加湿空気清浄機を13年ぶりに買い換えた感想【ダイキン・ACK70Z-W】

居間で13年使っていた加湿空気清浄機の調子がおかしくなった。電源が時々入らなくなったのである。どこかの接点が接触不良になったのかもしれないが原因はよくわからない。この加湿空気清浄機はダイキンのACK70M-Wと言うモデルで2012年1月の購入して13年以上使っている。中のフィルター類も10年毎の交換が推奨されているからとっくに期限は過ぎている。もうそろそろ買い替え時かな?と思い、買い換えることにした。

13年黙々と働いてくれたダイキンACK70M-W。そろそろお別れの時がやってきたようだ。
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買い替え機種の選定

うちの居間は冬場は湿度が30%を下回ることもあるので加湿機能は必要不可欠だ。もちろん花粉やウイルス抑制も欲しいので空気清浄機能も必要。結果的に候補は1台で加湿と空気清浄の両方が可能な加湿空気清浄機になる。

設置場所のリビングは30畳くらいあってさらに吹き抜けもあるので湿度を上げるにはなかなか大変な部屋だと思う。今回も30畳位を目安に機種を選定してみた。価格コムで加湿空気清浄機を調べるとシャープかダイキンが人気メーカーみたいだ。

その中でダイキンACK70Z-Wというモデルが目に留まった。型番的に今使っているACK70M-Wの後継モデルじゃないかと思う。ただこの間13世代位モデルチェンジしてそうだけど。

今までダイキンの加湿空気清浄機を13年使ってきて使用感的に満足しているので、やはり次もダイキンがいいなと思っていたんだよね。個人的にはエアコンと空気清浄機のはダイキン買っておけば間違いなし!みたいなイメージがある。

ACK70Z-Wは2023年発売で2025年4月の今では最新モデルの1世代前のモデルに当たるが、最新モデルは約7万円に対してACK70Z-Wは4万円台で買えるのでかなりお買い得だ。かなり値段差があるが果たして新製品を買うメリットはあるのか?気になったのでスペックを調べてみた。

新旧モデルと使用中のモデルをスペック比較

最新モデル今回の購入候補モデル今まで使ってきたモデル
型番ACK705A-WACK70Z-WACK70M-W
発売時期2025年1月2023年3月2011年9月
最大適用床面積~31畳(~51m2)~31畳(~51m2)~30畳
タンク容量3.4L3.4L3.6L
加湿量/h700ml700ml600ml
消費電力空気清浄20W/
加湿空気清浄23W
空気清浄20W/
加湿空気清浄23W
空気清浄16W/
加湿空気清浄18W
寸法H760×W315×D315H760×W315×D315H610×W395×D287
重量12.5kg12.5kg12.5kg
その他加湿フィルター乾燥運転設定なし加湿フィルター乾燥運転設定あり
取説より転載

ちょっと嬉しいのは最新モデルと今回の購入候補モデルは、加湿能力が600ml⇒700ml/hに向上している点。あとは新旧モデルは形状的にのっぽでスリムになっている。

ただ最新モデルと今回の購入候補モデルでは見た所スペックが同じで違いが全く分からなかったので、両機種の取説を比較して調べてみたら・・・・

新旧モデルの違いは加湿フィルター乾燥運転設定の有無だけみたいだ

どうやら今回の購入候補モデルのACK70Z-Wには加湿フィルターの乾燥運転設定があり、しかもデフォルトでこの設定はオンの設定になっている。この設定がオンになっていると運転終了後加湿フィルターの乾燥運転を行うようになっている。もちろんこの設定はオフにすることも可能だ。

最新モデルのACK705A-Wではこの加湿フィルターの乾燥運転設定が無くなっており、加湿フィルターの乾燥運転は行われないようだ。新旧モデルの違いはこの点のみのようで、これだけ見ると最新モデルは却ってスペックダウンしているように思えなくもない。もしかしたらハードウエア的には違いはないのかもしれない。

ここからは推測なのだが、この加湿フィルターの乾燥運転はユーザーに不評だったので設定自体をなくしてしまったんじゃないのかな?

と言う訳で旧モデルのACK70Z-Wを買っても自分的には全く問題無いのでこの機種を買うことにした。

ただ旧モデルは在庫が無くなったら買えなくなのでその場合は↓の新モデルを買うことになる。

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買い替えした感想

左がACK-70M・右がACK70Z。ACK70Zの方がかなり大きい印象。確かに背は高いが逆に接地面積は少なくなっている。

最初に新旧2台並べてみた印象は、ACK70Zの方がかなり大きく感じた。デザインは新しいACK70Zは直線的でスマートなデザイン。それに対してACK-70Mの方は丸っこいデザイン。ニューモデルの方がおしゃれに見える。最近は角張ったデザインが流行りなのかな?まあ今から10年経てばACK70Zのデザインも古臭く感じるのかもしれない。

操作パネルもACK70Zはクールな感じですね。早速ACK70Zを動かしてみたら、最初に感じたのは静か!ってこと。におい、ほこり、PM2.5を検知していない状態(アイドル状態?)では、本当に静かですね。ただひとたび、センサーがにおい、ほこり、PM2.5を検知すると、それなりに音はするので、静と動のメリハリがきっちりしている感じを受けました。旧機種のACK70Mは常に動作音がしていた感じだったのでその点が違いかな。

ACK70Zは水タンクを外さなくても給水可能

旧モデルとの大きな違いは、水タンクを外さなくてもやかん等で給水できる点だ。給水の手間が減ってGOODな機能だと思う。

水タンクを外したところ。容量は3.4L。

もちろん水タンクを外して給水する従来の方法も可能。タンク容量は3.4Lで旧モデルは3.6Lだったので少し少ない。

今のところ、春になって空気も乾燥ししなくなってきているのでまだ加湿運転は試していないが機会があれば加湿運転の感想も追記する予定だ。

スマートフォン操作も試してみた。

個人的には加湿空気清浄器が無線LANに接続できてもなんか便利なことはあるのかなあ?と疑問に思っていたのだが物は試しなのでやってみることにした。

説明書を見ながら、まずは、スマホに「Daikin Smart App」をインストール。製品もスマホアプリに登録まではできた。

次に加湿空機清浄機を無線LANに接続を試みたのだが、全く繋がらない。調べてみると加湿空気清浄機が対応している暗号化方式が、WPAかWPA2なのに対し、無線ルーターの方でWPA2のネットワークを無効化していたので接続できなかったことが判明。無線ルーターの方でWPA2のネットワークを有効化したらめでたく接続することが出来た。

これでスマホを加湿空機清浄機のリモコンのように操作することで出来るようになった。あとは現在のの温度、湿度も確認が可能。センサーが反応した回数もグラフ表示する機能もある。1週間のスケジュール設定も出来る。人によっては便利な機能だと思う。僕は使わないかな。

DaikinSmartAppの
操作画面。リモコン操作が可能

あと外出中でも機器を操作できるみたいだが、外出中に加湿空機清浄機の操作が必要になるケースがあまりないような気もするなあ。エアコンならありそうだけど。

こういう機能があるのはいかにも「令和の家電」って感じがしますね。将来は家中のあらゆる家電が無線LANで繋がってお互い連携し合うようになるのかな?

まあそのことで具体的に何がどう便利になるのか、いまいちよくわからないのだけど・・。

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まとめ

まとめると、今回購入したACK70Zも、今まで使ってきたACK70M同様に、空調メーカーのダイキンだけあって買って間違いのない機種になっていると思う。

この機種もこれから10年以上リビングで、年中稼働しているのが当たり前の、正に空気のような存在なってたらいいなと思う。

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