2024年1月の今では、コロナ流行で「緊急事態宣言が発令された」とか、「ステイホームが叫ばれた」とか、すっかり過去の出来事のように感じる。毎日の感染者数の増減に一喜一憂していたこともなんだか懐かしい。実は本当は今結構流行しているらしいのですが。
ただ、考えたくも無いのだけれども、今後将来新たな感染症の流行が起こらないとは限らない。(というか多分10~20年スパンではかなり起こる確率が高いんじゃなかろうか)。
もし将来そうなった時に、コロナの時と同じような物が品薄になって入手困難になるとしたら、個人的には再びそういうのに巻き込まれたくないのが正直な気分だ。だったらそういう物は普段から少し多めに持っておけば、少なくともパンデミック初期の品薄&価格高騰に巻き込まれなくて済む。
と言う訳で特にコロナ禍で品薄だった印象の強かったものを5つピックアップしてみました。今だったら普通の価格で買えるのだし、日持ちしない物でも無いので、普段家で多めにストック(本当は半年分くらいあるといいのでしょうね)していくと良いと個人的には思います。
コロナで品薄になったもの5選
マスク
やはりコロナで入手困難になったものの筆頭はマスクでしょう。一時期50枚入りの箱が5千円位で売られていた記憶があるのですが(1枚100円!)。今ならダイソーで25枚入りが税込み110円で買える。何と価格差約23倍だ。
アベノマスクが配られたころから品薄が緩和され、価格も沈静化した記憶があるのですが・・。散々批判された感のある「アベノマスク」なんだけど個人的には一時期結構使っていた。アベノマスクに効用があったとすれば「マスクって布マスクでも良いんじゃん」ってことが認知されたことじゃないでしょうか。
我が家では今でも50枚入りの未開封の箱は必ず1箱はストックするようにしている。大事に使えば50枚でもパンデミック初期の価格高騰期を乗り切ることは不可能ではないだろう。
トイレットペーパー
一時期トイレットペーパーも品薄になりましたよね。コロナだからと言ってトイレットペーパーの需要が急増するとは考えにくいのだけど、まあステイホームすれば家庭用の需要は増えるだろうけど代わりにオフィスや学校の需要は減るだろうし。
トイレットペーパーは実はメーカーの在庫や供給力に問題が無かったにもかかわらず、買い手が殺到した結果一時的に品薄になったわけです。
https://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-202011_02.pdf
これ恐らくオイルショックの時のトイレットペーパー騒動の記憶のある世代が、コロナのような非常時に、反射的にトイレットペーパー確保に奔走したのが原因じゃないのかな?って個人的には思っているのですけど。
wikipediaによれば東日本大震災の時にも同様の騒動があったみたいです。
本当は「非常時⇒トイレットペーパー確保せよ」と脳内に深く刻まれた人々の記憶を修正する必要があるのではないかと思うのだけどそれは多分無理でしょう、なのでまた何かあると品薄になると思われます。
確かにトイレットペーパーって無くなると地味に困る物ではある。家でのストックはある程度余裕をもっておくのがいいですね。結構かさばりはするものなのだけど。
我が家ではシングル200mのエルヴェールを愛用している。いつも6ロールx8パック(48ロール)を通販で購入している。やはり長いと取り換え頻度も少なくて便利。ストックと言う意味でも長いトイレットペーパーは有利だと思う。
ハンドソープ
特に2020年4月以降はハンドソープもかなり品薄になりましたよね。我が家は普段は花王ビオレのハンドソープを使っていましたが、一時期店頭ではほとんど見かけませんでしたね。
ただボディーソープや固形の石鹸は入手できたようです。いざとなったらこれらでしのぐのも手かと思います。
品薄時にはこういう転売で儲けようとする輩が出てくるもんですよね。
アルコール消毒液
コロナ禍でアルコール消毒液も一時的にほんと入手困難になりましたね。うちでは普段主に猫の粗相跡の消毒とかにアルコールスプレーを使っていたのですが、一時は本当に入手できなくなって本当困りました。
花王はコロナ禍の当時消毒液を20倍増産したようですね。凄いなあと思います。ただこういう時にせっかく設備投資して増産対応しても、その後需要が沈静化すれば、投資した設備が不要になってしまうリスクもあるわけで、そのあたりの判断や見極めが難しいですよね。
体温計
東京新聞の2020/7/7時点の記事ですが、体温計の品薄が続いている記事がありました。コロナ禍で登校・出勤時の体温計測を義務づける学校や事業所が増えた結果、体温計の需要が急増したかと思われます。特に計測時間の短い予測式の需要が大きかったと思います。忙しい朝に5分とか検温に時間を費やしたくないですもんね。
さすがに体温計はストックしておく必要がないかもしれないけど、今の時代は一家に1本と言うより1人1本は持っておいた方がいいでしょうね。人によっては壊れた時の為に予備があってもいいかもしれませんね。
体温計の耐用年数は5年?
この記事を読んで「えっ!?」と思いました。「一般的に体温計の耐用年数は5年とされており、それを越えると結果に差が出やすい・・・」などど書かれていたのですよ。
実は私は28年前(1996年製)の電子式体温計を未だに使っているのですが、「古い体温計って正確に検温できなくなるのか?」と驚きましたね。さすがにいい加減買い換え時なのかなと思って新しい体温計を注文しました。
というわけで28年ぶり!に体温計を上のリンクの製品に買い換えることにした。今まで使ってきた体温計の長寿命に敬意を表して今回もシチズン製の体温計(CTE501-E)を選択しました。60秒の予測式だけどそのまま検温し続ければ実測検温することも出来る商品。
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