たーぼうです。ロボアドバイザーというサービスをご存じでしょうか?ぶっちゃけてて言えば、お金を預けるだけで勝手に自動的(機械的に)に資産運用をしてくれるサービスです。
今日紹介するウエルスナビは、ロボアドバイザーサービスを行う会社の中で日本国内シェアトップの企業になります。たーぼうは2019年8月から2020年7月まで約1年間利用しましたので感想やメリットデメリットを述べてみたいと思います。
ウエルスナビはどんなサービスか
例えば、全世界に投資するポートフォリオを組んで資産運用を始めようとすると、結構面倒そうだし、そもそもどんなポートフォリオを組んだらいいのかわからないという人も多いのではないかと思います。ウエルスナビはそんな人向けに、リスク許容度に応じて自動的に全世界に投資でポートフォリオを組んで運用してあげますよ!というサービスです。
では具体的に何をしてくれるのかというと、まず最初に、利用者へのアンケートに基づいて最適なポートフォリオ構成の提案をしてくれます。下の図のようにリスク許容度応じて5つのポートフォリオ構成が提案されます。
たーぼうの場合は、一番リスクの高い(その代わり上昇時のリターンが最も高い)リスク許容度5で運用していました。
その後は日本円から米ドルへの両替、ETFの購入、リバランス、デタックス(税金の最適化)といったことをウエルスナビが自動的にやってくれるわけです。運用開始後に利用者がすることと言えば口座にお金を入金することだけですね。入金自体も毎月積み立てにすれば勝手にやってくれます。確かにすごく楽ちんですね。リバランスというのは最初に設定したポートフォリオの比率が崩れた場合に修正することです。
ウエルスナビの手数料は年率で1%(税込み1.1%)です。たーぼうの場合月一回手数料を引かれていました。
ウエルスナビで約1年資産運用した結果
結果はどうだったのか?
基本的に2019年8月から2020年7月まで積立投資を行い、最終的には96万2136円投資して、結果的には4万550円のプラスでした。この間はコロナショックを挟むという激動の時代でしたね(笑)結果的にはプラスで終われて良かったのでないでしょうか。
コロナショック時に最も含み損を抱えた時の下落率
上の図はコロナショックで最も含み損が多かった日を出してみたのですが、-22.36%になっています。最もリスク許容度が高い設定だったにもかかわらず、コロナショックでS&P500は約34%下落したのに比べれば穏やかな下落で済んだのは、債券や金、不動産にも分散して投資されていたからでしょう。
なぜ1年でウエルスナビをやめたのか
ウエルスナビをやっていくうちに、手数料の高さが気になるようになってきました。私は投資に時間を割けるので、両替や購入、リバランスなんかも自分でやった方がコストが少なくて済むなと思って約1年でやめました。
あともし投資をウエルスナビのみに頼ってしまった場合、ほったらかし投資が可能な分、金融リテラシーを上げるとか投資の勉強には不向きですね。ウエルスナビをコア投資に使ってトッピング的に個別株投資をアクティブにやっていくという使い方もありかもしれません。
ウエルスナビをやってみて良かったこと
ポートフォリオの組み方の勉強になりましたね。実はたーぼうのポートフォリオ構成はウエルスナビの影響をかなり受けていると思います。やはりポートフォリオというのは、米国株、日本株、欧州株、新興国株、債券、金、不動産などを適切な配分で組み合わせるのが重要だと痛感しました。1年間払った手数料は授業料だと考えると安い授業料だったと思います(笑)
ウエルスナビにやってもらいたかったこと
本当はもっとアクティブな取引を期待していたんですよね、例えば相場の下落を察知して予め空売りを仕掛けるとか、金が強いときは金のウエイトを上げるとか・・ロボアドバイザーと言うからにはそんなことを自動的にやってくれるのを期待していたんですよね。まあウエルスナビ以外のロボアドバイザーサービスではそんなことをやってくれるところもあるのかもしれませんが。
ウエルスナビのメリット・デメリット、どんな人に向くか
■メリット
・お金を預けるだけで勝手に自動的(機械的に)に資産運用をしてくれるので楽、両替、購入、リバランスの手間から解放される。
■デメリット
・年率1%(税込み1.1%)の手数料がかかる。
■向いている人
・忙しいので投資に時間を割きたくない人。
・資産運用をしたいがどんなポートフォリオを組んだらいいのかわからないという人
まとめ
たーぼう的にはウエルスナビは、ポートフォリオの勉強になったという点でやってみてとても良かったサービスですね。一応ウエルスナビのリンクも貼っておきますね。一応クリックしてもたーぼうにお金が入るような仕組みにはなっていませんのでご安心を(笑)
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今回は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。投資は自己責任でお願いします。