新型プリウスは間違いなくバカ売れすると思う理由

昨日(2023/1/10)、トヨタの新型プリウスが発売されました。僕はこの車は間違いなくバカ売れすると思います。理由はこの車のデザインです。

スポンサーリンク

幼い頃にあこがれた「スーパーカー」を想起させるデザイン

まるでスポーツカーのような、フェラーリかランボルギーニから出たと言われても信じちゃいそうなデザイン。恐らくこのデザインに最も敏感に反応するのは、子供の頃にスーパーカーブームの洗礼を受け、親に「リトラクタブルライトの自転車が欲しい!」とせがんだ、今の50代でしょう(つまり自分の世代ですね)。

幼い頃にあこがれていたスーパーカーの記憶が再びよみがえるんですよね。「ああ、自分が欲しかった車ってこんな車だったんだ。」って。こうなるともう理屈じゃないんですよね。やはり車の根源的な魅力ってデザインだよなって思います。

スポンサーリンク

この車なら買える。

多分もし、本物のスーパーカーを買うのであれば、妻に全力で反対されるでしょう。でもこの車はプリウスなのです。プリウスなら少なくとも普通にトランクスペースは確保されてるでしょうし、最低大人4人がきちんと座れるようには出来てるでしょう。実燃費も25km/Lくらいは行くでしょう。スーパーカーみたいにリッター一桁kmなんてことは絶対ない。最新の安全装備もついているはずです。妻に反対される理由はありません。そう、この車なら買えるのです。

本物のスーパーカーなら多分家が買えるくらいのお金が必要でしょう。「こういう車は立派な家が買えるくらいのお金がいるのよ」と、子供の頃親からそう聞かされていたはずです。でもプリウスは300万円代で買えます。恐らく今の50代にはこの車が激安に見えてくると思います。そう、この車なら買えるのです。

多分プリウスとスーパーカーの最大の違いは最高速度じゃないだろうか。(確認したわけではないけど)プリウスは300km/hとか絶対出せないと思う。でもそれでも全く問題はない。別に時速300kmを出せる必要はありません。日本で時速300kmを合法的に出せる公道など存在しないのですから。120km/hを安定して巡行出来ればよいのです。

スポンサーリンク

他のラインナップでハイブリッドが選択できるようになった結果、プリウスは自由になった。

多分トヨタもプリウスの立ち位置をどうするのかで悩んでいたのではないだろうか。初代や2代目くらいまでなら「ハイブリッドカーである」という明確な存在理由があったけど、今やトヨタのラインナップのほとんどでハイブリッドを選択できるようになった。カローラでも、クラウンでも、アルファードでもハイブリッドを選択できるのだ。「ではプリウスの存在意義とは?」と悩みに悩んだ結果、思いっきりデザインに振ることにしたんだと思う。

新型プリウスを見て、「それにしてもAピラー寝すぎじゃない?居住性悪そう」とか「ホイールデカすぎる。スタッドレスタイヤがむちゃくちゃ高そう」とか言う人は、他のトヨタのラインナップにいくらでもお望みの車がハイブリッドで存在する。

トヨタのラインナップのほとんどでハイブリッドを選択できるようになった結果、プリウスは自由になり、思いっきりデザインに振ることが出来たのだと思う。

まとめ

というわけで、僕はプリウスはバカ売れすると思うんだけど。どうだろうか?

トヨタが元気になれば日本が元気になる、とまでは言い切れないにしても、トヨタがコケると日本はいよいよ危ないのは確かな気がする。EVはまだまだ高いし、電力の70%を火力発電に頼っている日本ではEV買ったってたいしてエコじゃないと思うし。特に日本では現状ハイブリッドがまだまだ最適解だと思うんだよな。

今、自分が乗っているのはMTのガソリンエンジン車だけど、もし次買うなら、やはりガソリンエンジン車かハイブリッド車だなと思う。

関連記事

道路・車

道路、車、経路、地図に関連した記事

最後までお読みいただきありがとうございました。