たーぼうです。4月に自宅の電力を東京電力(従量電灯B)からコスモでんき(ポイントプラス)に切り替えました。その理由・経緯を書いてみました。
我が家の電力会社の変遷史
2019年に自宅の電力を東京電力から新電力のエルピオでんきに切り替えたのですが、エネルギー価格が高騰した2022年3月になんとエルピオでんきが突如電力事業停止を発表!。電力会社を切り替えなければならなくなりました。これにはびっくりしましたね。この時は新電力にはこういうリスクもあるのだなと痛感しました。
電力会社の切り替え先にはドコモでんきを選びました。dポイントが付くから(笑)という至極単純な理由ですが、まあさすがにドコモならエルピオみたいに急に事業停止とかみたいなことはしないだろうと思っていたこともありました。
その後、確かにドコモでんきは事業停止はしなかったですが、2022年12月にドコモでんきが燃料費調整額上限撤廃を行いました。これでどうなるかというと電力料金が歯止め無しに上昇するリスクがあるわけですね。これは正直言って怖かった。
で、結局最終的には、燃料費調整額の上限のある、東京電力の従量電灯Bに戻って来たのでした。電力自由化前からの昔からずーっと使っていた電力会社とプランに戻ったわけです。

今回電力会社を切り替えた理由は?
正直、当時は新電力会社のごたごたに巻き込まれるのにうんざりしていたこともあり、なんだかんだ言っても燃料費調整額に上限のある東京電力の従量電灯Bプランが安心でいいよなと思っていた。但し、このプランにもデメリットが無いわけではなく、燃料費調整額の上限があるのは良いものの、燃料費が高騰していない時であれば、もっと安いプランを提供する新電力会社もあるわけです。
なので個人的には、燃料費調整額の上限がありつつも、東京電力の従量電灯Bプランより安いプランを提供する電力会社がベストなわけです。そんな虫の良いプランあるわけないだろ(笑)!って思うかもしれませんが、あるんですよ。東京電力エリアに、1社だけ。
それがコスモでんきです。今回契約したポイントプラスというプランは電気料金自体は、東京電力の従量電灯Bプランと同じですが、電気代に応じてdポイントが貯まるプランです。試算すると年間約8千円分弱のdポイントが貯まるのでその分がお得なわけです。それが今回電力会社を切り替えた理由です。
自分は普段ポイントはdポイントを使う機会が一番多いのでdポイントを付与されるのは一番都合が良かったのですよね。
ポイントプラスプランの注意点

このポイントプラスプランは電気利用額に応じてポイント還元率が変わるので、ポイント還元率的には、電気料金が多い方が断然お得になって来る。過去1年の電気料金が判れば、およその年間ポイント付与額が試算できるはずなので事前にシミュレートしてみると良いですね。人によってはスタンダードプランの方が得だと言う人もいるかと思う。
他には、Lemino(動画配信サービス)、dマガジン(雑誌の定額読み放題サービス)が付いたプランもあるのでこの辺は好みに応じて選択すればよろしいかと。
コスモでんきの電源構成は?

コスモでんきの電源構成です。卸電力取引所の比率が17%となっていますが、この比率が低いほど市場価格の変動の影響を受けにくいと思われます。恐らくは自前で発電所を持っている企業の方が電気代的には安定するのではないでしょうか。
コスモでんきは、電気代が高騰し燃料費調整額上限を撤廃した電力会社が続出した2022年でも、燃料費調整額上限を撤廃しなかったので、市場価格の影響を受けにくい新電力会社では無いかと思います。
電力会社切り替え日程と感想
参考までに切替の日程はこんな感じでした。
2025/3/ 1:コスモでんきに電力切替を申し込む。
2025/3/19:コスモでんきから4/11が利用開始日になるとのメールが来た。
2025/4/11:利用開始日。お客様ページへのログインが出来るようになった。お客様ページからdアカウントの設定を実施。
大体申し込みから利用開始まで1~2ヶ月くらいかかるようだ。利用開始の手続きはすべてネットで完結。東京電力に解約申し込みする必要も無かったです。
利用開始日に瞬間的に停電するなんてことも無かったです(笑)。電力会社を切り替えても特に電気の品質が変わるわけでもないんですよね。だって今までと同じ送電網から電気が供給されるわけですから。
尚、dポイントは電気のご請求額が確定した月の翌月末までにdアカウントにdポイントが進呈されるとのこと。なので付与されるまでには1ヶ月くらいタイムラグがあるのかな。
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