僕は1996年製のCITIZEN CT-412という体温計を27年間使ってきた。この体温計が特に壊れた訳では無いのだけど買い換えることにした。きっかけはインプレスのこの記事↓
この記事によれば古い体温計は検温の精度が悪くなるらしい。オムロンの場合は標準的な耐用期間を5年と定めているそう。CITIZENの新旧の体温計の取説も見てみたが特に耐用期間は定めてないようだ。
ただ僕の場合、なんか熱っぽいなと感じた場合だけ検温しているので使用頻度は高くない。検温回数は年間10回くらいじゃないのかな?ただ27年も体温計を使っていたら、さすがに精度も悪くなっているのかもしれない。というわけで今回は新旧体温計で検温して差異があるかを確認してみた。
体温計選定の経緯
今まで使っていた体温計が27年間持ったことに敬意を表して次の体温計もシチズンにすることにした。あと時計メイカーなのでなんとなく正確なイメージもあるんだよね(笑)
さて何を買うかだけど、大きく分けると以下の2つの条件で決まってくる。
1、非接触式か?、わき式か?
2、予測式か?、実測式か?
非接触式は測定時間が1秒程度と最速だが、価格は4千円程度とやや高い。毎日計測する人や赤ちゃんの検温等に向いている。
わき式は実測式だと千円を切るのものあり価格は安いが、計測に時間がかかる(わき10分・口内5分)のがメリット。
予測式は検温時間が短いのがメリットだが制度は実測式に劣る。また予測式でも10分程度計測すれば実測することも出来る。シチズンだと予測式は1,400円程度からある。
検討した結果、予測式(予測式での計測時間60秒)で1,400円と最も安かったシチズンCTE-501Eを買うことにした。購入先は楽天市場内のシチズンヘルスケア公式店にした。
尚予測式での計測時間がもっと短いモデル(30秒とか15秒など)もあるが、個人的にこんな短い計測時間で正確に測れるのかな?とちょっと不安に思ったのとやや高い価格だったので、やはりCTE-501Eで良かったと思う。今まで実測式を使ってきたので計測時間60秒での十分短く感じる。
実は体温計をこのシチズンヘルスケア公式店で買うと2年保証という他の店にはないメリットが付いてくる。値段的にもamazonやヨドバシで買うのとあまり変わらないので、この店買うことをお勧めだ。
1/21(日)に注文したのだが、何と注文した日曜日当日に発送してくれた。(シチズンさんすごい!)翌日の1/22には到着した。メール便で商品はポストに投函してくれるので、受け取りに在宅の必要がないので楽だ。
早速検温してみた。果たして古い体温計と温度差はあるのか?
今回購入の動機ともなった「古い体温計は精度が悪くなることがある」ことが本当なのかを確認するため。新旧の体温計それぞれで自分の体温を検温して見ることにした。
まず、新しいCTE501-Eで予測検温してみたら36.7℃だった。
次に同じくCTE501-Eで実測検温してみたら36.6℃だった。予測検温より実測検温が0.1℃低かった。
最後に27年使用したCT-412で計測したら36.4℃だった。尚CT-412は予測検温機能は無いので実測検温になる。
結果は、CT-412がCTE501-Eより0.2℃~0.3℃低めの検温結果になった。やはり検温結果に差が出たので確かに古い体温計は精度が悪いのかもしない。どちらの体温が正しいのか証明するものは無いが、まあ新しい体温計の方が正確なのだろうなと思う。
やはりいくら体温計が壊れてないとか使えるからといっても、僕みたいに27年も使うのはあまりよろしくは無いのだろう。せいぜい10年くらい使ったら買い替えるのがよさそうだ。というわけで27年間お世話にあったCT-412には今回の検温を持ってご引退いただくことにした。27年間僕を検温し続けてくれたCT-412、どうもありがとう。
そして新しく購入したCTE501-Eには、最低10年は働いてもらいたいなあと思う。基本的には予測検温で計測するつもりだ。さすがに実測検温で10分間計測するのはつらいので。
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