たーぼうです。最初にこのニュースを見た時に真っ先に思ったのが「えっ、話が違うじゃん。」ということでした。マイクロソフトは過去に「Windows10がwindows最後のバージョンになる」と言っていたからです。出すならWindows10のアップデート版として出せばいいのにと思ってしまいます。なんか年のせいか新OSが出ても「めんどくさい」としか思えないのですよね・・
「またユーザーに高いお金出させて無理やりOSをアップグレードさせようとしているのかな?」とも勘ぐったりもしましたがそうでもないようです。多分今それをやったらブーイングの嵐でしょうね。
(とまあこんなこと言ってても仕方ないので)この記事では、Windows11の発表に伴ってたーぼう的に気になっていることと、それに対する現状の情報を整理したいと思います。
6/29更新
・Microsoft公式の互換性確認ツールでも非対応の理由が分かるようになった情報を追記
・たーぼうのPCではCPUも対応していなかった情報を追記
6/30更新
・Windows 11の最小システム要件が緩和された記事へのリンクを追加
気になっていること。
新しいOSが出るとたーぼうは以下の5つのことが特に気になります。
・新OS(Windows11)はいつリリースされるのか?
・現行OS(Windows10)はいつまでサポートされるのか?
・現行OSユーザーは無料で新OSにアップグレードできるのか?
・今所有しているパソコンのスペックで新OSにアップグレード可能なのか?
・今のパソコンに入っているソフトウエアは新OSにアップグレード後も引き続き使えるのか?
もちろん、新OSの新機能や使い勝手なども気にはなりますが、ここではひとまずそれは置いておいて、上記5つの気になることにフォーカスしてみたいと思います。
この記事は以下のサイトの記事の情報を元に書いております。
なんか最初に新OSの画面見た時「Appleっぽいな!」と思いました。。もしかしてタスクバーは下固定なのか?たーぼうは上下幅はめいいっぱい使いたいのでタスクバー左側が好きなのですが。
「気になっていること」に対する現状の情報。
新OS(Windows11)はいつリリースされるのか?
どうやら2021年内にリリースされるようですね。マイクロソフトによれば「Windows 11 のリリースは、2021年後半を予定しています。」となっています。まあ新規に新OS入りのPCを買うのでなければ、すぐに更新しない方がよろしいかと思います。たーぼう的には少なくとも年内は様子見で、更新は来年以降にしようと思います。
現行OS(Windows10)はいつまでサポートされるのか?
マイクロソフトによれば「Windows 10 のサポートは 2025 年 10 月 14 日まで継続します。」とのことです。まだあと4年はWindows 10を使えるのですね。(なんとなくですが)たーぼう的にはサポート期間が延長されそうな予感もします。
現行OSユーザーは無料で新OSにアップグレードできるのか?
Windows10→Windows11へのアップグレードは無料だそうです。ホッとしました・・ただマイクロソフトによれば「無料」の記載とともに注釈があり、「無料です。ただし最新版の Windows 10 を実行している Windows 10 PC で、ハードウェア仕様の最小要件を満たしている場合のみアップグレード可能です。」とのことです。それはそうでしょうね。
今所有しているパソコンのスペックで新OSにアップグレード可能なのか?
「今使用中のPC が最小要件を満たしているかどうかを確認するアプリがある」のでそれを実行して確認してくださいとのことです。「現在使用されているほとんどのデバイスについては 2022 年の前半になる予定です。」ともあるのでwindows10ユーザーは少なくとも年内はアップグレードしない方がよさそうですね。
「PC正常性チェック」で「このPCではWindows11を実行できません」とのメッセージが
ちなみにたーぼうの自作PCで「PC正常性チェック」(今使用中のPC が最小要件を満たしているかどうかを確認するアプリ)を実行したところ、「このPCではWindows11を実行できません」とのメッセージが出てしまいました。ただこのアプリWindows11を実行できない理由を教えてくれないんですよね。不親切ですね。。
と文句言ってたらMicrosoftがMicrosoft公式の互換性確認ツールでも非対応の理由が分かるようにしてくれたようです。※現時点では英語のみ。多分このBLOG見て対応してくれたわけでは無いと思います。恐らく多分。
いろいろ調べるとTPM2.0が搭載されていないとWindows11を実行できないのでこれに引っかかっているユーザーが多いらしいという情報があり、確認したところ、たーぼうの自作PCもTPMが搭載されていなかった。
PCにTPMが搭載有無と、搭載されていた場合のバージョンの確認方法は以下のリンクに記載されている。
BIOS画面でTPMを有効化した。
たーぼうの自作PCはASROCKのAB350M-HDVというマザーボードだが、このマザーボードのUFEIセットアップユーティリティでTPMを有効化できることが分かったので有効化してみた。手順は以下の通り
1、PCを起動後、F2キーかDelキー押下でUFEIセットアップユーティリティ画面に入る
2、Advanced→CPU Configuration(CPU設定)画面に入る。
3、AMD fTPM switch画面に入りAMD CPU fTPMを有効化する
4、EXIT画面にて「Save Changes and Exit」を選択し、UFEIセットアップユーティリティ画面を抜ける。
これでめでたくTPMは有効化された!
再度「PC正常性チェック」を実行した、がまたしても「このPCではWindows11を実行できません」とのメッセージが出てしまいました。まだ問題あるらしい・・
Secure Bootも有効化していないといけない
さらに調べると、たーぼうのPCはSecure Bootが有効化されていないとわかった。これもマザーボードのUFEIセットアップユーティリティで有効化できることも分かった。手順は以下の通り。
1、PCを起動後、F2キーかDelキー押下でUFEIセットアップユーティリティ画面に入る
2、Security→Secure Boot画面に入る。
3、Secure Bootを「Enabled」(有効化)にする
4、EXIT画面にて「Save Changes and Exit」を選択し、UFEIセットアップユーティリティ画面を抜ける。
だが、3、の段階で「Secure Boot can be enabled when System in User Mode Repeat operation after enrolling Platform Key(PK)」というメッセージが出た。「システムがユーザーモードの場合、セキュリティで保護されたブートを有効にできます。プラットフォームキー(PK)の登録後に操作を繰り返します。」と言っている。要するに「プラットフォームキー(PK)の登録後にSecure Bootを「Enabled」(有効化)しろよ」と言っているものとたーぼうは理解した。
ここまでの段階でとりあえず現時点ではSecure Bootの有効化は見送った。理由は万一Secure Bootの有効化後にパソコンに不具合が出るのが怖かったから。もう少しプラットフォームキー(PK)とかの理解が深まってから有効化しても全く遅くないし、Windows 10を使い続ける選択も悪くない気もしている。ただ恐らくSecure Bootを有効化出来れば、たーぼうの自作PCはWindows 11にアップグレード可能なはずだ。
たーぼうのPCではCPUも対応していなかった・・と思ったら
以下の記事によると、Windows11はAMDの場合Ryzen 2000以降じゃないとだめなのね・・orz
たーぼうの自作PCはのCPUは、Ryzen 5 1600なので、CPUも交換しないとアップグレードできないですね。ますますとアップグレードする気がなくなったわ。
と思ったらWindows 11の最小システム要件が2021/6/28に緩和されてたーぼうの自作PCのCPUであるRyzen 5 1600がWindows11へのアップグレード対象になった。。なんだかせわしいな。
おまけ
Windows 11 のシステム要件、機能、デバイスの要件については下のリンク(マイクロソフトのサイトへのリンク)に記載されています。細かくて読む気にならないけど。
今のパソコンに入っているソフトウエアは新OSにアップグレード後も引き続き使えるのか?
こればかりは、ソフトウエアメーカーの対応次第になるのでしょうね。入ってる中身的に1から刷新したOSでもなさそうなので、おおかた動きそうな気はしますけどね。念のため今入っているPCのアプリがwindows11に対応しているかは、アップグレード前に確認したほうが良いかと思います。
まとめ
たーぼう的な視点でWindows11という新OSについてまとめてみましたが、たーぼうのPCは、Secure Bootを有効化してCPUをRyzen2000以上にすればアップグレードできそうかな?という状況です。とりあえず静観するしかないですね。
たーぼうは、多分サポート期間ぎりぎりまでWindows10を使い続けるか、評判が良ければ来年か再来年あたりにアップグレードするか。今のたーぼうのPCスペックだとWindows11が入れられたとしても動作が重そうですね。となるとアップグレードを機にCPUとグラボあたりを交換したくなるけど・・・
ちなみにWindows10のサポート期限である2025年までたーぼうの自作PCを使うと、7年間使用し続けていることになるので、まあ買い換えてもいいかなと思えるタイミングにはなりますね。そのタイミングでPCを一新するのが一番コスパがいいかな。
もしアップグレードが可能だったとしても、(過去にWindows8とかVistaとかがそうだったように)Windows11の評判が悪かった場合はユーザー移行が全然進まない、なんて可能性もゼロではないですよね。その辺は静観しつつ。。
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以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。