東京ー北九州間を車で行った場合のルートを比較してみた。

たーぼうです。東京から北九州まで車で行く場合、フェリーの利用有無や利用区間でいくつかのルートが考えられます。今回はその中から3つのルートを選んで、時間や費用を比較してみました。

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東京駅ー小倉駅間で3つのルートを比較してみた

出発地は東京駅、目的地は小倉駅の前提で試算しています。車の所要時間80km/hで計算しています。その他の試算条件は下図の欄外に記載しています。ルート図の航路部分は多分この辺を通るではないかなと思って適当に引いているのでご了承のほど・・・。

 ©OpenStreetMap

  

ルートAの概要

全行程のほとんどの区間、横須賀ー新門司間をフェリーで移動するので運転距離が一番短くで楽なルートになります。但しコストは、全区間自走した場合に比べて約5,500円余計にかかります。この辺の追加コストをどう考えるかですね。

全行程のほとんどの区間をフェリーをゆったりと移動できて、フェリー代に宿泊費が入っていると考えると安い気がします。というわけで5500円の追加コストくらい安いと思えるならルートAが有力な選択肢になりますね。

フェリーの時刻は横須賀を23時45分に出港して、翌日21:00に新門司に着きます。新門司に着いたらまた泊まる必要があるのが、やや難点かもですね。

ルートBの概要

東京から大阪の泉大津まで自走し、泉大津から新門司までフェリーを使います。泉大津は18:30の出港なので東京を朝出発すれば十分出航に間に合う時間です。新門司には翌朝の6時着なので翌日がフルに使えるのがいいですね。

費用は全区間自走するのに比べて+4000円位です。宿泊代が入っていると考えると安い気がします。

自走区間は名阪国道を使う前提で計算しています。新名神経由だとプラス2440円余計にかかります。なのでここは多少走りにくいですが名阪国道経由をお勧めします。自走区間とフェリー区間のバランスがとれていて個人的に一番魅力を感じるルートですね。

 

ルートCの概要

1000km以上の全区間を車で自走するかなりハードなルートです。できればドライバー2名いるといいですね。東京を早朝に出発すれば、なんとか夜には小倉に着く感じですね。そう考えればちょうどいい距離?なのかもしれません。

コストは3ルート中最安ですが、他のルートと価格差が4000~6000円位しかないので正直運転代としては微妙な感じがします。

尚、移動人数は多ければ多いほどルートCが有利になります。フェリーを使うと人数が増えればその分費用が掛かるので。

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おすすめルートは?

どんな人にどのルートがおすすめかを考えてみました。たーぼうの好みとしてはルートBかな。

ルートAをおすすめ:できれば運転時間(距離)は少ない方がいいと考える人。フェリーで宿泊代が浮くメリットがあると考えられる人。

ルートBがおすすめ:500km程度なら運転距離としてはちょうどよいと考える人。フェリーで宿泊代が浮くメリットがある人。新門司港には朝着きたいと思う人

ルートCがおすすめ:移動人数が多い人。ドライバーが複数いる人。運転が好きで苦にならない。フェリーが苦手なひと。出来るだけ安く移動したい人

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上記以外にどんなルートがあるか?

実は東京ー新門司間にオーシャン東九フェリーという航路があります。ただこの航路、東京港発で徳島に寄港するためか、所要時間がなんと約34時間(2泊します)もかかるんですよね。ちょっと時間かかりすぎ・・・と思って今回の比較対象からは外しましたが、少しでも運転したくない人やフェリー好きにはいい航路なのかもしれません。

もう一つ、阪九フェリーには神戸ー新門司という航路があります。運賃は、泉大津ー新門司航路と一緒で、ダイヤも夜出発で翌朝着なので便利ではあります。たーぼうは、名阪国道を使った場合は泉大津ー新門司航路が便利と思って今回は比較対象から外しましたが、神戸から出港するというのもなんかオシャレでいい感じですよね。

まとめ

フェリー料金設定って、自走するかフェリーを使うか迷ってしまうような、絶妙なところをついてきますよね。今回のフェリー料金設定もうまいなあと思いました。

たまには九州旅行なんてのもいいですよね。コロナが収束して以前のように感染を気にせず旅行に行けるようになってほしいものです。

写真は2001年に九州旅行の時に下関の壇ノ浦PAから愛車と関門橋を撮ったもの。当時の愛車はFiat Punto Sporting Abarth

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今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。