たーぼうです。昔から自分用のデスクトップPCは自作で組み立ててきました。自作歴だけ見れば多分20年位かな。でも作るのは自分用だけなので、頻度としては6年に一回くらい。常に特にパソコンパーツの最新情報をチェックしているわけでも無く、毎回自作する時は浦島太郎状態だったりします。
今自宅でメインで使っているパソコンは2018年5月に自作した物で、パーツ構成的にwindows11のアップグレード要件を満たしていない為、windows10のサポート期限である2025年10月14日までには買い換える予定。このまま故障もせずに2024年か2025年に買い換えられたとして、買い替えタイミングとしては6~7年なので、まあちょうどいいくらいかなと考えています。
さて、来年か再来年に買い換える自分用のデスクトップPCを、これまで通り自作でいくのか?、それともBTOパソコンを購入するのか?、の判断をするために、BTOパソコンとほぼ同じ構成で自作した場合とで、どちらがどれだけ安いのかを調べてみました。
- QBTOパソコンとは?
- A
BTOとは「Build To Order」の略で受注生産を意味します。BTOパソコンは受注生産のパソコンを意味します。受注生産とすることでCPUグレードやメモリ、記憶媒体の容量等を、ある程度ユーザーが選択することが可能です。BTOパソコンの代表的なメーカーとしては、マウスコンピューター、パソコン工房、ドスパラ等があります。
ドスパラ Lightning AH5 をほぼ同内容で自作した場合の価格を調査
さて比較対象としてドスパラ Lightning AH5を選択。2023年1月9日時点で84,980円(税込)で販売中。さらに「このパソコン購入とエントリーで5000pt還元」らしいので実質\79,980(税込)で買えるみたい。グラボ付きのパソコンにしては安いですよね。
ドスパラ Lightning AH5 公式ページは↓のリンク
ドスパラ Lightning AH5 を自作した場合の価格
パーツ名 | メーカー | 型番 | 価格(税込) | 購入先 |
CPU | AMD | Ryzen5 4500 | \12,323 | Amazon |
マザーボード | ASRock | A520M-HDV | \9,750 | コジマネット |
GPU | 玄人志向 | NVIDIA GeForce GTX1650搭載 グラフィックボード GDDR6 4GB デュアルファン・補助電源なしモデル GF-GTX1650D6-E4GB/DF3 | \22,727 | Amazon |
メモリー | シリコンパワー | デスクトップPC用 メモリ DDR4 3200 PC4-25600 8GB x 2枚 (16GB) | \5,990 | Amazon |
SSD | Crucial(クルーシャル) | P1シリーズ 500GB 3D NAND NVMe PCIe M.2 SSD CT500P1SSD8 | \5,699 | Amazon |
電源 | 玄人志向 | 電源 KRPW-BKシリーズ 80PLUS Bronze 450W ATX電源 KRPW-BK450W/85+ | \7,000 | Amazon |
ケース | THERMALTAKE サーマルテイク | Versa H18 | \5,030 | ツクモ |
DVDドライブ | BLCN | DVDドライブ 外付け USB3.0 ポータブルドライブ CD/DVDプレイヤー | \2,010 | Amazon |
OS | Microsoft | Windows 11 Home 日本語版 | ¥15,300 | Amazon |
合計 | \85,829 |
ドスパラと全く同じ商品を使っているのはCPUだけで、あとは恐らく同等品と思われるものをチョイスしています。少なくともケースは完全の別物ですね。
DVDドライブは最近のケースがDVDドライブを内蔵できる5インチベイのあるケースが少ないので外付けにしています。
結果は、BTOパソコンの方が安かった。
結果は以下の通りになります。
・自作パソコン:¥85,829(税込・パーツ送料込)
・BTOパソコン:¥84,980(5000pt還元込みの場合で\79,980(税込))
つまり、自作パソコンの方が\849余計にコストがかかるという結果になりました。さらに5000pt還元を考えると\5,849もBTOパソコンがお得という結果になりました。
うーん、さらにはBTOパソコンは標準で1年保証が付くし、追加料金で延長保証もつけられますよね。それを考えると、単純なコストのみで判断した場合、保証が無いというリスクを負ってまで自作にこだわる理由もなかなか見出しにくいなというのが個人的な感想ですね。(自作の場合、個々のパーツの保証はあるがPCを組立した状態での保証はない)。もし自作の方が2万以上安くできるのなら検討するけどな。。というのが正直な感想。
もちろん、自作の場合、ケースやDVDドライブは流用できたり、OSだって流用できますよね。上の場合比較条件は流用ゼロなので、もしケース、OS、DVDドライブを流用すれば、2万円位は費用を圧縮できそうです。そうすれば6万5千円程度で済みますね。
最終的には、パーツ選択の自由さにどれだけ魅力を見出せるかと、完成品の保証がない事を自己解決していく覚悟。その辺が自作を選ぶかBTOを選ぶかの判断の分かれ道になりそうですね。
まとめ
というわけで、来年か再来年に買い換える自分用のデスクトップPCは、例えば「このパーツで組みたい!」とか「このケースで組みたい」とか、「自作の方がずっと安く出来そう」みたいなことがない限り、今のところはBTOパソコンにしようとかな?と考えています。
仮に今すぐBTOパソコン買うなら今回の比較で選んだ、ドスパラ Lightning AH5を選ぶでしょう。軽いゲームも出来そうだし、他社の似たような構成のモデルは軒並み10万を超えているようなので、なかなかお買い得なモデルだと思います。唯一ケースのデザインはイマイチだなと思いますが。
来年か再来年に実際に買う段階で自作とBTOのどちらがお得かはまた変わって来る可能性もありますが、もし価格がBTOも自作も変わらないのならば、やはり保証面も含めて考えるとBTOが無難だなと思います。個人的に過去にパーツの相性で苦労した経験もあるのでそれを考えるとなおさらBTOですね。
(年齢のせいか)だんだんリスクを取らない選択を採るケースが増えてきた気がしますが・・。
関連記事
https://taabohsroom.com/category/life/computer/
最後までお読みいただきありがとうございました。