たーぼうです。2024年からは新しいNISA制度が始まりますが、NISA枠を使ってどんな投資商品を購入するのかを考えてみました。メインは米国株式(S&P500)にして一部を高配当日本株で運用するつもりです。
新しいNISA制度と現行NISAの比較
新しいNISA制度は、現行に比べて投資限度額が大幅に増え、かつ非課税期間が無期限になります。詳しくは以下の記事に纏めていますので興味のある方はご参照ください。
新しいNISA制度で何を買うかを考えた結果。
新しいNISA制度は非課税期間を気にして売却を検討する必要が無くなった結果、より長期投資に向いた制度になったと言えます。(制度変更でもない限りは)NISA枠は一生消えないわけです。なので出来れば長期で成長が期待できる可能性が高いものに投資し、むやみに売らないのかベストの運用方法だと考えます。考えた結果、以下の通りに運用しようと考えます。尚枠については制度上最短な5年で埋めるつもりです。
メインは「eMaxis_slim_米国株式(S&P500)」にします
結果的には1800万の総枠の約75%はeMaxis_slim_米国株式(S&P500)になる予定です。
メインをeMaxis_slim_米国株式(S&P500)にした理由は、投資対象として中庸でセクターの偏りがなくリスクもほどほどであることから長期投資に向いている思うからです。個人的には、現時点では投資先としてはやはり今後も米国がベストだと考えました。
まず購入可能商品が金融庁指定の投信に限定される積立投資枠では、eMaxis_slim_米国株式(S&P500)を5年で600万円分購入します。基本的には毎月10万を購入する予定ですが、株価下落時には多めに買うかもしれません。
次に成長投資枠では、一般NISA枠で持っていた日本株の一部を買い直して引き続き保有します。残りの枠でeMaxis_slim_米国株式(S&P500)を購入します。日本株の中身はトヨタ、商社、メガバンクと言った高配当を安定的にいただけそうなものを選びたいなと思います。やはり配当が非課税になるのは良いですよね・・。
何故「全世界株」ではなく「米国株式」にしたのか?
尚、長期投資するなら米国株より全世界株の方がより分散されているのでベター(低リスク)だとする考え方もあるかと思います。それでも米国株式を選択した理由は、個人的には課税口座で、既に日本株、新興国株、欧州株を持っているので、全世界株を買うと既に保有している株とダブってしまうからなんですよね。
なので全世界株の米国株を除いた部分については、既に課税口座で保有している株に任せようと考えています。ポートフォリオ全体でみれば全世界株に投資しているのと同様と言ってもいいような構成になると考えています。
購入に必要な資金と購入後の運用方法は?
購入に必要な資金は、一般NISA枠や課税口座で保有している株や投信、債券等の売却資金がメインになりますが、それでも足りない分は預金から捻出します。新しいNISA制度の投資枠が全て埋まったら、万一世界情勢は激変しない限りは”基本ほったらかし”で運用する予定です。
尚、新しいNISA制度で保有している株や投信を売却した場合、その分が新たな購入可能枠として復活してくれるのは非常にありがたいですね。(現行の一般NISAでは売却した分の枠は消滅していました)
出口戦略について(最も効率的な「金のなる木」に手を付けるのは最後)
新しいNISA枠で運用する株・投信は、最も効率的な「金のなる木」だといえます。それを部分的だったとしても途中で売ってしまってはせっかくの「金のなる木」の成長を削いでしまいます。ここは長期投資でじっくり育てることが重要だと考えます。
なので「出来るだけ売らない」こととします。もしお金が必要になったら、課税枠で運用している株・投信・債券等から先に売りたいと思います。新しいNISA枠で運用してる株・投信に手を付けるのは一番最後ですね。
現行の一般NISA枠で運用中の株や投信をどうするか?
たーぼうは現在一般NISAで日本株と投信をほぼ投資枠をフルに使って運用していますが、一般NISAは2024年以降は新規購入枠は無くなり、過去に一般NISA枠で買った株や投信も最長2027年までで非課税期間が無くなります。
2019年に買ったものは2023年(つまり今年)で非課税期間終了、2023年の枠(2018年購入分をロールオーバーしたもの)は、2027年で非課税期間が終了します。たーぼうの一般NISA枠で保有中の株や投信を下表の通りです。
一般NISA枠で保有の株・投信はすべて非課税期間中に売却する
本当は一般NISA枠で保有している株や投信をそのまま新しいNISA枠に移管してくれるサービスがあれば良いのですが、それは出来ないそうです。と言う訳でたーぼうは非課税期間内で、保有している株や投信を全て売却することにしました。(ちなみに仮に非課税期間中に株や投信を売却しなかった場合は、自動的に課税口座に移管されます)
例えば上表で言えば、まずは2023年中に、ENEOS(200株)、三井物産(300株)、三菱UFJ(300株)、eMaxis_slimバランス、ニッセイ外国株式インデックスファンドといった株や投信を売却します。翌年には2024年までで非課税枠が終了するものを売ります。
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最後までお読みいただきありがとうございました。投資は自己責任、自己判断にてお願いいたします。