たーぼうです。政府は、現在使われている健康保険証を2024年の秋に廃止し、マイナンバーカードへ一体化した形に切り替えると発表しました。今回はこのことについて考えてみたいと思います。
政府は、現在使われている健康保険証を2024年の秋に廃止し、マイナンバーカードへ一体化した形に切り替えると発表しました。
また、運転免許証との一体化の時期についても、当初予定していた2024年度末から前倒しする方針も示しました。
NHK NEWS WEBより引用
あれだけキャンペーンやっても低いマイナンバーカードの普及率
上の記事によるとマイナンバーカードの普及率は、2022年8月23日時点でようやく50%を超えた所。結構まだ持っていない国民が多いんですよね。ちょっとびっくりした。
たーぼうは、マイナポイントにつられて去年早々にマイナンバーカードを取得しましたが、計2万ポイント還元程度では、なびかない人も結構いるんですね。
マイナンバーカードが必ず必要な場面が無いと普及はしないと思う
内閣府が18年の世論調査で取得しない理由(複数回答)を尋ねたところ、「必要性が感じられない」が58%と最多。「身分証明書は他にもある」(42%)、「個人情報の漏えいが心配」(27%)、「紛失や盗難が心配」(25%)と続いた。
秋田魁新報 2022年7月23日 掲載 社説:マイナカード 力ずくでは普及しない より引用
作るのが面倒な人もいるでしょう。いくらマイナポイントもらえるからってマイナポイントの付与先が無いとか言う人も高齢者中心に多そう。そもそもスマホ持っていない人もいるでしょうし。2万ポイント還元じゃなくて現金2万円キャッシュバックとした方が高齢者受けは良かったかもしれません。まあこれもキャッシュレス決済推進という大義名分もあったのでしょうけど。
セキュリティが心配という人も多いみたいですが、じゃあ現状の保険証や免許証のセキュリティってどうなんですかね?。現状の保険証でも盗難されたら、他人が勝手に使えてしまえそうでセキュリティという意味では大したこと無さそうな気もしますけどね。まだマイナンバーカードの方がパスワードがある分セキュリティは高そうな気がします。(ちょっとパスワードが簡単すぎる気がしないでもないけど。2段階認証を導入すべきでは?)
現在、運転免許証や健康保険証って必ず必要なものですよね。でもマイナンバーカードは、現時点では無くても特に困ることは無い。というのがカードを作らない一番の理由かと思います。逆に考えれば、健康保険証が本当に廃止出来れば、実質取得を義務化するようなものなので、マイナンバーカードはほぼ100%普及すると思います。
入院中や寝たきりで役所に行けない人には代理人に委任することも出来るみたいだし。
早速共産党は反対してしてますね。立民党のこの方も疑問視されてるようです。なんか今一反対する理由が良くわからない。与党の方針にいちゃもんつけたいだけじゃないの?って気もしますが。
いつまでもマイナンバーカードを取得しない人をどうするかが問題
なんとなく、高齢者中心にいつまでもマイナンバーカードを取得しない人って結構多そうな気がしていて、高齢者って投票率が高いから政府も無視できず、結局2024年秋以降も健康保険証の使用が容認されてしまう・・・みたいな残念な結果になる気がしてしまうのは私だけでしょうかね?
ここは河野さんの突破力に期待って感じですが、岸田さんがはしごを外しそうな予感もしなくはない。
一番良くないのは、従来通りの健康保険証の仕組みと、マイナンバーカードを使用する仕組みの、2つの仕組みの併存を余儀なくされることで、こんなことやってたらいつまでたっても非効率な状態のままで行政サービス維持コストが減らない(むしろ逆にコストが増えてしまう)んですよね。
とりあえず、今マイナンバーカードを持っていない人は2022年12月末までに申し込んで取得すると良いと思う
マイナポイントの付与対象者は、2022年12月末までにマイナンバーカードを申し込んだ人なので、今マイナンバーカードを持っていない人は2022年12月末までに取得すると良いと思いますね。
ポイント付与対象の決済サービスは以下のリンクから。
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