たーぼうです。普段なら梅雨真っただ中なのに、もう梅雨が明けたかのような晴天と猛暑が続いている東京ですが、2025年の東京の水源の貯水量は十分あるのでしょうか?6月19日時点の状況をチェックしてみました。
2025年6月19日の水源の状況
東京都の水源の80%は利根川水系と荒川水系が占めています。残りがほぼ多摩川水系と言った感じです。
利根川水系の貯水量は平年以上だが・・

利根川水系の10ダムの貯水量推移ですが現在のところ、平年以上の貯水量がありますね。まずは安心と言ったところです。例年ですと梅雨の降水があればここからの貯水量の減少具合も落ち着いて来るのですが、今後も雨が降らないで今の勢いで、ずっと貯水量が減っていくと8月あたりで深刻な状況になる可能性も無くはない感じですね。今後の降水量にかかっている感じです。
東京都では今夏4か月間、水道料金の基本料金を無償は水道需要に影響するか?

東京都では今年6~9月か7~10月に選挙対策の目的で、都民の光熱水費の負担軽減を目的として、水道料金の基本料金が無料になりますが、これもしかしたら水道需要にはプラスに働く可能性があるかもしれませんが、どのくらい影響するんでしょうか。渇水になっても無料は継続されるでしょうかね?
荒川水系は貯水率は平年の104%(6/19時点)。

荒川水系の貯水率は6/19時点で平年の104%とほぼ平年並みと言ったところですが、今年が空梅雨になったら要注意かもしれません。
多摩川水系は平年以下

多摩川水系の貯水率は平年の86%とよくあまりありません。小河内ダムは他の水系の渇水時に使う運用のようなので今後もしばらくは貯水率は減らないかと思いますが・・・。ここの貯水量が本格的に減りだすといよいよヤバイですね。
2025/6月の東京の貯水量状況まとめ
6/19日時点では、利根川水系・荒川水系は平年以上の貯水量があり、問題ない状況とは言えますが、今後今みたいに梅雨時期なのに猛暑と晴天が続いて空梅雨になった場合は要注意かもしれませんね。
引き続き注視していきたいと思います。
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