「自転車」という趣味のメリット6つ・デメリットを2つ挙げてみた

たーぼうです。2021年10月に自転車(ロードバイク)を購入し、趣味でサイクリングを楽しんでいます。現在購入後約1年半で走行距離は約4700km。今回は数ある趣味の中で自転車を趣味とした場合のメリットを6つデメリットを2つ挙げてみました。特にこれから自転車を趣味として始めてみようかを考えている人に参考になれば幸いです。

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メリット

「自分の力で走る」という魅力

自転車の根源的な魅力の源は「自分の力で走る」ことにあると思います。趣味で自転車を持つと、より遠くに行きたいと思ったり、より標高の高い場所に行きたいと思ったり、より早く走りたいと思ったします。これ自分の力で走るからこそ、そういう欲求が湧いてくると思うんですよね。

この辺が同じ乗り物でも車やバイクとの最大の違いなのかなと思います。例えば自転車で峠を越えた場合でも峠から見える景色も車やバイクで来た時と比べて全然違って見えるのですよ。(これ本当です)。多分達成感が満たされるからだと思います。1回近所の丘とかでも試してみるといいですよ。

多摩川サイクリングロード

やればやるほど健康になれる

例えば、酒やタバコ、パチンコ、競輪競馬などを趣味にした場合、ある程度以上にのめりこむと健康に害があったりお金を失うリスクが有ったりして危険ですよね。だから一定以上はのめりこまないように自分でセーブする必要がありますよね。でもこれって却ってストレスじゃないですか?

でも自転車はのめりこんでも、害はないどころかむしろ健康になれます。また比較的スポーツの中では関節への負担も少なく、膝を痛めるリスクも小さいです。もちろん極端な走りすぎは良くないですけどね。

最初の内はお尻の痛みに悩まされたりしますが、あれ不思議と乗ってるうちに痛くなくなってくるんですよね。

リスクが有るとすれば日焼けには注意したほうがいいですね。地肌むき出しだとあっという間に焼けます。

浅草雷門

ダイエットにも適している。

また。サイクリングはダイエットにも効果的です。例えば体重60kgの人が時速20kmで1時間自転車で走行すると約500カロリーを消費するそうです。※下記サイト参照

2時間走ればなんと1000kcal消費します。これは重めの食事1回に匹敵します。自転車での走行中はカロリー過多よりむしろカロリー不足を心配しなければならないほどです。

自転車で2時間走るって慣れれば全く大変では無いです。景色を楽しみながら走っていれば2時間なんてなんとなく過ぎてしまいますね。これジョギングで2時間とかだとかなりつらいんじゃないかな?

たーぼうは自転車を始める前は体重65~68kg位でしたが、自転車を始めてから食べる量はむしろ増えているのに体重が60~63kg位まで落ちました。例えばラーメン屋めぐりが趣味の人は自転車でやるといいと思いますよ~

他の趣味と同時に楽しめる。

例えば、旅行が好き、神社仏閣めぐりが好き、食べ歩きが好き、撮り鉄が趣味なんて人は、サイクリングとの相性は最高ですよ。美術館めぐり、博物館めぐりと合わせるものいいですよね。静と動を組み合わせすといい感じで休憩になったりもします。

特に食べ歩きが趣味の場合、ぶっちゃけ、サイクリング中だったらカロリーメイトだろうがカップラーメンだろうがコンビニおにぎりだろうがなんでも美味しいです。運動が最高のスパイスになります。

学生時代~社会人初期まではランドナーにテントや自炊道具を積んでロングツーリングをしていた(場所は栃木県中三依温泉 男鹿の湯)20代後半からはほとんど乗らなくなってしまっていたが、51歳でロードバイクを購入し今に至る

他の移動手段との併用が出来る。

他の移動手段と併用できるのも自転車の大きな特徴です。

だから旅先まで遠い場合も全然大丈夫なのです。実は自転車をたたんで専用の袋に入れればなんと自転車と一緒に列車に乗車することが出来るんですよ!(輪行と言います)。しかも鉄道運賃の追加料金なし。(そういえば昔は手荷物切符が要りましたね。)この輪行という手段はサイクリストの特権ですよね。このおかげで旅先の風光明媚な場所だけサイクリングを楽しむという「いいとこどり」が出来ます。輪行することで今日は疲れたから電車で帰るなんてことも出来ます。

車を持っている人は自転車を車に積むことも出来ますね。もちろん飛行機やフェリーの利用も出来ます。

このように「他の移動手段と併用」するハードルが低いこともサイクリングの魅力のひとつでしょう。

↑筆者が購入した輪行袋。実は「万が一のお守り」として常に自転車に装備している。

豊洲ぐるり公園からのレインボーブリッジの眺め

乗り物系の中では最も安価に楽しめる趣味と言える

車、バイク、自転車を「乗り物系趣味」とした場合、自転車はその中で最も安価に楽しめる趣味と言えます。

まず車両本体価格。昨今の物価上昇で上がった現在でも、スポーツタイプの自転車は入門モデルが10~20万、中級モデルが20~50万、上級モデルが50万~と言ったところです。高い!と思うかもしれませんが、高いと思う人はママチャリと比較するから高いと思うんでしょうね。ママチャリでも自転車を楽しめなくはないですが、それでも自転車を趣味とするならスポーツタイプの自転車を買うことをお勧めします。走行範囲が倍になりますよ。

車の場合新車で安い車でも100~200万しますよね。中級クラスなら200~400万、高級車500万以上かな。バイクだと原付で20-30万、125ccで30-50万、250-400ccで50~100万、大型で100万以上かな。エンジンが無いので当たり前と言えば当たり前ですがやはり自転車は安いと思う。

更には自転車は車検も不要、家で保管するなら駐車場も不要、税金もないし、保険料も激安です。自転車本体以外に最低限必要な物も、空気入れ、携帯工具、パンク修理キット、メンテナンス用品くらいかな。それらも1万から2万あれば揃うと思う。

もちろんこだわりだしたら自転車でも結構お金はかかる。ただ、車でもバイクでもそれは一緒ですよね。工夫やDIYで安く楽しめる手段があるのは自転車のメリットだと思います。

また、その気になれば、1万円位の工具でほとんどの整備が自分で出来てしまうのも自転車の魅力、人によっては自転車整備も趣味だという人もいると思う。もちろん自信が無ければショップに頼むのが無難だけど。

山下公園にて。背景は氷川丸と横浜ベイブリッジ
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デメリット

ここまで趣味としての自転車のメリットを挙げてみたけど、残念ながら自転車趣味にもデメリットはあります。以下に挙げてみますね。

交通事故のリスクが有る

最近、自転車のヘルメット着用が努力義務化されましたが、たーぼうは努力義務化以前からヘルメットはずっと着用しています。スポーツタイプの自転車(特にロードバイク)は30km/hがいとも簡単に出てしまう乗り物です。(※30km/hは原付の制限速度です。)個人的には今は正直ヘルメット無しにロードバイクは怖くて乗れないです。

また(自転車走行可能な歩道があることもありますが)、基本的には自転車は自動車と同じ車道を走る必要があります。やはりどうしても事故のリスクはあります。交通量の多い幹線道路は特に注意すべきですね。路駐車の追い越しも気を付けたほうがいいです。たまに後ろを確認しないでドアを開ける車もいるんですよ。

たーぼうは都内に住んでいることもあり、昼間でも常時ライトを点灯してますし。リヤのリフレクターも点灯式のものを使っています。立体交差の交差点とか意外と昼間でも暗かったするんですよね。都度いちいち点けたり消したりするのは面倒だし、絶対に点け忘れるので、常時点灯が楽で安全なのですね。

ヘルメットは下のオージーケーカブトのヘルメットを着用しています。自転車用ヘルメットって意外と軽いですよ。慣れれば全然負担感は無いです。

天候・気温の影響を受ける

これはアウトドアスポーツの宿命でもありますが、自転車も天候・気温の影響をもろに受ける趣味です。

夏の暑い日が一番きつい

正直夏の暑さが一番きつかったです。去年は30℃を超える日は走らないようにしてました。結果的に去年7月は全く自転車に乗らなかったです。冬の寒さはウエアで防寒対策すれば意外と大丈夫なんですよね。でも夏の暑さからは逃げようがないのです。特に多摩川のサイクリングロードとかは日影がほとんどないので夏の暑さはきついですね。結局夏の間の運動は水泳をやってました。

雨の日は出来れば乗らない方が良い

雨の日のサイクリングも出来れば避けたいですね。視界は悪くなるし、ブレーキの制動力は落ちるし、スリップもしやすくなります。チェーンも錆びるし・・とあまり良いことがないです。こないだロードバイク購入後初めて雨に降られましたがなんと雹(ひょう)に振られました。ヘルメットしてたので痛くなかったけど。

意外と大きい風の影響

自転車にとって風は見方でもあり敵でもあります。3m/s程度の風でも追い風と向かい風では全然速度が違ってきたりします。向かい風の時は踏んでも20km/hが出せない時があります。これが結構つらい。反対に追い風の時はほとんど踏まずに30km/hが出せたりします。横風も不安定になるので嫌ですね。

と言う訳で自転車は車やバイクとは比較にならない位、風の影響をもろに受ける乗り物です。

自宅を出て自宅に戻るコースなら、風の影響はトータルでは基本的にはゼロになるんですけどね・・。個人的には強風注意報が出てたらサイクリングは見合わせるようにしてます。

雪国では冬は乗れない

日本であまりサイクリングに向かない地域があるとすればそれは雪国かなと思います。北海道や日本海側など、場所によっては12月~3月は自転車に乗れない地域も結構あるかと思います。雪国の場合、冬は室内でローラー台に乗るか、スキーなどのウインタースポーツを楽しむのも良いかもしれません。

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2021年10月に購入したロードバイク(GIANT CONTEND 2)や、自転車用品、ツーリング記録等。

最後までお読みいただきありがとうございました。