小田急ロマンスカーと新幹線ひかり号(小田原乗換)の乗り継ぎ時刻表を作成してみた。

たーぼうです。今回は特に小田急沿線住民が、新幹線で名古屋・新大阪方面に行く際に便利な、ロマンスカーで小田原に行き、小田原で新幹線ひかり号に乗り換えるルートの乗継時刻表を紹介します。

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実は結構速い小田原停車のひかり号

小田原駅には約2時間おきにひかり号が停車します。このひかり号は早朝のひかり533号を除き、小田原ー名古屋間ノンストップなので、少なくとも名古屋まではのぞみ号に抜かれることはありません。小田原ー名古屋の所要時間は70分前後です。このひかり号とロマンスカーの乗り継ぎ時刻表を作成してみました。

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ロマンスカーと新幹線ひかり号の乗り継ぎ時刻表

※2023年3月18日改正ダイヤで作成しています。

実は、ロマンスカーのダイヤが平日と休日で全く異なるので平日と休日の2種類の乗り継ぎ時刻表を作りました。薄黄色の背景色が付いているのは、小田原駅での乗り換え時間が20分以下で乗り換えられる経路になります。

平日下り(新宿→小田原→名古屋・新大阪方面)

上の表が平日、下の表が休日になります。

2023年3月18日改正ダイヤで作成

平日下りは、朝のはこね5号→ひかり637号以外は、小田原で30分以上乗り換え時間があります。ただ、小田原で時間があれば、お茶したり土産や弁当を物色する時間が取れるメリットもありますので、どっちもどっちかなと思います。

休日下り(新宿→小田原→名古屋・新大阪方面)

休日は、スーパーはこね1号→ひかり637号の乗り継ぎが小田原駅の乗り換え時間8分と絶妙?というかギリギリと言うタイミングになっています。ただ小田急沿線住民だとこの新宿ー小田原ノンストップの列車は乗りにくいと思われれるので、1本前のはこね23号に乗ることになりますね。

平日上り(新大阪・名古屋→小田原→新宿)

上の表が平日・下の表が休日になります。

2022年3月12日以降のダイヤで作成

上りは、平日も、休日も比較的乗り換え時間がかからないですね。新幹線は完全なパターンダイヤになっていますね。

平日上り(新大阪・名古屋→小田原→新宿)

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料金の比較(町田ー名古屋で比較)

※新幹線は自由席料金

町田-名古屋間で最も一般的な経路は、横浜線で新横浜に行って新横浜でのぞみ号に乗る経路と、ロマンスカー小田原乗換経路を料金で比較してみました。\310という微妙な差ながら小田原乗換が安いです。缶ビール1本分位のお金は浮きますね(笑)。

尚、小田原ー名古屋間は自由席回数券があります。6枚つづりで1枚あたり¥7,900です。

また、新横浜ー名古屋の回数券は2022年3月で廃止されてしまいました。

所要時間の比較(町田→新横浜→名古屋経路との比較)

新横浜経由小田原経由
町田発10:5811:00
名古屋着12:4513:19
所要時間1時間47分2時間19分
32分

休日町田11:00発のロマンスカーを例に、小田原乗換で名古屋に行った場合と、ほぼ同時刻に町田を出て新横浜経由で名古屋に行った場合とで所要時間を比較してみました。時間はやはり新横浜経由が早いですね。この場合で32分差が付いています。

ただ町田以外の小田急沿線住民だったら、一度小田急線で町田に出て、町田で横浜線に乗り換える必要があるのでその場合は時間差も縮まるはずです。小田急町田駅とJR町田駅がやや離れているのもネックですね。

まとめ メリット・デメリットを考察

ロマンスカー小田原乗換で新幹線ひかり号に乗車するメリット・デメリットは以下の通りになります。

ロマンスカー小田原乗換で名古屋方面に行くメリット

・ロマンスカーでクロスシートに座って楽に新幹線乗換駅の小田原まで行ける。
・新横浜から新幹線に乗るより安く行くことが出来る。
・小田急沿線から新横浜経由の場合、町田・新横浜の2回乗り換えを要するが、小田原駅での1回乗り換え(もしくは小田急線内乗換+小田原での2回乗換)で済む

ロマンスカー小田原乗換で名古屋方面に行くデメリット

・小田原停車のひかり号が2時間に1本しかないので、事前に旅行計画を練る必要があるし、乗り遅れた場合の時間ロスが大きい。
・ロマンスカーの停車駅がバラバラなので、都合よく近くのロマンスカー停車駅から乗車できるとは限らない。
・所要時間は新横浜経由より多くかかることが多い。

そんなに急ぐ旅でも無ければ検討しても良いルートだと思います。

関連記事

新宿ー名古屋間での利用を前提とした比較記事になります。

今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。