますが、所要時間は、鎌倉ー大船間が6分、大船ー藤沢間が4分。あとは大船駅での乗り換え待ち時間がどのくらいかかるかですが、まあ通常は10分も待てば電車は来るでしょうからJRだと20分もあれば鎌倉ー藤沢の移動は可能ということになりますね。もし急行があったとしても所要時間は江ノ電の完敗ということになりそうです・・。さすがJRは速いですね。

藤沢ー江ノ島間

もう一つ、藤沢ー江ノ島間で小田急との競合があります。江ノ電の急行は藤沢ー江ノ島間ノンストップなのでさすがに小田急の各停には勝てそうな気がします。この藤沢ー片瀬江ノ島間の小田急の各停は所要時間6分です。対する江ノ電の藤沢ー江ノ島間は所要時間10分ですが、4駅通過することで計算上は所要時間6分と小田急の各停と互角になりそうです。うーん、いい勝負になりそうですね。

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江ノ電での急行運転の実現可能性を考える

ここまで書いておいてこう言うのも何なんですけど(笑)、江ノ電の急行実現の可能性は低いと考えられます。

12分間隔ダイヤが崩れてしまう。

鎌倉駅の江ノ電の時刻表を見ると早朝深夜を除いて、江ノ電のダイヤはきれいに12分間隔になっています。これが何を意味するかですが、江ノ電では、12分間隔で交換待ち時間が最小になるような場所に、交換設備が設置されているわけです。なので仮にこのダイヤの、日中の各停の何本かを急行に置き換えたとしても、現状の交換設備では、せっかく急行運転しても、交換待ち時間が増えるだけという結果になりそうな気がします。(交換設備を増設すれば別ですが)

但し、早朝、深夜の本数の少ない時ならば、現状の設備でも急行運転のチャンスがあるかもしれません。まあ「そういう時間帯に急行運転する意味あるのと言われればそれまでなんですけどね(笑)

乗客が江ノ電にスピードを求めていない

あと乗客があまり江ノ電にスピードを求めていない気がするのですよね。特に観光客などはむしろゆっくりのんびり走るのが江ノ電のいい所だと思っていそうです。風光明媚なところを走っていたりするので、ゆっくり車窓の景色を楽しめるのが江ノ電の魅力といえば魅力ですよね。

確かにこんな景色のいい所を走るのであれば、速い必要はないのかもしれない
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まとめ

完全妄想ですが、江ノ電に急行があった場合の、停車駅、所要時間、実現可能性について書いてみました。楽しんでいただけたら幸いです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。