たーぼうです。2024年8月5日(月)は特に日本の株式市場にとっては歴史的な下落の日になりました。まさか日経から号外が出るとは!
【号外】日経平均急落4451円安 下げ幅、ブラックマンデー超え過去最大https://t.co/OWfi5fVEVl
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) August 5, 2024
米景気後退の警戒感が出るなか、海外の機関投資家やヘッジファンド、個人投資家など市場参加者全員が売りへ傾斜。下落率でも歴代2番目になりました。 pic.twitter.com/aPoQNkXpDB
ポートフォリオの被弾状況
当然ながら自分のポートフォリオもそれなりに被弾しています。年初から溜めて来た含み益は大部分を吐き出して、ちょうど今年1月あたりの水準に戻ってしまいました。まだ今のところは今年は含み益プラスを維持していますが、株式市場のボラティリティが高い今、これからちょっとでも下落すれば今年はマイナスに転じるレベルです。
米国株も下落はしていますが、むしろきついのは急激な円高で、ドル建て資産の円換算での目減りがえぐいですね。
ポートフォリオ構成比の変化は?
上が7月末の資産配分、下が8月5日時点の資産構成比です。日本株の構成比が29.7%⇒25.5%と激減しておりました。代わりに他の資産の構成比上昇しています。米国株も8月以降下落基調ですが下落率ではまだ日本株に比べれば大したことは無いので構成比も48.6%→51%に上昇しています。
不幸中の幸いは、今回最大の激震に見舞われた日本株の構成比が30%程度だったので、まだ気持ち的には平静でいられていますし、毎日ちゃんと寝れてもいる(笑)。
まあこの激震が本格的に米国株にも波及すると結構きついな。
暴落中何をしたか?
特に昨日の暴落中はずっと株価を見ていましたが、特に日本株は売買はしていません。少なくとも今週は様子見がいいのかなと思っています。
ちょっと今の日本株のボラティリティの高さが怖い気もしていて、買いを躊躇する最大の要因になっています。政策金利をちょっと0.25%に上げたくらいで何でこんなに株価が暴落するのでしょうか?いくら円高が進んだからと言ってもいくら何でも行き過ぎな気がしてます。全く理解できませんね・・・。
ちょうど今日本株の決算シーズン真っただ中のなのですが、持ち株の日本株の決算は総じて堅調でした。まあこれだけ円高になれば企業業績にも影響はあるでしょうけど、今の日本企業は為替を1ドル145円位に想定している企業が多いんですよね。だから為替が今位の水準ならそんなに問題じゃない気もするのだけど。
米国株では下がってきたエヌビディアを買い増ししました。まだ米国株の方が買いやすいな。
何でこうなっちゃったのかな?
日銀と市場とのコミュニケーションも上手くいってない気もしてます。この辺りアメリカFRBのパウエル議長の方がずっと上手に見える。
日銀はどれだけ円高になってもこのまま金融緩和路線を頑なに押し進めていくのかと思いきや、唐突に利上げを始めたように見えます。だから市場がびっくりするんですよ。しかも欧米ではそろそろ本格的に利下げしそうなタイミングで利上げをはじめるんだから余計に市場がびっくりするんですよね。
利上げするならまだアメリカの利上げが続いていた頃にしておけば、日米の金利差もこんなに大きくならなかったので1ドル160円を超える円高にもならなかったでしょうし、日本株が7月までバブル的に上昇することも無かったでしょう。その方がまだこんなに混乱しなかったかと思うんだけど。まあいろいろ言いたくなってきますよね(笑)。
SNSでは、支持率低迷に苦しむ岸田政権が、物価高を引き起こしている最大要因と目されている円安を解消するように日銀に圧力をかけたんじゃないか?みたいな話もありますけど、実際にそんなことがあったのかもしれませんね。で、しぶしぶ日銀が利上げに踏み切ったらとんでもなく急激な株安と円高に見舞われたと。
これ結果的に政府は日銀の失策ということにして知らんぷりするしかなくなりましたねw。そうだとするとかわいそうなのは植田日銀総裁だよなあ。
まとめ
今回の下落で救いなのは、本日8/6の日本の株価が激しく上昇していることで、8/6 10:04現在で日経平均株価が+3394円(前日比+10.78%)となっています。昨日の半値以上戻っていますね。昨日の下落は一体何だったのだろう。疲れる相場だな(笑)
まあ大体暴落ってさ、今回みたいにいい感じで上昇が続いて、ああ今年も楽勝モードだよね~投資ってチョロイよな♪~。って感じの時に何の前触れもなくいきなり来るんですよね。
そういう意味では今回の下落はいい勉強になりましたね。というか楽勝ムードに見事に平手打ちを食らわせてくれましたね。これぞ投資!、投資はこうじゃなくっちゃ!(笑)ですよね。
これからどうなるのか、まだまだ予断を許さない状況ですが、無事乗り越えられたら、たーぼうは、リーマンショック、コロナショック、植田ショック(って言っていいのか?)といった数々の暴落からサバイブした歴戦の英雄になれますかね(笑)。
暴落はいつ起こるかわからないことを常に頭の片隅に忘れずに留めておこうと思います。あと必要以上にリスクを取らないことですね。今後も信用取引には手を出さないつもりです。
引き続き、いつも通りに、上昇しても舞い上がらず、下落してもパニックにならず、人生を楽しみながら、淡々と投資を続けていきたいと思います。
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