たーぼうです。8月は月間で+1.26%で微増という結果になりました。ジャクソンホール会合でのパウエル議長発言以降の米国株を中心とした下落がきつかったですね。ただし同時に円安ドル高も進んだのので外国株は円ベースではほぼプラマイゼロという結果になりました。円安に助けられた月と言えます。
2022年8月の資産運用結果
またしても円安に助けられた8月の持ち株
2022年8月のたーぼうの月間運用結果は、全体で+1.25%でした。ちょっと見にくいですが、パフォーマンス的には日経平均、TOPIXと同じ位の結果になっています。米株3指数が揃って-4%以上の下落に見舞われましたが、月間で円安ドル高が+4.38%も進行したので、円ベースではちょうど米株3指数の下落分を円安ドル高が帳消しにしたことになります。
今年は結構このパターンで救われていることが多いですね。今後もし逆に円高と株安が同時に襲ってきたら、米国株に投資している日本人投資家は、円ベースでは2重の下落に苦しむことになりますね。ああ恐ろしや・・。
※たーぼうの資産パフォーマンスは円建てで計算しています。
2021年8月の月別累計パフォーマンスを指数と比較
今月も損益前年末比プラスをキープしたが・・
一応今年の損益(円ベースでの含み益+配当+利益確定)も7月に続いて8月もプラスをキープしています。とは言え、利益レベルとしては8月末で+2.40%程度なので、すぐにマイナスに転じてもおかしくない薄氷と言ってもいい状況です。
9/1現在、日本株が下落中だし、米国株の先物もマイナスなので、メインの米国株がひとまず底打ちしてくれないと9月は厳しそうですね。
運用中の個別株の月間パフォーマンス
日本株の8月パフォーマンス結果
8月の保有中の日本株個別株のパフォーマンスは+3.83%と好調でした。日経平均、TOPIXに2%以上の差をつけた結果だったので嬉しいですね。
では日本株個別株の中で何が良かったのか?と見ていきますと、
まずは商社。特に三菱商事の+15.6%が素晴らしいですね。三菱商事・三井物産はロシアのサハリン2の権益問題で下落するかなと思っていたので意外な健闘を見せていますね。
もう一つはヤマハ発動機も月間で+13.33%と素晴らしい上昇。決算が良かったですもんね。後は東レ、日本航空も好調でした。日本航空は、入国規制緩和でようやく長いトンネルから抜け出せそうかな?コロナが収束すれば、円安も相まって外国から観光客がどっと来そうな気もするんですけどね。
半面、良くなかったのが銀行、IT関連。トヨタ自動車も良くないですね。子会社の日野自動車の不祥事が足を引っ張っているのではないかな。日本駐車場開発も良くないですね。直近の決算良かったんですけどね。
米国株の8月のパフォーマンス結果
8月は外国株全体では(円ベースで)+0.12%と何とかプラス圏をキープした感じです。全体にマイナスに沈んだ銘柄が多いですが、比較的好調だったのが、ボーイング、ペイパル、EPHE(フィリピン株ETF)EPI(インド株ETF)EIDO(インドネシア株ETF)とアジアに投資するETFたちも堅調でした。
半面良くなかったのは、グーグル、ジョンソンエンドジョンソン、マイクロソフト、エヌヴィディア、インテル、SMH(半導体関連企業のETF)、半導体関連が需要減からやられていますね。長期では持っておきたいセクターなので、安値を拾っていきたいと思いますが。
8月の株の売買実績
売却:なし
購入:QQQ:1株@$309.43
ジャクソンホール会合で急落していたQQQをチャンスとばかりに1株買い増ししたんですが、その後下落は続いて、今では1株$300を割ってしまった・・(^^; 相変わらずへたっぴな買い方ですね(笑)。これに懲りずに次は$290付近で指しておこうかと思っています。
2022年8月末の資産構成・ポートフォリオ
8月末の資産構成を公開します。7月末時点で全部で110銘柄を運用しています。いくら何でも多いですよね(笑)。あっこれ良いかも?と思ったものを片っ端から買っていった結果がこうなっているのですが、資産配分比率的にはいいとしても、本当はもっと銘柄数的には整理したいなと思っています。
資産構成(アセット・アロケーション)
8月末の資産構成です。7月末から構成比はほとんど変化なし。株式が80%。そろそろ米国株の構成比が50%に達しようかという所です。全体的には株式が83%、債券が10%、コモディティが7%となっています。
ポートフォリオ(日本株)
8月は日本株で売買した銘柄はなし。全体に配当や優待を美味しくいただくために保有している株が多い。日経平均やTOPIXとセクター比率が全然違うので、時々上昇率や下落率が全然異なってたりする。今後もあまり売買せずに保有し続ける予定。
ポートフォリオ(外国株)
銘柄数が多くて見づらくて申し訳ないです・・・。外国株の中で一番割合が大きいのが投信のeMaxis-Slim S&P500です。今年のNISA枠の120万円は全てこの投信を買うことにしています。いよいよ今年のNISA枠の残りもあと6万円となりましたが出来るだけ安い時に買い増したいと思います。
次いでグーグル、QQQ、VIGあたりです。定期的に買い増ししているのは、eMaxis-Slim S&P500とVIGです。この2つはどんな場面でも比較的買いやすい。定期的にコツコツ買っていくのに適していると思います。
ポートフォリオ(債券、コモディティ)
8月は金銀があまりパフォーマンスが良くなくコモデティはマイナスでした。
6月の銘柄別の配当額は以下の通り。
でもインド株ETFのEPIの突然の超大幅増配にはぶったまげげましたね。
まとめ
2022年8月は、日本株は好調。米国株は下落したものの、円安に助けられるという、2022年には良くありがちなパターンの月になりました。アメリカのインフレが落ち着いて、FRBの政策金利の利上げに終わりが見えてこないと、米国株の上昇は厳しい状況が続くのかもしれません。
ただ利上げの終わりが見えてきた時は、今度は今までとは逆に円高になる懸念もあり、そうなると今度は米国株が上がっても円高で円ベースでは全然資産が増えない状況に陥る懸念もありますよね・・。
為替については、あまり極端な方向に行かないで安定していてほしいなと思います。
9月以降も引き続き、上昇しても舞い上がらず、下落時してもパニックにならず、人生を楽しみながら、淡々と投資を続けていきたいと思います。
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今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。 投資は自己責任、自己判断にてお願いいたします。