たーぼうです。2020年に早期退職して、その時退職金として纏まったお金が入ってきました。もともとそのお金は投資に回そうと思っていたのですが、迷ったのはお金の投入の仕方ですね。一括投資しようと思えばできたのですが、結果的には数年に分けて積立投資することにしました。
今回は一括投資するお金があった場合に、一括投資すべきか?それとも期間を数年に分けて分散投資すべきかを考えて見ました。
ちょうどコロナショックの大暴落直後に退職金が入ってきた
たーぼうが早期退職したのは2020年3月末。ちょうどコロナショックで株式市場が大暴落して、世界中がパンデミックの恐怖におののいていた時です。今思えば凄いタイミングで退職したもんですよね。。退職金は4月と5月に分かれて入金されました。
結果的にはたーぼうは、投資に投入する資金を一括投資せずに数年に分けて分散投資することにしました。ただコロナショック真っただ中の3~4月はいつもより多めに買いを入れました。
下のチャートはアメリカの株価指数S&P500に連動するETF”SPY”のチャートです。今思えば退職金を2020年の4~5月にNasdaqやS&P500あたりに一括投資しておけば、ずっと楽に稼げましたね(笑)
一括投資は怖いがメリットもある
たーぼうは一括投資をためらったのは正直怖かったからです。当時コロナは未知の病で、ワクチン開発には数年かかると言われていました。わずか1カ月程度の短期間でS&P500は-35%大暴落しました。4月5月頃には2番底が来るのでは?とも言われていましたよね。
3月から5月にかけてはいつもより多めに買いを入れていましたが、さすがに一括投資をする勇気はなかったです。理由はさらなる下落を警戒していたから他になりません。
もし2020年の4月、5月にNasdaq100やS&P500に一括投資していたらその後の株価上昇の恩恵をフルに享受することが出来たわけですよね。ただたーぼうにはその勇気はなかったです。
当時はいきなり大金を資産運用することに対する耐性も無かった気がする。
例えばそれまで100万円程度しか投資していなかった人が、いきなり一括投資で1000万円運用し始めたとします。そうすると株価が1%動いたときの変動額も当たり前ですが10倍になります。
1000万位運用していると、普通のサラリーマンの手取り位の額が、数日とか下手すれば1日で増えたり減ったりします。そんな額が動くのは、上に動く分にはいいですが、下に動いたときのストレスは結構相当なものがあると思います。そんでもって下落のストレスに耐えられなくなって底で売ってしまったりしたことになるとしたら、それは残念極まりないことですよね。
運用資産が少しずつ増えていく場合には、下落に対するストレス耐性も資産の増加に応じて自然についてくる気がします。(悪く言えば”茹でガエル”のような状態なのかもしれませんが)
でも2020年当時のたーぼうに、1000万以上の資産運用に対するストレス耐性があったかは正直疑問に思います。
折衷案としては部分的に一括投資する方法もある
投資額の全額を一括投資するとか、全額を毎月に分けて分散投資するのではなく、部分的に一括投資して残りを分散等する手もありますよね。例えば投資に回せるお金が1000万あったとして、300万を一括投資して残り700万を数年に分けて投資するイメージです。こうすればある程度は、高値掴みするリスクも抑えられますし、投資直後からある程度は株価上昇の恩恵も受けられるわけです。
どのくらいの額を一括投資に充てるかは、相場環境や自分のストレス耐性と相談して決めるのが良いかと思います。
まとめ
未来の株価は分からないものです。いくら米国株と言えども慎重になるのも仕方ないし、ある程度慎重になることも必要なことと思います。たーぼうとしては、今後も相場環境や自分のストレス耐性と相談しながら慎重に資金を株に投入していきたいとと思います。
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今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。投資は自己責任、自己判断にてお願いいたします。