2024年10月の資産運用結果【円安進行に伴って4ヵ月ぶりのプラスに!】

 10月は資産運用結果は+4.75%と4カ月ぶりに久々のプラス(含み益+配当+利益確定の結果がプラス)となりました。で僕の資産運用結果が何故プラスだったのかというと、月間で+5.85%も進んだ円安ドル高に因るものです。

尚、米国株3指数(ダウ・S&P500・NASDAQ)は10月最終日まで堅調な値動きだったのですが、最終日の10/31になって大幅下落したので、結果的に月間でも3指数共マイナスに沈んでいます。日本株は日経平均・TOPIX共に月間でプラスでしたが、今日11/1に昨日の米国市場の下落を受けてかなり下がりそうですね。

今時点の相場の状況は、日本では衆院選が終わり、とりあえず不透明要因が解消して選挙以降は上昇しましたが、米国はというと、米国大統領選挙を11月5日に控えて買いずらいとか、マイクロソフトの決算は良かったけどカンファレンスコールがネガティブ視されたとか、イランが報復攻撃を準備しているらしいとか、いろいろマイナス材料が言われてますよね。

とりあえずは、米国大統領選が終わってすんなり大統領が決まるなら11/6以降は株価にもプラスかなと思うのですが、投票結果が僅差だった場合はすんなり決まらないという可能性もあるようですね。まあ未来のことはいつだって不透明ではありますが。

スポンサーリンク

2024年10月の月間パフォーマンスは?

2024年10月のポートフェリオ全体のパフォーマンスは+4.75%と4か月振りのプラス。

このプラスの原動力は、10月の1カ月で143.7円から152.1円への大きく進んだ円高ドル安に因るものです。僕は運用資産の約70%をドル建てで持っているので、株価が上がらなくても円安ドル高が進むと円換算での資産が増加します。10月はひとえにその恩恵を受けました。

またコモディティが+10.2%と大幅上昇しています。特に金価格が大幅上昇してますが、銀・プラチナも同じく上昇しました。自分が2020~2021年頃に仕込んだ金銀が仕込み価格の倍位になってます。買っててよかった。

スポンサーリンク

2024年の累計パフォーマンスを日米株価指数と比較

2024年10月末時点の累計パフォーマンスは1番目

2024年のポートフォリオの累計パフォーマンスを他の株価指数と比較しています。

10月に円安の影響で資産が増加した結果、2024年の累計パフォーマンスも他の株価指数を超えて、僅差ではありますがトップになりました。

まあ円安は僕の金融資産にはプラスに作用しますが、反面日本にとっては物価高の要因にもなりますね。お米とかも夏に品切れを起こしてまあ10月には店頭に並ぶようにはなりましたけど、相変わらず高いですよね。感覚的に去年の1.6倍になった感じです。今回衆院選で自民党が惨敗したのは米価格が高騰したのに対して自民党がほとんど対処しなかったように見られた点が実は大きいのでは?と感じています。

スポンサーリンク

個別株の月間パフォーマンス

日本株10月の結果

10月の日本株は、円安を受けて、トヨタやヤマハ発動機等の株が好調でした。

あと三菱UFJが月間で+12.04%と絶好調でしたね。金利上昇で銀行株が恩恵を受けるとみられていることが要因のようです。

外国株10月の結果

10月の外国株は、ドルベースではマイナスの銘柄が多くなっています。エヌビディア(NVDA)が気を吐いてますね。買う株が無い時はとりあえずエヌビディア買っとけみたいな存在になっているような気がしてなりません。

投信のemaxisslim S&P500が強かったのは価格に円安が反映されるからですね。

2024年10月の売買実績

売却:なし
購入:eMAXIS-slim S&P500 100000円分@31673円
   Alphabet 13株@$169.9

10月は毎月10万円分積み立て投資しているeMAXIS-slim S&P500を予定通り購入。

あとはグーグル親会社のアルファベットを一部利確しました。アルファベット株は米国個別株の中で最も保有額の高い株だったのですが、ちょっと保有比率が高すぎてリスキーに感じたので保有比率を落とすために売ったというのが売却理由になります。

2024年10月の配当入金額

10月の配当入金額は。¥20,279でした。VIGとDEOからの入金がメインになります。

2024年は10月までの累計で282,290円(前年比111%)の配当がありました(税引き後)。このままいけば今年も去年の110%位の配当が入金されそうです。ありがたや~。

2024年10月末の資産構成・ポートフォリオ

10末の資産構成です。

資産構成(アセット・アロケーション)

10月末の資産構成です。株だけで約84%を占めています。残りは債券が9%、コモディティが7%と言ったところです。

ポートフォリオ(日本株)

日本株は、個別株で、輸送機器・商社・銀行あたりをメインに保有中です。個別株で一番保有比率の大きいのは三菱UFJフィナンシャルグループになります。日本最大のメガバンクということもあり比較的安心して長期保有できる銘柄だと思います。

大型・高配当なものを中心に長期間NISA枠で保有する戦略をとっています。

ちょっと見ずらくてすいません。

ポートフォリオ(外国株)

外国株で一番保有比率が高いのはeMAXIS-slim S&P500で外国株の約37.5%を占めていますが、2024年の新NISAの積み立て枠はこのeMAXIS-slim S&P500で埋める予定です。よって今後はeMAXIS-slim S&P500の保有割合が徐々に高まる予定です。

ポートフォリオ(債券、コモディティ)

10月は引き続き金銀プラチナが好調な月でした。

まとめ

10月は久々に月間でプラスとなった月でした。

11月は何と言っても米国の大統領選がどうなるのかですね。あとは決算シーズン真っ盛りなので保有株の決算結果がどうなのか、決算発表が先行している米国株は総じて良い決算が出ています。これからは日本株の決算発表が控えています。

引き続き、いつも通りに、上昇しても舞い上がらず、下落してもパニックにならず、人生を楽しみながら、淡々と投資を続けていきたいと思います。

関連記事

資産運用結果

資産運用結果や資産構成に関する記事を中心に掲載しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。 投資は自己責任、自己判断にてお願いいたします。