ブログを始めて1年半で300記事を書いた50代ブロガーが考えるブログをやるメリットとは?

たーぼうです。2021年5月3日にブログを開設しました。2023年1月23日現在、1年9カ月で370記事を公開しています。(キリがいいのでタイトルは1年半で300記事とています。)昨今ではブログは稼げないとかオワコンとか言われますが、この記事ではブログを始めようか検討している人向けに、ブログ歴1年半の50代のおっさんブロガーが今、改めてブログをやるメリットとは?について考えて見ました。

特に、これからブログを始めてみようかな?と考えている人向けに書いてみました。参考になれば幸いです。

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ブログを始めたきっかけは?

投資以外で収入の柱があるといいなと思った。

たーぼうは、2020年に50歳で会社を早期退職しました。まだ年金支給まで10年以上はあります。この間は投資(配当と値上がり益)でなんとかやっていこうと決めました。ただ投資って毎年安定した収入が見込めるものではないです。配当はある程度毎年継続性がありますが、値上がり益は相場環境が悪ければ得られないばかりか普通にマイナスだったりもします。投資で得られるお金って不安定なのです。

と言う訳でもう一つ何か収入源があるといいなと思ってブログを始めてみました。多様な収入源があれば仮に一つがだめでも他の収入源が補ってくれる。そういう体制にしたいと思って始めました。

ブログに関して言えば今年は初めてサーバー代を引いても黒字転換する年になりそうですが、始めた当初からブログで利益が出るのに数年かかっても良いと思っていました。もし10年後に月何万か入るようになってたら御の字ですね。なので実績を焦らず淡々と記事を積み重ねていきたいと思います。早期退職したので時間があるのは強みですね。

感染リスクが少ない

このブログを始めた2021年5月って今よりずっとコロナが恐ろしい病気とされていて、まだワクチン接種も高齢者で始まったばかりで、東京では緊急事態宣言が出ていました。マスクは絶対着用。不要不急の外出がいけないことと言われてましたね(今ではちょっと懐かしい)。一度延期された東京オリンピックも開催が危ぶまれていましたよね。

ブログを一種の副業を捉えた場合、これほど感染リスクが少ない副業も無いかと思います。だって全部自宅で出来ますもん。もちろん、記事によっては取材で外出が必要なこともあるかもしれませんが。だから緊急事態宣言中の2021年5月にブログを始められたんですよね。

このブログを始めた2021年5月も緊急事態宣言中でした。

過去にサイト運営をしていた経験が役立った。

1998年に趣味で自動車関連のサイトを立ち上げて2010年まで12年間位運営していました。この時は特定メーカーの特定の車種に特化したサイトだったので今の雑記ブログとは真逆のコンセプトでしたね。最終的には累計100万アクセスは行ってましたが、サイトにアクセスして来るのはのはほぼこの車のオーナー。または購入を検討している人でした。でも自然発生的にオフ会が発生したりでいろいろ楽しかった思い出も多々あります。

1998年にFIAT puntoという日本ではかなりマイナーな車に関するサイトを立ち上げて2010年まで運営してました。

また、サラリーマン時代、一時期子会社に在籍していた時があったのですが、その子会社自体のサイトも1から作ったことがあります。そういう経験のおかげかブログ立ち上げにもさほどハードルが高いと感じなかったのはラッキーでした。

ブログ立ち上げ時にwordpressというソフトを始めて使いました。凄い多機能で使いやすいソフトだと思います。これが無料で使えるのは凄いことですね。ユーザーが多いのでわからないことがあっても、ググればなんとかなるのもいいですね。

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「ブログはオワコン」とよく言われているけれど。

※オワコンとは「終わったコンテンツ」のことで一時期は繁栄していたけど今となっては廃れてしまったコンテンツを意味します。例えば「テレビはオワコン」みたいな使い方をよくしますね。

ブログっていったいどれだけ稼げるのでしょうか?検索すると結構「成功者」の記事ばかりがヒットするので、成功者に「月5万は楽勝」と言われても、うーんそれってほんの一握りの人の話じゃないのかな?・・とか思ってしまいますね。

実際ブログを始めて1年以内に9割の人が辞めてしまうらしいですが、やめる人の気持ちはよくわかります。だって最初の内は全然アクセス来ないですもん。アクセスの来ない寂しさに耐えられずに、収益も無く・・そのうち更新もしなくなり・・、みたいな末路をたどるのは想像つきます。

多分自分のブログが続いているのは時間があったからというのが大きいかな。あとは小さな成功体験を糧にして改善をしながら続けていく。現在1年半以上続いているこのブログは、それだけで既に上位一割の成功者?なのかもしれません。

アドセンスもアフィリエイトも厳しい世界であることは確か。

またブログ収入も、下のリンクによればアフィリエイトサイト運営者の6割が、月の収入が無いかもしくは、1000円未満という結構厳しい世界だったりします。

日本アフィリエイト協議会(JAO)、アフィリエイト市場調査2020 より引用

アドセンスだって、散々苦労して合格しても、最初の内は収益は1日数円の世界ですもんね。

確かに、生活するにしても10万以上稼ぐ人が数%の世界だったら、少なくとも専業ではきついですよね。僕がブログを始めた2021年時点で既に「ブログはオワコン」「稼げない」という声が結構ありました。今でもそういう声は結構あります。昔は知らないですがもっと稼げていたのかもしれませんね。ただ厳しいとは言っても、全く夢の無い世界では無いとも思います。

このブログの収益状況は?

収益(年間)収益(月平均)年間PV数PV単価備考
2021年661円55円5,7600.11円ブログ開始は5月から。収益発生は10月から
2022年4,176円348円29,2500.14円
2023年24,000円2,000円120,0000.2円←数値はすべて予定ですw
PV単価は年間収益を年間PVで割ったもの

このブログ「たーぼうのへや」の収益状況(アドセンス+アフィリエイト)です。2023年の数値はすべて、「こうなったらいいな」と言う願望です。但し、根拠が全くない訳でなく、2021年→2022年でPV数が5倍程度になっているんですよね。2023年の年間PV数に設定した12万も、前年の4倍なのであながち夢とも言い切れない。ブロガーがPV数を気にするのは、特にアドセンスはPV数がある程度収益に比例するからですね。

2021年とかブログ書くのに費やした時間を時給換算するとそれこそ時給1円の世界でしたね。2022年でも多分時給4円位だな。2023年に予定通りいくと時給30円になりそう(笑)。でもブログの良い所って、2021年に書いた記事が2023年の今でも、そして未来もお金を稼いでくれることですね。

このブログも現在は全く家計の足しになってはいませんが、来年、あるいは再来年は?、ひょっとするを少しは家計の支えになる存在になっているかもしれません。

ブログはオワコン(全く夢の無い世界)では無いと思う

と言う訳で、個人的にはブログは、全く夢の無い世界では無いと思います。多分、長期に継続的にブログを更新できる人にブログの神様は微笑んでくれるのではないかと思っています。たーぼうは雑記ブログを選択しましたが、特定のジャンルに特化したブログの方が稼ぎとしては良いと思います。

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ブログのメリット

というわけで1年半で300記事を書いた50代おっさんブロガーが考えるブログを始めるメリットを書いてみます。

初期コストがかからない、年間でもかかるのはサーバー代程度。黒字化が容易

ブログをやるのに最低限必要なコストってレンタルサーバー代が年間約1万円ちょっとかかるくらいです。例えばラーメン屋を新規開業するとしたら開業資金だけで数百万円かかったりするじゃないですか。その場合マイナス数百万円からのスタートになるわけです。それに比べれば、ブログははるかに低リスクですよね。例え上手くいかなくて1年後に撤退したとしても、損は1万円程度と少ないし、逆に言えばブログで年間1万円稼げれば黒字化が見えてくる。このサイトも今年は黒字化できそうです。

つまりブログは参入障壁が無茶苦茶低いのです。1年で9割辞めちゃうのも気軽に参入できるからで、その分気軽に撤退してしまうんでしょうね。

レンタルサーバーはConoHaがお勧め。GMOインターネットGの株主優待でサーバー代の圧倒的軽減が可能。

このサイトは↓のConoHaのレンタルサーバーで運営しています。1年半運営してみて、例えば”サーバーダウンでブログにアクセスできない”みたいなトラブルもほとんどないし、サイトの表示速度が気になったこともありません。現在キャンペーン中ということもありお勧めです。

尚、レンタルサーバー代節約の裏技として、GMOインターネットグループ(9449)の株主優待を使う手があります。この目的でたーぼうもGMOインターネットグループの株を持っています。これを使うとサーバー代が7割位落とせますよ(黒字へのハードルも格段に下がります)。詳しくは下の関連記事をご覧ください。

蓄積された記事が毎月勝手に稼いでくれる

ブログを定期的に書いていくと、記事数が積みあがっていきます。週1回ペースでも年間では52本蓄積されます。これを10年やったら520本も記事が蓄積されることになります。良質な記事蓄積されれば、これらのコンテンツは一種の「資産」と言えます。そうすればおのずから、アクセス数も増えていきます。

アクセスが増えれば収益も増えていきます。上手くいけばそのうちそんなに手を入れなかったとしても毎月お金を入れてくれるありがたい存在になり得るのがブログです。(但し、特に鮮度が重要な記事では放置はお勧めしません。必要に応じてリライトをお勧めします。)

雑記ブログなら記事ネタは毎日の生活の中でそこら中に転がっている

雑記ブログをやってて良かったと思う点は、ネタが日々の生活の中でそこら中に転がっていることです。日々の些細な事。例えば「猫が粗相した」「実家のPCの調子が悪いので直した」「掃除機を買い換えた」「コスパの良い自転車の補給食を見つけた」(これらは実際に記事にしたネタで記事に飛べます。)こんなことでもブログの記事にすれば収益の源になったりします。

ブログを書くときに心がけていることが最近2つあります。一つは、問題解決に繋がる記事を書くと言うことだと思います。例えば猫が粗相したなら「粗相を未然に防ぐ方法」や「粗相の掃除の仕方」など。掃除機を買い換えたなら、買い換えて良かった点、悪かった点を書いてみるとか。検索で来る訪問者はほとんど、興味や問題、課題を抱えているわけです。少しでもその期待に答えられる記事を書くことが人気記事の条件になるかと思います。

もう一つは、出来るだけ将来に渡って長期間アクセスがありそうな記事を書くこと。例えば「北海道新幹線札幌延伸時のダイヤを考えてみた。」の記事は月200-300pv程度を安定的に読まれています。この記事のテーマ的に恐らく北海道新幹線開業(2030年開業予定だけど遅れる見込み)までは、今後10年近くは需要がある記事かなと思います。昭和ネタなんかもいいかもしれませんね。出た時から既に古い。時が経つと却って価値が出てきそうな。

雑記ブログの欠点も書いておきますね。ジャンルが広い分検索エンジンから「専門性の低いサイト」とみなされてPV数的には不利になりやすいです。アフィリエイトもジャンル特化型サイトよりかは稼ぐのは難しいでしょう。

ブログが自分とインターネットの世界を繋げる。

ブログをやることって、これすなわちインターネットの世界に自分の窓口を作るみたいな感じがします。このメリットも無視できないですね。全く知らない人からコンタクトがあったりするのもブログをやっているからこそですね。

最近は毎日200人程度の人がブログを訪問してくれるようになりましたが、未だに時々、会ったことも無い人が自分のサイトを訪問してくれることに不思議さを感じたりもします。

少々寂しいのは、現状感想やフィードバックを送ってくれる人が少ないんですよね。「お問い合わせ」ページへのアクセスはたまにあるのですが。雑記ブログだから仕方ない面もあるのかもしれません。

自分用の備忘録になる。かつ人の役に立ち、収益になる。

自分の経験を記事化しているとブログ自体を備忘録的に使えたりします。要は自分の過去実際に直面した問題や課題をどう解決したか?をブログ記事に書いておけば、後に同様の問題が起きてもブログを読めば解決方法が書いてあるので便利だったりします。

備忘録をメモやパソコンのローカルに書くだけでは自分の役にしか立ちませんが、備忘録をブログ記事にすれば、自分のみならず場合によっては人にも役立ち、かつ収益にもなるわけです。これがブログの大きなメリットですね。

定年がない。すべてを自分で決められる。

サラリーマンには定年がありますが、ブログはいつ始めてもいいし、会社員のように60歳になったからといって辞める必要もありません。やろうと思えば一生やれると思います。ブログを続けてさえいれば、老後は年金と並んで貴重な収入源になっているかもしれません。

会社と違ってブログの方向性を上司に相談したり、何かをするのに他部署と調整する必要もありません。自分で全て決められるのです。

まとめ

というわけでブログのメリットを6つ書いてみました。

自分としては、今後もコンスタントにブログを更新していきたいと思います。ただ始めた当初は記事数を増やすことに注力していましたが、今は記事の質を重視するようにしています。駄記事を量産しても全然アクセスに繋がらないことがわかったので。

関連記事

ブログで言えば、月間収益1500円、月間PV数1万到達を今年の目標にしています。

月初に前月のアクセスや収益状況を記事化しています。まあ誰得?な記事なので検索にはひっかからないようにしてます。

https://taabohsroom.com/category/life/blog/

最後までお読みいただきありがとうございました。