自作PCのマザーボードを交換したら音が出なくなる不具合が発生。対処法について書いてみた

昨日(2024/1/10)に6年前に組んだ自作PCのマザーボードを交換しました。交換作業が完了していよいよ起動。BIOS画面も立ち上がり、Windowsも無事起動して安堵したのですが、PCのスピーカーから音が出なくなっていました。最終的には解決したのですが備忘録として対処法を書いておきます。

スポンサーリンク

マザーボード交換

現在のPCの構成

筆者のPCの構成は以下の通り。もともとは2018年に組んだ自作PCなのですが、既にCPU・メモリ・グラボは交換済み。OSもwindows11もアップグレード済みです。

パーツ品番メーカースペック
CPURyzen 5 3600AMD3.6GHz、6コア12スレッド、TDP65w
メモリCT2K8G4DFRA32ACrucialDDR4-3200 8GB x 2
ストレージWDS250G2B0BWestern DigitalM.2 SATA 250GB
マザーボードAB350M-HDV
B550M PRO4
Asrock
Asrock
B350
B550
グラボRadeon™ RX 6400 AERO ITX 4GMSIRX6400
OSWindows11 homeMicrosoft
電源AU-450XCyonic450W 80PLUS GOLD認証
PCスピーカーNX-50(D)YAMAHAマザーボードの黄緑色のスピーカー端子(Line out)と接続
2024年1月現在の構成
デスクトップ環境。PC本体は奥まった見えにくい場所に鎮座している。光らせる意味無いので流行りのLEDライティングはやってない

マザーボードを交換の経緯は「SocketAM4終焉に備えてあと5年は使いたい」から

今回マザーボードを交換した理由は、そろそろCPUスロット規格のSocketAM4が終焉を迎えつつある今、前もってマザーボードを最新のSocketAM4に交換することで今後5年間はSocketAM4を使い続ける環境を整えるのが主な目的です。

2024年1月現在、まだSocketAM4のマザー・CPU・DDR4メモリも価格コムのランキング上位ランクインしてて比較的安価に普通に入手できる状況なのですが、もう既に後継のSocketAM5のマザー・CPU・メモリも出てるので、SocketAM4の部品はその内販売中止になって中古市場でしか入手できなくなって来ると思われます。

個人的にはCPUやメモリなら中古品でもいいのですがマザーボードは新品を使いたいので今のうちにマザーボードを交換したいと考えた次第です。

もちろんマザーも買い換えることでPCの性能も向上します。チップセットがB350⇒B550になってことで、M.2SSDもより高速な物に交換できるし、グラボも本来の性能を出せるようになります。USBもUSB 3.2 Gen2

交換機種の選定

価格コムの売れ筋ランキング2位のAsrock B550M Pro4にした。今までAsrockのマザーを使っていて不満も無かったので今回もAsrockで。Asrockは価格・性能・品質のバランスの良いメーカーだと思う。

それにしても2020年6月発売のマザーが2024年1月の売れ筋ランキングで2位になっているのも凄いですよね。”迷ったらこれ”的なベストセラー定番マザーボードではないでしょうか?こういうマザーボードはユーザーも多いのでネット上の情報も多く、不具合対処し易いんですよね。

Asrock B550M PRO4。B550チップセットの定番商品だ。

交換作業

B550M_PRO4の内容物。マザーボード・マニュアル・DVD・SATAケーブル・バックパネル・M.2のねじ2個

マザーボード交換作業はパーツ交換の中でも難易度が高い。新規に自作PCを組むのと変わらないと言うかもしかしたら新規に自作PCを組む方が簡単かも。まず交換前のマザーボードに装着されていた。CPUクーラー・CPU・メモリ・M.2SSD・グラボを外す。コネクタ類もすべて外す。

新しいマザーにCPU、CPUクーラー、メモリ、M.2SSDを装着してマザーボードをケースに装着したら最後にグラボを装着して、コネクタ類をすべて繋げて完成。

今回はWindows11のクリーンインストールはせずに古いマザーについていたSSDをそのまま新しいマザーに装着して使うことにした。果たして上手くいくかな??

電源ボタンを押下する。緊張の一瞬。F2連打してBIOS画面表示を試みた。OK、BIOS画面表示表示成功。第一関門突破だ。少しホッとする。SSD・CPU・メモリ・グラボ・FANもちゃんと接続されている。とりあえず大丈夫そうかな。いよいよBIOSから抜けてWindows11起動を試みる

随分と長く処理中画面が続いた。マザーボードを交換したからいろんなドライバーとかを入れ替えたりしているのでしょう。そしてめでたくWindows11起動に成功。なぁんだ楽勝じゃないかと思ったその時・・・。

スポンサーリンク

音が出ない不具合が発生

音が出ないのだ。自分のデスクトップPCからだと、ディスプレイ内臓スピーカーか、マザーボードのスピーカー端子(黄緑色の端子ね)に繋げたアンプ内蔵スピーカー(YAMAHA NX-50)の2系統から再生機器を選択できる。ディスプレイ内臓スピーカーは音がしょぼすぎるので普段はYAMAHA NX-50を常用しているのだが。

ディスプレイ内臓スピーカーを選択すれば鳴るのだが、肝心のスピーカー端子に繋いだNX-50から音が出ない。もしかしてスピーカーが壊れたか?

Windows11のサウンド画面をチェックしてみる。「2-Realtek High Definition Audio」を選択してみても、肝心の音は出なかった。Windows11的にはエラー表示も出て無いので問題なく音は出しているつもりらしいw。 本当にマザーボードスピーカー端子から音声信号が出てるか?は他に繋ぐスピーカーが無いので判断がつかなかった。こういう時予備のスピーカーとかあるといいんだよな。

Realtek High Definition Audioのデバイスのアンインストール⇒再起動で音が出るようになった

で、とりあえずネットで同様のケースの対処法が無いかをいろいろ調べてみたら、以下の手順で音が出るようになった事例を発見したのでとりあえず試すことにした。

手順1:デバイスマネージャーの起動
 スタート⇒設定ボタン(歯車のボタン)を押下で設定画面を表示し、「設定の検索」窓に「デバイスマネージャー」と入力し「デバイスマネージャー」が表示されたら選択しデバイスマネージャーを起動する。

手順2Realtek High Definition Audioのデバイスのアンインストール
デバイスマネージャーの「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」から「Realtek High Definition Audioのデバイスのアンインストールする。

手順3Windowsを再起動。
Windowsを再起動すると自動的にドライバーが再インストールされるのでWindows起動後音が出るかを確認。

赤枠の「デバイスのアンインストール」を選択し実行する。何故かデバイスマネージャー画面がキャプチャできなかったので撮影。

再起動後あっけなく音が出るようになったのでした~。めでたしめでたし。早まって新しいスピーカーを買ったとしても結局音が出なくて愕然とするところでした。あーよかった。

原因としてはマザーボード交換後Windows11がいろんなドライバーの更新処理をしたんだと思うのだけど、その処理が上手くいかなかったのかな?と推測。

まあPCの調子がおかしい時は、ドライバー入れ直しとか、再起動とかで不具合が直ることってよくありますよね。

スポンサーリンク

マザーボード交換した感想

ライセンス認証の要求はされなかった。

ネット上ではマザーボード交換後はWindowsのライセンス認証をする必要があるという情報があったのですが

起動後に、「設定」→「システム」→「ライセンス認証」で確認しても「Windowsはライセンス認証されています」と表示されていました。

マザーボード交換したからと言っても必ずしもライセンス認証をする必要はないみたいですね。

マザー交換後、妙に動作がキビキビするようになったPC。FF15ベンチはあまり変わらず。

マザーを交換してもそんなに性能は向上しないと思ってたんですけど、実際交換してみると体感上、何かPCの動作がキビキビしているんですよね。やっぱりマザー交換の恩恵はあるんだなと思いました。

びっくりしたのはfast.comでネット回線スピード計測したら普段は600Mbps程度なのですが、900Mbpsをたたき出したことです。それマザー交換のおかげなのかな?たまたま回線が空いていたのかよくわからないのですけど。

試しにFFベンチを回してみたのですが、スコア5289で「やや快適」となりました。マザー交換前のスコアは5261だったので、約0.5%のスコアアップ。まあほぼ同じと言っていいかと。

次に交換するパーツは?

まずはM.2 SSDか

今の構成から次に替えるパーツを考えると多分SATAのM.2SSDでしょうね。現状読み書き速度が500MB/s程度なので、これをPCI Express 4.0のNVMe SSDにすれば、今の10倍位のスピードが出るらしいです。ただSATA⇒NVMeにしても体感上はそんなに変わらないらしいと言う話もあるし、まだストレージの使用率も50%位で余裕がある。まあ今のストレージが容量不足になった時にでも交換を検討すればいいかなと思います。

その次はCPUか。

その次はCPUかな。CPUも2018年に新規に組んだ時はRyzen5 1600だったんですよね。それを去年(2023年)に中古で買ったRyzen 5 3600に交換したのですが、cinebenchのマルチコアで約36%のスコアアップとなりました。これだけ世代が違う(第1世代⇒第3世代)と性能もかなり変わってアップグレードのしがいが出てきますね。

次替える時はRyzen 7 5700Xに交換すればRyzen 5 3600に比べておよそ30~40%の性能向上が見込めます。替えるとしても何年か先の話だけど。中古で1万円切って入手できるようになったあたりかな。替え時の狙い目は。

2018年に組んだ時に買ったのはRyzen5 1600。これをRyzen5 3600に交換した

怖い面もある自作PC。次のパソコンは自作か?BTOか?

毎回パソコンいじると何かしら不具合あるんですよね。すんなりいったためしがない。自分の知識や技量の無さもあるんでしょうけど、そんなに頻繁に自作するわけでも無いので、久々にケースを開けた時には、以前のいじっていた時のノウハウとかきれいに忘れていてその結果くだらない所で躓いたりするんですよね。これって自作あるあるですよねw。(会社員時代でも1年に1回しかしない仕事とか苦手だったな・・)

今のパソコンを今後何年か使って次に買い換える時は下手したら自分は60歳とかになっているかもしれない・・そうなったらいよいよ自作引退かな(笑)。自作PCをドキドキしながら組み立てるより、保証もあるBTOパソコンのほうが楽なのは間違いないですよね。まあその時になったら考えますけど。

もちろん自作のメリットもあって、今の自作パソコンはこまめにボトルネック箇所のパーツを変えたおかげで、Windows11へのアップグレードも通ったし、最新の10万円程度のエントリーゲーミングPC位の性能はあるんですよね。パーツ交換も古いパーツを売ったりすればそんなにコストはかからない。

上手くいけばコストを抑えながら性能的な陳腐化を抑えることが出来るのは自作の魅力だなとは思います。

但し手間はかかるので時間がある人向きですね。自作PCは。

意外な高値で売れた古いマザーボード。何故高く売れるのかを考察

今回古いマザーボード(Asrock AB350M-HDV)は、じゃんぱらで売ったのですが、何と\3,500!で買い取ってくれました。意外と高値で買ってくれたのでびっくりしました。この値段で買い取ると言うことは、恐らく6千円とか7千円で売るんですよね。こんな値段ならちょっと足せば新品かつ最新のマザーボードが買えるじゃないですか。でも買う人いるのでしょうね。

何故、こんな価格で売れたのかを考えてみたのですが、恐らく、全く同じマザーボードを使っているユーザーのマザーボードが故障した時の交換需要でしょうね。同じマザーボード同士なら交換してもまずトラブルは無いでしょうから。意外と法人需要もあるのかもしれません。化石のようなPCが未だに現役稼働している事務所や工場とかありますもんね。

ちなみに今回売ったマザーは調べたら2018年に8,160円で買ったものでした。買ってから6年フルに使った後に、買値の43%で買い取ってもらえたわけですね。いい買い物でしたね。

最後までお読みいただきありがとうございました。