2023年がかなり株価的に好調だっただけに、個人的には2024年は厳しい年になると個人的には思っていた。でも今年に入っても相変わらず株価は好調。1~5月は5カ月間連続で含み益が増加。
もう天井なんだろうなと思いつつ、どこまでも上がっていくこの感じ。嬉しいのは嬉しいのだけど同時に正直ちょっと怖さも感じる。この上昇が永遠に続く事はあり得ないのは判っている。
暴落を避ける事が出来たら良いのだけど、でもそれがいつ来るのかはわからない。と同時に「上昇を取れるときに確実に取る」ことも重要だ。なので基本的に「buy&hold」戦略を採っている。毎月少しづつ資産を現金から株に変えている。だから運用資産も毎月増えている状況だ。
5月の月間パフォーマンスは+1.61%と5ヶ月間連続の上昇。これで今年の1~5月の累計パフォーマンスも+21.1%。なんだか凄いことになってきました。
2024年5月の月間パフォーマンスは?
2024年5月のポートフェリオ全体のパフォーマンスは+1.61%と1月以降5ヵ月連続の含み益増加。日本株が不調だったものの、外国株・債券・コモディティがプラスで日本株の不調を補った。中でも引き続きコモディティ(主に金・銀・プラチナ)が+5.21%と強かった。
株価指数との比較して場合、5月は日米主要株価指数は軒並み上昇しました。僕のポートフォリオのパフォーマンスは、Nasdaq>S&P500>ダウに次ぐパフォーマンスになりました。月間で若干円高気味だったことと日本株の持ち株の決算以降冴えない動きだったのが足を引っ張ってますね。
決して悪い決算じゃなかったし、特にトヨタなんかは超絶な実績だったのだけど、2024年度予想が保守的だったのが嫌気された感じなんですよね。
2022年以降の累計パフォーマンスを日米株価指数と比較
先月抜いたNasdaqに再び抜かれた理由は?
2022年末時点からのポートフォリオのパフォーマンスを他の株価指数と比較すると、4月末で遂に自分のポートフォリオのパフォーマンスが、Nasdaqと日経平均を抜いて首位になったけど、5月には再度あっけなくNasdaqに抜かれてしまいました。Nasdaqの牽引役は何と言っても超絶決算を出したNvidiaですよね。
まあ、とはいえ自分のポートフォリオのパフォーマンスは堅調ではありました。
個別株の月間パフォーマンス
日本株5月の結果
5月の日本株が全体で不調だったのは、特に保有比率の高い、トヨタ、三菱商事が冴えなかったのが大きいですね。
レンゴーも5月は良くないな。今の株価は、PER7.5倍、PBR0.62倍と超割安水準。株主還元が弱いのは確かですね。自社株買いなり、思い切った増配をするなりした方がいいんじゃないかな?
NTTが絶不調。買うのが早すぎた~w。落ちるナイフ掴んじゃいましたね。まあ優待目当てで100株しか持ってないので、実害はほとんどないですが・・・。
5月も引き続きマザーズがやられていますね。金利上昇は成長株には逆風ですよね。
外国株5月の結果
5月の外国株は全体的には上昇した銘柄が多いですね。グーグル、マイクロソフト、アップルこの辺りは保有比率が高いので恩恵がある。
QQQ(ナスダック100ETF)、SMH(半導体セクターETF)この辺りが好調だったのは、エヌビディアの好決算の影響が大きいです。
あとPXD(パイオニアナチュラルリソーシーズ)がXOM(エクソンモービル)に吸収合併されたので持ち株もPXD⇒XOMに勝手に変わってました。エネルギー株は、少し持っておくと原油価格が上がってもあまり嫌な気分にならずに済むので(笑)持っています。
2024年5月の売買実績
売却:なし
購入:eMaxis-slim S&P500(10万円分)@28,582円
ブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンド$1000分
2024年5月の配当入金額
今月から月間の配当入金額を掲載してみます。5月は\32,432で前年比112.8%です。トヨタの増配が大きかったですね。1~5月の累計では¥81,893で前年比117.2%です。
ティッカー | 銘柄名 | 配当額(¥) |
QQQ | Invesco QQQ Trust Series 1 | ¥2,436 |
BND | Vanguard Total Bond Market Index Fund ETF | ¥3,963 |
TLT | iShares 20+ Year Treasury Bond ETF | ¥1,449 |
日本国債 | 第115回個人向け利付国債(変動・10年) | ¥1,017 |
GEHC | GEヘルスケア | ¥36 |
AAPL | アップル | ¥648 |
7203 | トヨタ自動車 | ¥22,500 |
その他 | 貸株賃料など | ¥383 |
合計 | ¥32,432 |
2023年の配当総額は約40万だったのですが、この位の額になると、毎月の光熱費、携帯・光回線の費用が配当でまかなえるようになってきます。
ちなみにこの配当が毎年5%ずつ増加すると仮定すると、自分が70歳になる頃(2040年頃)には配当が年間91万円が入って来る計算になります。老後の貴重な収入源に育つことを期待しています。
もちろん個人的には配当大好き人間なのですが、あまり高配当株ばかり保有していると、成長性に乏しい株ばかり保有することになるので、最近は連続増配を重視するようにしています。個人的にはSPYDよりVIGが好きですね。
2024年5月末の資産構成・ポートフォリオ
5月末の資産構成です。
資産構成(アセット・アロケーション)
5月末の資産構成です。株だけで約84%を占めています。残りは債券が9.5%、コモディティが7.3%と言ったところです。この構成比率は月単位ではほとんど変わらないですが、今の自分には好きな構成比ですね。
ポートフォリオ(日本株)
日本株は、個別株で、輸送機器・商社・銀行あたりをメインに保有中です。大型・高配当なものを中心に長期間NISA枠で保有する戦略をとっています。
特に日経平均とセクター構成が全く異なるので、結構違った動きをしますね。TOPIXとは比較的連動性が高いかな。
ポートフォリオ(外国株)
外国株で一番保有比率が高いのはeMAXIS-slim S&P500で外国株の約34%を占めていますが、2024年の新NISAの積み立て枠はこのeMAXIS-slim S&P500で埋める予定です。よって今後はeMAXIS-slim S&P500の保有割合が徐々に高まる予定です。
ポートフォリオ(債券、コモディティ)
5月は米MMFを追加購入しました。個別株を購入するのが怖いので、去年からインデックス投信とMMFばかり買ってますね。
コモディティの構成比は、金が63%、銀が22%、プラチナが9%、金鉱株が6%です。今年に入って金銀プラチナが上昇ぶりが凄いんですよね。何でこんなに上がるのかしら。
家に金製品がある人は、今売るとびっくりするくらいの価格で売れるかもしれませんよ。
まとめ
2023年は株高と円安で好調だったので、2024年は厳しい年になるだろうなと年明け時には考えていましたが、意外や意外、5月も株価が絶好調で、5カ月連続上昇という結果になりました。
5月も上昇で終えることはできたけど、日米双方とも相場が金利上昇にかなりセンシティブになっている感じですね。日銀もいよいよゼロ金利解除に動くのでしょうか?ローンを組むには大変な時代がやって来るのかもしれません。
引き続き、いつも通りに、上昇しても舞い上がらず、下落してもパニックにならず、人生を楽しみながら、淡々と投資を続けていきたいと思います。
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