個人的には2024年は厳しい年になると個人的には思っていたのですが、今年に入っても相変わらず株価は好調。1~6月で6カ月間連続で含み益が増加しました。下落するとは思っていたけど変に株を現金化して、下落に備えるようなこともしていなかったので、それが却って功を奏して結果となっていますね。
つくづく、未来の株価を予想することは困難なことがと実感しています。
6月の月間パフォーマンスは+3.77%と6ヶ月間連続の上昇。これで今年の1~6月の累計パフォーマンスも+25.77%となりました。ただ上昇分の半分くらいは円安が要因ですね。
実は今年は、含み益増加額・利確額・配当の合計が、サラリーマン時代に最も年収の多かった2018年の年収を、たった半年で超えてしまいました。
自分にとって2018年は仕事的には地獄のような年でしたね。月間残業時間が多い月で130時間以上あった上、くそ忙しい海外出張も多く、過労で心身が崩壊寸前だった年でした。そんな年の年収を半年であっさり超えたのかと思うと嬉しい反面、なんだか複雑な気分にもなります。
もちろん、含み益は株価が下落すれば減るし、暴落すれば一瞬で無くなるような儚い物ではあるのですが。今思えば若いうちからもっと積極的に投資をやっていれば良かったなとは思いますね。
2024年6月の月間パフォーマンスは?
2024年5月のポートフェリオ全体のパフォーマンスは+3.77%と1月以降6ヵ月連続の含み益増加。日本株が5月に続いて不調だったものの、外国株(特にNasdaq)が強く、日本株の不調を補った。
株価指数との比較した場合、6月は日米主要株価指数は軒並み上昇しました。僕のポートフォリオのパフォーマンスは、Nasdaq次いて2番目のパフォーマンスになりました。もちろん株価も上昇しているのですが月間で2.31%も進んだ円安もかなり円ベースでのパフォーマンス好調に寄与していますね。
2023年末以降の累計パフォーマンスを日米株価指数と比較
2024年は円安もあって他の株価指数を抜いて独走中。
今月から2023年末時点からのポートフォリオの累計パフォーマンスを他の株価指数と比較しています。
4月以降自分のポートフォリオのパフォーマンスが、他の株価指数を抜いて独走状態。まあでもこれ半分は円安の影響ですね。円安の影響抜きだと10%はパフォーマンスが悪化すると思います。
この円安はどうなったら止まるのか?は簡単で日銀が従来の金融緩和政策をやめて利上げに踏み切れば、日米の金利差は縮小し為替は円高になることでしょう。ただそうなると大混乱は必至で、景気に悪影響なのは確かなので、なかなか踏み切れないように見えます。
アメリカが利下げしても円高になるかと思いますが、アメリカはしつこいインフレ悩まされてなかなか利下げが出来ない状況ですね。もしかしたら年内は利下げは困難かもしれませんね。
と言う訳で、つい先日には1ドル160円を突破してしまいました。ドル建て資産の円換算評価額が増えるのは嬉しいのですが、日本人としては果たしてずっとこのままでいいのだろうか?と思わなくは無いですね。
個別株の月間パフォーマンス
日本株6月の結果
6月の日本株は全体的にやや不調でした。主力のトヨタ、商社が5月に続いて振るいませんでしたね。この辺の株は、2024年度のガイダンスが保守的なのが影響していると思うのですが(いつもそうなんですけどね)4半期決算で上方修正が入れば底入れするんじゃないかなと思います。この辺の株はNISA枠でがっちりホールドして非課税の配当を享受していきたいと思います。
ただ、三菱UFJ、オリックス、マザーズ、全国保証、日本駐車場開発は好調でした。
外国株6月の結果
6月の外国株は全体的には上昇した銘柄が多いですね。グーグル、マイクロソフト、アップルこの辺りは保有比率が高いので恩恵が大きい。結局アメリカで強いのはその辺なのかな?
QQQ(ナスダック100ETF)、SMH(半導体セクターETF)も5月に引き続き好調でした。この辺の牽引役は何と言ってもエヌビディアなのですが、ちょっと今の株価では入りにくいですね。しばらく様子見かなあ。
2024年6月の売買実績
売却:なし
購入:eMaxis-slim S&P500(10万円分)@30,404円
5246 ELEMENTS 100株@1079円。
6月は久々に日本株を買いました。エレメンツという個人認証サービスを手掛ける会社です。購入のきっかけはX(旧ツイッター)でpuzzlefishさんという方がいて、この方の分析が秀逸なのでフォローしているのですが、この方がこのエレメンツ株を取り上げていて、興味があったので100株だけ乗っかってみました。最近はあまり人の推す株に乗っかることはしなかったのですが、たまには乗っかるのも悪くはないかなと。
そしたら買ってからあっという間に株価が40%も上昇してちょっとびっくり。もっと買っておけばよかった(笑)ちなみにまだ現物で100株保有中なのですが、どこまで持っていようかな?今株価は1516円ですが、2000円突破は堅い気がしてきました。最近はエレメンツの株価の動きをリアルタイムで見るのがとても楽しみになっています。
2024年6月の配当入金額
6月の配当入金額は。¥133,721でした。実は月間配当入金額が13万を超えたのは、2024年6月が初めてです。配当面で主力の日本株高配当株が軒並み増配した恩恵を受けています。
グラフで見るとわかる通り、僕の月別配当入金額は6月と12月にかなり偏重していて、他の月は3万円にも満たない額だったりします。年間だと去年は40万位でしたが、今年はもうちょっといきそうかな?
ちなみにこの配当が毎年5%ずつ増加すると仮定すると、自分が72歳になる頃(2042年)には配当が年間100万円を超える計算になります。その頃には貴重な収入源になるように、引き続き保有していきたいと思います。
2024年6月末の資産構成・ポートフォリオ
6月末の資産構成です。
資産構成(アセット・アロケーション)
6月末の資産構成です。株だけで約84%を占めています。残りは債券が9%、コモディティが7%と言ったところです。この構成比率は月単位ではほとんど変わらないですが、今の自分には心地良い構成比かなと考えています。
ポートフォリオ(日本株)
日本株は、個別株で、輸送機器・商社・銀行あたりをメインに保有中です。大型・高配当なものを中心に長期間NISA枠で保有する戦略をとっています。
特に日経平均とセクター構成が全く異なるので、結構違った動きをしますね。TOPIXとは比較的連動性が高いかな。
ポートフォリオ(外国株)
外国株で一番保有比率が高いのはeMAXIS-slim S&P500で外国株の約35%を占めていますが、2024年の新NISAの積み立て枠はこのeMAXIS-slim S&P500で埋める予定です。よって今後はeMAXIS-slim S&P500の保有割合が徐々に高まる予定です。
ポートフォリオ(債券、コモディティ)
6月は債券もコモディティも売買はしませんでした。6月は金銀プラチナもそんなに値動きはありませんでしたが引き続き堅調ですね。
まとめ
2023年は株高と円安で好調だったこともあり、2024年は厳しい年になるだろうなと年明け頃は、個人的に勝手に考えていましたが、意外や意外、6月も株価が絶好調で、6カ月連続上昇という結果になりました。
正直、もし7月以降年末まで株価が上昇しなかったとしても、今年はかなり株価上昇面ではいい年だったと言えますね。
引き続き、いつも通りに、上昇しても舞い上がらず、下落してもパニックにならず、人生を楽しみながら、淡々と投資を続けていきたいと思います。
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